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公開番号
2025022394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126926
出願日
2023-08-03
発明の名称
物品振分判定装置
出願人
株式会社イシダ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B07C
5/04 20060101AFI20250206BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】後段の通過口に物品が詰まることを抑制できる物品振分判定装置を提供する。
【解決手段】物品振分判定装置50は、物品Gを搬送する搬送部5と、搬送部5により搬送されている物品Gの大きさに関する第1情報を取得するX線検出部7と、通過シュート36の広さに関する第2情報を取得する記憶部10Eと、第1情報及び第2情報に基づいて物品Gが通過シュート36で詰まると判定される場合に、当該物品Gを搬送部5から振り分ける振分け信号を出力する制御部10と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送されている前記物品の大きさに関する第1情報、及び、前記搬送部の下流において前記物品が通過する通過口の広さに関する第2情報と、を取得する取得部と、
前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記物品が前記通過口で詰まると判定する場合に、当該物品を前記搬送部から振り分ける振分け信号を出力する制御部と、を備える、物品振分判定装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記搬送部には、前記物品を切断加工して物品片を生成する切断装置が配置され、
前記制御部は、
前記第1情報に基づき、前記物品を切断した際の物品片の大きさに関する第3情報を求め、
前記第2情報と前記第3情報とを比較した結果、前記物品が前記通過口で詰まると判定される場合に、前記振分け信号を出力する、請求項1に記載の物品振分判定装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記切断装置よりも上流側に配置される振分装置に対して、前記振分け信号を出力し、切断加工前の前記物品を前記搬送部から振り分けさせる、請求項2に記載の物品振分判定装置。
【請求項4】
前記第2情報は、前記搬送部の下流に配置される組合せ計量装置又は縦型包装装置が有する部材の通過口の広さに関する情報である、請求項1に記載の物品振分判定装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記搬送部から振り分けられた1又は複数の前記物品の重量を除く、前記搬送部により所定時間あたりに搬送される前記物品の総重量を取得し、前記搬送部の下流に配置される物品処理装置の設定を制御する、請求項1又は2に記載の物品振分判定装置。
【請求項6】
前記搬送部により搬送されている前記物品に対してX線を照射するX線照射部と、
前記物品を透過した前記X線を検出する検出部と、
前記検出部によって検出した前記X線に基づき透過画像を生成し、生成した前記透過画像により前記物品を検査する検査部と、をさらに備え、
前記取得部は、前記透過画像に基づき前記第1情報を取得し、
前記制御部は、前記検査の結果、異常であると判定した場合にも前記物品を前記搬送部から振り分ける振分け信号を出力する請求項1に記載の物品振分判定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、物品振分判定装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
物品振分判定装置に関する技術として、例えば、特許文献1には、搬送部により搬送されている物品を透過したX線の線量を検出し、当該検出結果に基づいて物品が良品か不良品かの検査を行うX線検査装置が記載されている。特許文献1に記載されたX線検査装置は、X線検査装置の下流に設けられた振り分け機構に検査結果を送り、振り分け機構により良品と不良品との振り分けを実施させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-152127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した技術では、物品が大きい場合、搬送部の後段における通過口(例えば、計量包装システムにおける通過シュート等)に当該物品が詰まる可能性がある。
【0005】
そこで、本発明の一側面は、後段の通過口に物品が詰まることを抑制できる物品振分判定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る物品振分判定装置は、物品を搬送する搬送部と、搬送部により搬送されている物品の大きさに関する第1情報、及び、搬送部の下流において物品が通過する通過口の広さに関する第2情報と、を取得する取得部と、第1情報及び第2情報に基づいて、物品が通過口で詰まると判定する場合に、当該物品を搬送部から振り分ける振分け信号を出力する制御部と、を備える。
【0007】
この物品振分判定装置では、物品が通過口の広さよりも大きい場合、制御部において物品が通過口で詰まると判定され、振分け信号が出力される。よって、当該振分け信号に基づき振分装置を動作させることで、通過口の広さよりも大きい物品を搬送部から振り分けて排除することができる。したがって、後段の通過口に物品が詰まることを抑制することが可能となる。
【0008】
(2)上記(1)に記載された物品振分判定装置では、搬送部には、物品を切断加工して物品片を生成する切断装置が配置され、制御部は、第1情報に基づき、物品を切断した際の物品片の大きさに関する第3情報を求め、第2情報と第3情報とを比較した結果、物品が通過口で詰まると判定される場合に、振分け信号を出力してもよい。この場合、物品が通過口で詰まるか否かを精度よく判定することができ、後段の通過口に物品が詰まることを確実に抑制することが可能となる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)に記載された物品振分判定装置では、制御部は、切断装置よりも上流側に配置される振分装置に対して、振分け信号を出力し、切断加工前の物品を搬送部から振り分けてもよい。物品が所定の規格サイズより大きい場合、切断加工をして生成される物品片も相対的に大きくなるため、切断前の物品を搬送部から振り分けることで詰まり発生を防止できる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか一項に記載された物品振分判定装置では、第2情報は、搬送部の下流に配置される組合せ計量装置又は縦型包装装置が有する部材の通過口の広さに関する情報であってもよい。この場合、搬送部の下流に配置される組合せ計量装置又は縦型包装装置の通過口に物品が詰まることを抑制することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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