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公開番号
2025061774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025010009,2021103439
出願日
2025-01-23,2021-06-22
発明の名称
粉粒体中の異物の検査・排出装置
出願人
日新化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B07C
5/342 20060101AFI20250403BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】粉粒体中へ混入した異物の検出を検査サンプルの全量に亘って行うことができると共に、検出された異物を選別、排出することができる技術を提供する。
【解決手段】粉粒体を所定の速度で水平方向に搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトの上方に配置され、粉粒体を収容するホッパーと、ホッパーの下端開口部に連結させて配置されており、ホッパーに収容された粉粒体を搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給手段と、搬送ベルト上に供給された粉粒体を上方から撮像する撮像手段と、撮像結果に基づいて異物の有無を判定する異物有無判定手段と、検出された異物を、異物近傍の粉粒体と共に、搬送ベルト上から系外に排出する異物排出手段を備え、ホッパーが複数設けられており、ホッパーを順次切り替えて、粉粒体供給手段に粉粒体を落下させるオートチェンジャーを備えている粉粒体中の異物の検査・排出装置。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
粉粒体を所定の速度で水平方向に搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの上方に配置され、粉粒体を収容するホッパーと、
前記ホッパーの下端開口部に連結させて配置されており、前記ホッパーに収容された前記粉粒体を前記搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給手段と、
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を上方から撮像する撮像手段と、
撮像結果に基づいて、異物の有無を判定する異物有無判定手段と、
前記異物が検出された場合に、検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に、前記搬送ベルト上から系外に排出する異物排出手段とを備え
、
前記ホッパーが複数設けられており、
前記ホッパーを順次切り替えて、前記粉粒体供給手段に前記粉粒体を落下させるオートチェンジャーを備え
ていることを特徴とする粉粒体中の異物の検査・排出装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記粉粒体供給手段が、
前記ホッパーの下方に配置され、軸方向に複数本の溝が形成されたローラを備えており、
前記ホッパーから前記ローラに供給された所定量の前記粉粒体を、前記ローラを回転させて前記搬送ベルト上に落下させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
【請求項3】
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を、所定の厚みの薄層に形成する薄層形成手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
【請求項4】
前記薄層形成手段が、
前記搬送ベルト上方に所定のクリアランスを設けて配置された円筒状のローラを備えており、
前記搬送ベルトにより搬送される前記粉粒体を、前記円筒状のローラを回転させて押圧することにより薄層に形成するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
【請求項5】
前記撮像手段が、
全方向からの光により前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を照明するドーム照明装置を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
【請求項6】
前記異物排出手段が、
前記搬送ベルト上方に設けられた吸引ダクトを備えており、
前記吸引ダクトにより、検出された前記異物を前記異物近傍の前記粉粒体と共に吸引して系外に排出するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の粉粒体中の異物の検査・排出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉粒体中の異物の検査・排出装
置に
関し、より詳しくは、医薬品、食品、セラミックス等の製品、中間製品または原材料である粉粒体(粉末または粒状物)中へ混入した異物の検査・排出装
置に
関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
医薬品、食品、セラミックス製品等の分野では、製造時、品質管理の一環として、粉粒体中への異物の混入の有無について、日常的に、抜き取り検査を行っている。
【0003】
このような粉粒体中の異物の混入を検査する検査装置として、例えば、特許文献1に示すような異物検査装置がある。
【0004】
具体的には、内部に昇降部材を備える収容体に検査サンプル(医薬品の場合には「検体」とも呼ばれる)の粉粒体を収容し、収容された検査サンプルの表面をカラーCCDカメラ等の光学的手段を用いて撮像することにより、明度や色調等の差に基づいて異物を検出する。そして、撮像の終了後は、昇降部材を上昇させて検査済みの粉粒体の表面をスクレーパーで掻き取って、新たに露出した表面を撮像する。この工程を順次繰り返すことにより、結果的に、広い範囲で異物の検出を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3750017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記した異物検査装置の場合、その機構上、収容体の底部に残る粉粒体については検査が難しく、検査サンプルの全量に亘って検査することができなかった。
【0007】
また、この異物検査装置は、単に粉粒体中における異物の混入の有無を検査するだけであり、検出された異物を選別して排出することは行われていなかった。また、検査後の検査サンプルは、全てがそのまま廃棄されていたため、廃棄ロスも多かった。
【0008】
そこで、本発明は、粉粒体中へ混入した異物の検出を検査サンプルの全量に亘って行うことができると共に、検出された異物を選別、排出することができる異物の検査・排出技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記課題の解決について鋭意検討を行い、以下に記載する発明により上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】
請求項1に記載の発明は、
粉粒体を所定の速度で水平方向に搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの上方に配置され、粉粒体を収容するホッパーと、
前記ホッパーの下端開口部に連結させて配置されており、前記ホッパーに収容された前記粉粒体を前記搬送ベルト上に落下させて供給する粉粒体供給手段と、
前記搬送ベルト上に供給された前記粉粒体を上方から撮像する撮像手段と、
撮像結果に基づいて、異物の有無を判定する異物有無判定手段と、
前記異物が検出された場合に、検出された前記異物を、前記異物近傍の前記粉粒体と共に、前記搬送ベルト上から系外に排出する異物排出手段とを備え
、
前記ホッパーが複数設けられており、
前記ホッパーを順次切り替えて、前記粉粒体供給手段に前記粉粒体を落下させるオートチェンジャーを備え
ていることを特徴とする粉粒体中の異物の検査・排出装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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