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公開番号
2025087708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2025019819,2020057795
出願日
2025-02-10,2020-03-27
発明の名称
識別装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B07C
5/10 20060101AFI20250603BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】形態情報を含む検体の性状に基づいて正確に弁別が可能な制御信号を生成することが可能な識別装置を提供する。
【解決手段】搬送部により所定の搬送速度で搬送される検体の性状を識別する識別装置であって、前記検体が含有する材料を識別し前記検体の搬送方向の長さを取得する識別部と、前記長さに対応する所定の強度で弁別動作を行うように弁別装置を制御する制御信号を生成する指令部と、を有し、前記指令部は、前記長さあたりの前記弁別動作の強度を、前記長さに応じて変化させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送部により所定の搬送速度で搬送される検体の性状を識別する識別装置であって、前記検体に含まれる材料を識別し前記検体の搬送方向の長さを取得する識別部と、前記長さに対応する所定の強度で弁別動作を行うように弁別装置を制御する制御信号を生成する指令部と、を有し、前記指令部は、前記長さあたりの前記弁別動作の強度を、前記長さに応じて変化させることを特徴とする識別装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記指令部は、前記長さあたりの前記弁別動作の強度を、前記長さの減少に応じて増加させる請求項1に記載の識別装置。
【請求項3】
前記弁別動作の強度は、前記検体を弁別する動作時間を含む請求項1または2に記載の識別装置。
【請求項4】
前記弁別動作は、流体の吐出を含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載の識別装置。
【請求項5】
前記弁別動作の強度は、前記流体の吐出時間、前記流体の吐出速度、前記流体の吐出流量の少なくともいずれかを含む請求項4に記載の識別装置。
【請求項6】
前記流体は、空気、窒素、不活性ガス、水の少なくともいずれかを含む請求項4または5に記載の識別装置。
【請求項7】
前記識別部は、前記搬送部または前記検体からの光を採光する採光部を有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の識別装置。
【請求項8】
前記識別部は、前記採光部により採光された光の分光情報を取得する取得部を有する請求項7に記載の識別装置。
【請求項9】
前記採光部は、所定のサンプリング周期で採光する請求項8に記載の識別装置。
【請求項10】
前記長さを取得する測長部をさらに備える請求項9に記載の識別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検体の性状を識別する識別装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
分光分析を利用して光学的に検体の性状を識別する識別装置が知られている。かかる識別装置は、検体が搬送される搬送路の途中に配置されることで、製造物の検査、廃棄物の分別、等に利用される。
【0003】
分光分析は、スループットを制限する真空減圧工程、雰囲気制御工程、液中への浸漬処理工程、乾燥工程に係る雰囲気管理工程を、必ずしも必要とせず、大気雰囲気下で検体の性状を識別できる点で、近年、廃棄樹脂の分別への適用が試みられている。
【0004】
分光分析は、入射光に対する検体の吸光スペクトルを取得する吸収分光と、入射光に対する検体の散乱スペクトルを取得する散乱分光、が知られている。散乱分光は、透過光を利用しないので光減衰の影響を受け難いため検体のサイズ、透過率にばらつきのある廃棄物の識別において利用されている。
【0005】
識別の対象となる検体の性状は、材料、物性を含む特性情報と、サイズ、形状、姿勢を含む形態情報と、が含まれる。弁別まで含めた高いスループットで検体を識別するためには、特性情報と形態情報との双方の性状が紐づけられて取得される場合がある。
【0006】
検体の形状を取得するために、検体像を撮影するカメラと、分光識別ユニットと、を組み合わせて、検体の材質と大きさとを識別する識別装置が知られている。特許文献1は、複数の検体が載置されたベルトコンベア上の所定の領域を採光し分光情報を取得する分光ユニットと、分光ユニットの採光領域の搬送方向下流側の所定領域を撮影するビデオカメラと、を備える廃棄物選別装置を開示している。
【0007】
識別された検体を、所定のターゲット条件を参照し検体の性状が満たすか否かにより仕分ける仕分け装置が知られている。特許文献2は、廃棄瓶を搬送方向に一列に整列させて搬送する搬送部と、搬送される廃棄瓶を撮像するカメラと、重心位置を推定する画像処理装置と、廃棄瓶に圧縮空気を吹き付けるバルブ駆動装置と、を有する廃棄瓶の仕分け装置を開示している。特許文献2の仕分け装置は、カメラ画像により取得した廃棄瓶の色とサイズに基づいて、廃棄瓶の種類と重心を識別し、廃棄瓶の重心に向けて圧縮空気を放出し弁別することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特表2002-540397号公報
特開平11-197609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献2に係る識別装置において、識別した検体のサイズに依存して検体の質量と検体の重心が弁別動作領域を通過する時刻の推定値を調整する必要がある。しかしながら、特許文献2に係る識別装置において、検体の識別を厳密に行い、検体の質量と通過時刻の推定を行い、推定した検体の質量と通過時刻に基づいて弁別したとしても、検体を必ずしも正確に仕分けることが出来ない場合があった。かかる誤弁別には、圧縮空気の吐出による弁別を行う場合に、検体のサイズ、または、比重が小さい場合に弁別の正確性が低下する場合があることが確認された。
【0010】
本願発明は、形態情報を含む検体の性状に基づいて正確に選別が可能な制御信号を生成することが可能な識別装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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