TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025013231
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024107696
出願日2024-07-03
発明の名称分別システム及び分別方法
出願人株式会社タクマ
代理人個人,個人
主分類B07C 5/342 20060101AFI20250117BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】びん及びカレットを色別に分別する分別システム及び分別方法を提供すること。
【解決手段】分別システムは、びん及びカレットの双方が含まれる混合物を前記びんと前記カレットとに分離する分離装置と、前記分離装置の後段に設けられ分離された前記びんを色毎に分別するびん分別装置と、前記分離装置の後段に設けられ分離された前記カレットを色毎に分別するカレット分別装置とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
びん及びカレットの双方が含まれる混合物を前記びんと前記カレットとに分離する分離装置と、
前記分離装置の後段に設けられ分離された前記びんを色毎に分別するびん分別装置と、
前記分離装置の後段に設けられ分離された前記カレットを色毎に分別するカレット分別装置と
を備える分別システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記びん分別装置は第1制御部を備え、
前記第1制御部は、
搬送台により搬送される分離された前記びんのびん画像を取得し、
びん画像を入力した場合に無色、茶色及びその他の色を含むびん色に関するびん色情報を出力するよう学習された第1学習モデルに、取得したびん画像を入力することにより、びん色情報を出力し、
前記びん色情報に基づき、前記びんを無色、茶色及びその他の色に分別する第1分別機構を備える
請求項1に記載の分別システム。
【請求項3】
前記カレット分別装置は第2制御部を備え、
前記第2制御部は、
搬送台により搬送される分離された前記カレットのカレット画像を取得し、
カレット画像を入力した場合に無色、茶色、その他の色及びラベル付きを含むカレット色に関するカレット色情報を出力するよう学習された第2学習モデルに、取得したカレット画像を入力することにより、カレット色情報を出力し、
前記カレット色情報に基づき、前記カレットを無色、茶色、その他の色及びラベル付きに分別する第2分別機構を備える
請求項1又は請求項2に記載の分別システム。
【請求項4】
前記混合物は袋に収納されており、
前記分離装置の前段に設けられ、前記袋を破る破袋装置
を更に備える
請求項1又は請求項2に記載の分別システム。
【請求項5】
前記第1分別機構により分別された無色の前記びん及び前記第2分別機構により分別された無色の前記カレットを回収する第1回収容器と、
前記第1分別機構により分別された茶色の前記びん及び前記第2分別機構により分別された茶色の前記カレットを回収する第2回収容器と、
前記第1分別機構により分別されたその他の色の前記びん及び前記第2分別機構により分別されたその他の色の前記カレットを回収する第3回収容器とを備える
請求項2を引用する請求項3に記載の分別システム。
【請求項6】
前記びん色情報は確信度が含まれており、該確信度が閾値以下の場合、前記びん画像を記憶し、
所定の期間内に記憶した画像の枚数を色毎に出力する
請求項2に記載の分別システム。
【請求項7】
前記第2学習モデルは、無色カレット画像、茶色カレット画像、その他の色のカレット画像及びラベルが付着したままのラベル付きカレット画像と、正解ラベルとを含む訓練データにより学習されている
請求項3に記載の分別システム。
【請求項8】
前記第2分別機構により、ラベル付きと分別された前記カレットを、前記カレット分別装置へ再搬入する搬入機構を更に備える
請求項3に記載の分別システム。
【請求項9】
前記カレット分別装置は、
分離された前記カレットから無色のカレットを分別する上段第2分別装置と、
前記上段第2分別装置で分別されずに落下したカレットから茶色のカレットを分別する中段第2分別装置と、
前記中段第2分別装置で分別されずに落下したカレットからその他の色のカレットを分別する下段第2分別装置と、
前記上段第2分別装置の後段に設けられ、前記上段第2分別装置で分別されたカレットから無色のカレットを再度分別する上段第3分別装置と、
前記中段第2分別装置の後段に設けられ、前記中段第2分別装置で分別されたカレットから茶色のカレットを再度分別する中段第3分別装置と
を備える請求項1に記載の分別システム。
【請求項10】
前記カレットの全体に対するラベル付きと分別された前記カレットの割合が、所定の閾値以下となるまで、ラベル付きと分別された前記カレットを、前記カレット分別装置へ再搬入する
請求項8に記載の分別システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、びん及びカレットを色別に分別する分別システム及び分別方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
容器包装リサイクル法により、行政サービスとして、容器包装を収集する市区町村は、容器包装を所定のルールで分別した上で、再商品化事業者へ引き渡すことになっている。容器包装の中で、ガラスびんについては、色別(無色・茶色・その他色)に分別することが求められている。
【0003】
従来は手作業でガラスを色別(無色・茶色・その他色)に分別していたが、割れたガラスを扱う危険作業であることや労働人口減少に伴う人手不足といったことから、自動化が求められている。例えば、特許文献1には、割れていないガラスびんを自動分別するシステムが提案されている。特許文献2には、割れたガラスびん(以下、「カレット」という。)を自動分別するシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-93204号公報
特開2021-015080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のガラスびんを自動分別するシステムはカレットの分別は行えず、従来のカレットを自動分別するシステムはびんの分別は行えない。そのため、ガラスびんの収集物にカレットが混在していた場合、びんとカレットとの分離が必要となる。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。その目的は、びん及びカレットを色別に分別する分別システム及び分別方法の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の一態様に係る分別システムは、びん及びカレットの双方が含まれる混合物を前記びんと前記カレットとに分離する分離装置と、前記分離装置の後段に設けられ分離された前記びんを色毎に分別するびん分別装置と、前記分離装置の後段に設けられ分離された前記カレットを色毎に分別するカレット分別装置とを備える。
【0008】
本願の一態様にあっては、びん及びカレットを色別に分別することが可能となる。
【0009】
本願の一態様に係る分別システムにおいて、前記びん分別装置は第1制御部を備え、前記第1制御部は、搬送台により搬送される分離された前記びんのびん画像を取得し、びん画像を入力した場合に無色、茶色及びその他の色を含むびん色に関するびん色情報を出力するよう学習された第1学習モデルに、取得したびん画像を入力することにより、びん色情報を出力し、前記びん色情報に基づき、前記びんを無色、茶色及びその他の色に分別する第1分別機構を備える。
【0010】
本願の一態様にあっては、びん画像を第1学習モデルに入力し、第1学習モデルが出力したびん色情報に基づき、びんを無色、茶色及びその他の色に分別するので、精度良くびんを分別することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社オクノコトー
分別装置
3か月前
株式会社キンキ
振動篩装置
2か月前
株式会社スズ建
自走式ふるい選別装置
3日前
株式会社パウレック
粉粒体の検査選別装置
3日前
株式会社パウレック
粉粒体の検査選別装置
3日前
株式会社タクマ
分別システム及び分別方法
16日前
大仲建設株式会社
汚泥処理装置
10日前
荏原環境プラント株式会社
分級装置
2か月前
UBE三菱セメント株式会社
粉粒体分級装置
4か月前
株式会社村田製作所
外観選別装置
3か月前
水星生醫股分有限公司
振動分離装置
1か月前
住友金属鉱山株式会社
フレキシブルジョイント機構
2か月前
株式会社豊田中央研究所
自動選別装置
4か月前
株式会社サタケ
検査装置および選別装置
23日前
TOPPANホールディングス株式会社
選果装置
2か月前
株式会社エヌ・クラフト
廃棄物管理システム
23日前
アンリツ株式会社
X線検査システムおよびそのキャリブレーション方法
4か月前
TOPPANホールディングス株式会社
搬送装置、移載装置及び搬送方法
3か月前
株式会社服部製作所
棒状食品の移送部および棒状食品選別機
1か月前
株式会社ダウォン産業
エアパルスを利用して廃棄物にくっ付いた夾雑物を分離及び除去する選別コンベヤ
4日前
レイトラム,エル.エル.シー.
小荷物の検出とインテリジェントな仕分け
17日前
サンコール インダストリーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
粒子状炭素材料とそれらを分離する方法
17日前
日立Astemo株式会社
車載画像処理装置
9日前
株式会社シロハチ
真空チャンバ
3か月前
日本放送協会
アントラセン誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置
1か月前
日本放送協会
アントラセン誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置
1か月前
日本放送協会
アントラセン誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置
1か月前
日本放送協会
アントラセン誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置
1か月前
日本放送協会
ジメチルアクリジン誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置
4か月前
インヒブルクス インコーポレイテッド
CD33結合性ポリペプチド及びその使用
3か月前