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公開番号
2024173555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023117227
出願日
2023-07-19
発明の名称
振動分離装置
出願人
水星生醫股分有限公司
代理人
弁理士法人湘洋特許事務所
主分類
B07B
1/28 20060101AFI20241205BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】3Dプリンティングプロセスで錠剤を形成する過程において発生した残留粉末を錠剤から分離する工程を大幅に短縮できる振動分離装置を提供する。
【解決手段】ベース台10と、弾性支持部品11と、少なくとも1つのハウジングアセンブリ12と、スクリーン15と、排出口122と開口部品13とを備える振動分離装置1において、弾性支持部品11の一端は、ベース台10に対応し、ハウジングアセンブリ12は、篩分け物を収容可能な第1空間1200と第2空間1210とが連通し、ハウジングアセンブリ12の下部は、弾性支持部品11の他端に対応して組み合わされ、スクリーン15は、第1および第2空間を分離するためにハウジングアセンブリ12内に配置され、取り外し可能でハウジングアセンブリ12と組み立てられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
振動分離装置において、
ベース台と、弾性支持部品と、少なくとも1つのハウジングアセンブリと、スクリーンと、排出口と、開口部品とを含み、
前記弾性支持部品の一端がベース台上に対応して配置され、
前記ハウジングアセンブリは、互いに連通する第1空間と第2空間を有し、ハウジングアセンブリは篩分け物を収容することができ、ハウジングアセンブリの下部は弾性支持部品の他端と対応して結合され、ハウジングアセンブリはベース台に揺動可能に接続され、
前記スクリーンは、第1および第2空間を分離するためにハウジングアセンブリ内に対応して配置され、スクリーンはハウジングアセンブリに取り外し可能に組み立てられ、
前記排出口は、前記ハウジングアセンブリの外周側に形成され、前記第1空間に連通し、篩分け物を外部に排出し、
前記開口部品がハウジングアセンブリの上方に対応して配置され、開口部品は第1空間および第2空間と連通し、篩分け物は開口部品を通ってハウジングアセンブリ内に入れられる
振動分離装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記ハウジングアセンブリは、着脱可能な組み合わせで互いに対応する第1ハウジングと第2ハウジングとをさらに備え、第1ハウジングは第1空間を形成し、第2ハウジングは第2空間を形成し、前記スクリーンは第1及び第2のハウジングの間に配置される、請求項1に記載の振動分離装置。
【請求項3】
前記第1ハウジングの外周縁は外側に突出して第1フランジを形成し、前記第2ハウジングの外周縁はさらに外側に突出して第2ランジを形成し、前記バッファ部品が前記第1及び第2フランジにクランプされる、請求項2に記載の振動分離装置。
【請求項4】
前記バッファ部品とスクリーンとが単体又は非一体構造状態である、請求項3記載の振動分離装置。
【請求項5】
前記ハウジングアセンブリは、第1固定部品をさらに有し、前記ベース台と第2ハウジングとが第1固定部品を介して固定される、請求項2記載の振動分離装置。
【請求項6】
前記ハウジングアセンブリは、第2固定部品をさらに有し、前記バッファ部品と第1および第2ハウジングとが第2固定部品を介して固定される、請求項3に記載の振動分離装置。
【請求項7】
前記開口部品の上方に供給アセンブリがさらに設けられ、前記供給アセンブリが上方に延びて延長部を形成し、篩分け物の拡散を防止し、ハウジングアセンブリへの篩分け物の流れを加速するために用いられる、請求項1に記載の振動分離装置。
【請求項8】
前記ベース台内部に圧力調整弁がさらに設けられ、該圧力調整弁は圧力調整装置に接続することができる、請求項1に記載の振動分離装置。
【請求項9】
前記ベース台内部に、ハウジングアセンブリを振動させる振動装置がさらに設けられ、前記ハウジングアセンブリ内の篩分け物を振動させて選別できる、請求項1に記載の振動分離装置。
【請求項10】
さらに可動部品を有し、前記ベース台は、可動部品に前後にスライドして取り付けられる、請求項1に記載の振動分離装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分離装置であって、特に製造プロセスを大幅に短縮することができる振動分離装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
「積層製造」としても知られる3Dプリンティング技術は、コンピューター制御の下で原材料を絶えず追加および積層するプロセスである。科学技術の進歩と発展に伴い、過去10年間で、3Dプリンティングは、食品、衣類、住宅、交通から人文科学や芸術、家庭用アクセサリーから環境再建、自動車部品からロケットシェルまで、多くの分野で徐々に応用されるようになった。利点は、生産が速く、製造プロセスの時間とコストが大幅に削減されることである。最近では、3Dプリンティングは、移植臓器、デバイス、医薬品の製造などの医療分野にも応用されている。
【0003】
従来の機械的に加圧で錠剤を作成するのとは異なり、3Dプリンターは積層の概念を使用して、最初に薬の粉末の層を印刷し、次に薬の粉末の粘着成分の層を印刷し、次に重ねて薬の粉末の層を印刷し、類推すると、錠剤は層ごとに形成される。この技術によって製造された薬物は、多孔質の内部構造を有し、内部表面積が大きいため、少量の水で短時間で溶けることができる。水を少し一口飲むだけで錠剤を素早く分散させることができるため、飲み込みにくい人にとっては非常にありがたいことである。
【0004】
さらに、3Dプリンティングプロセスでは、印刷ステップの層の間にさまざまなフレーバー補正剤を追加できるため、従来よりも豊富で多様なフレーバー補正製品を提供できる。さらに、3Dプリンティング技術により、患者の状態に応じて薬の投与量を調整することも可能となり、個別化医療の分野における大きな進歩といえる。
【0005】
しかし、3Dプリンティングプロセスで錠剤を形成する過程では、粉末の層と粉末の粘着成分の層が絡み合って錠剤を形成するため、製造プロセスで多くの残留粉末が発生し、残留粉末は、ブラシなどで錠剤から払い落とされるが、かなりの時間がかかり、製造コストが増加する。
【0006】
したがって、上記の一般的な問題と欠点をどのように解決するかが、この業界に従事する関連メーカーが研究し、改善する方向である。
【発明の概要】
【0007】
したがって、上記の問題を効果的に解決するために、本発明の主な目的は、製造プロセスを大幅に短縮できる振動分離装置を提供することにある。
【0008】
本発明の第2の目的は、錠剤への損傷を回避する振動分離装置を提供することにある。
【0009】
本発明の第3の目的は、振動分離装置の振動振幅を低減する振動分離装置を提供することにある。
【0010】
本発明の第4の目的は、周辺環境及び周辺装置に影響を与えない振動分離装置を提供することにある。
(【0011】以降は省略されています)
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