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公開番号
2024167956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084298
出願日
2023-05-23
発明の名称
振動篩装置
出願人
株式会社キンキ
代理人
個人
,
個人
主分類
B07B
1/28 20060101AFI20241128BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】耐久性があり、網体の交換作業を簡単に行うことができる振動篩装置を提供すること。
【解決手段】クランピングバー3に、クランピングボルト4を着脱するための開口部31を形成するとともに、開口部31の背面側に、開口部31から後退した位置にクランピングボルト4の座面32cを備えた座部材32を配設し、座部材32をクランピングボルト4によってフレーム11に固定することにより、クランピングバー3をフレーム11に固定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
網体のフック部にクランピングバーを係止し、該クランピングバーをクランピングボルトによってフレームに固定するとともに、網体の下面をクッション材を介してフレームに支持して、網体を取り付けるようにした振動篩装置において、前記クランピングバーに、クランピングボルトを着脱するための開口部を形成するとともに、該開口部の背面側に、該開口部から後退した位置にクランピングボルトの座面を備えた座部材を配設し、座部材をクランピングボルトによってフレームに固定することにより、クランピングバーをフレームに固定するようにしたことを特徴とする振動篩装置。
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【請求項2】
前記クランピングバーの断面形状を、一端側が屈曲したJ字状に形成し、一端側の屈曲部分を網体のフック部に係止するとともに、直線部分が上向きの傾斜面となるように、クランピングバーを取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の振動篩装置。
【請求項3】
前記クランピングボルトが六角ボルトからなり、該六角ボルトを座部材のボルト挿通孔に挿通した状態で、六角ボルトの回転が規制されるように座部材を形成するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動篩装置。
【請求項4】
前記クランピングバーを固定するフレームに、クランピングボルトを着脱するための点検窓を形成するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動篩装置。
【請求項5】
網体のフック部にクランピングバーを係止し、該クランピングバーをクランピングボルトによってフレームに固定するとともに、網体の下面をクッション材を介してフレームに支持して、網体を取り付けるようにした振動篩装置において、前記クッション材に、金属製のライナー部材を装着し、網体とクッション材とが直接接触しない構造としたことを特徴とする振動篩装置。
【請求項6】
前記ライナー部材の断面形状を、中心角が180°以上の円弧形状に形成してなることを特徴とする請求項5に記載の振動篩装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動篩装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
振動篩装置は、土砂、骨材、がれき、焼却灰、建設混合廃棄物、廃棄物のリサイクル等の幅広い用途で、処理物を粒度選別するために用いられる。
【0003】
そして、振動篩装置は、目的に応じた開口寸法の網体を取り付けて使用されるが、処理物が重量物であり処理量も多くなるため、網体は、適度の張力を保って取り付けることが重要となる。
【0004】
また、処理物の処理量は、時間当たり数トン~数十トンにも及ぶケースもあり、このような場合、大きな振動篩装置が採用され、その網体の重量も大きくなるため、網体の交換作業を容易に実施できる構造であることが望まれる。
【0005】
ところで、従来から汎用されている振動篩装置は、網体のフック部にクランピングバーを係止し、クランピングバーをクランピングボルトによってフレームに固定するとともに、網体の下面をクッション材を介してフレームに支持して、網体を取り付けるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-65948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来の振動篩装置には、以下の問題があった。
・クランピングボルトに使用している丸頭のボルトは、丸頭がクランピングバーの表面に露出して処理物が直接接触するため、摩耗しやすく、耐久性に乏しいこと。
・振動篩装置は、処理物を搬送しながら篩分けをするようにしているが、処理物の流れ方向に障害物を設けないようにするために、クランピングボルトに丸頭の特殊なボルトを使用しており、ボルトの破損や紛失の際の入手が困難な場合があること。
・クランピングバーは、取り付けた状態で上面が水平となり、当該箇所に処理物が溜まりやすく、網体の交換作業時の清掃に手間がかかること。
・2段以上の網体を備えた振動篩装置の場合、下段の網体は、それより上にある網体を外さなければ交換作業ができないこと。
・網体は重量物のため、網体の交換作業時に装置側に網を預けながらスライド移動をしたいが、網体を支持するクッション材はゴム製のため、スライドしても摩擦により滑りにくく、また過剰な力を無理にかけると部品が損傷したり、ヘタリを起こす懸念があること。
【0008】
本発明は、上記従来の振動篩装置の有する問題点を解消して、耐久性があり、網体の交換作業を簡単に行うことができる振動篩装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の振動篩装置は、網体のフック部にクランピングバーを係止し、該クランピングバーをクランピングボルトによってフレームに固定するとともに、網体の下面をクッション材を介してフレームに支持して、網体を取り付けるようにし
た振動篩装置において、前記クランピングバーに、クランピングボルトを着脱するための開口部を形成するとともに、該開口部の背面側に、該開口部から後退した位置にクランピングボルトの座面を備えた座部材を配設し、座部材をクランピングボルトによってフレームに固定することにより、クランピングバーをフレームに固定するようにしたことを特徴とする。
【0010】
この場合において、前記クランピングバーの断面形状を、一端側が屈曲したJ字状に形成し、一端側の屈曲部分を網体のフック部に係止するとともに、直線部分が上向きの傾斜面となるように、クランピングバーを取り付けるようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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