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公開番号
2024141925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023053806
出願日
2023-03-29
発明の名称
粉粒体分級装置
出願人
UBE三菱セメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B07B
1/22 20060101AFI20241003BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】粉粒体を安定的に分級する。
【解決手段】
一側面に係る粉粒体分級装置は、粉粒体用の搬送路を画成するスクリーンドラムであり、所定の粒径以下の粉粒体を通過させる多数の孔を有する、該スクリーンドラムと、スクリーンドラム内に軸線に沿って配置され、スクリーンドラムと共に軸線周りに回転して粉粒体を搬送路に沿って搬送するスクリュコンベアと、スクリーンドラムを収容するケーシングと、スクリュコンベアの回転に応じてスクリーンドラムに衝撃を加える打撃装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粉粒体用の搬送路を画成するスクリーンドラムであり、所定の粒径以下の前記粉粒体を通過させる多数の孔を有する、該スクリーンドラムと、
前記スクリーンドラム内に軸線に沿って配置され、前記スクリーンドラムと共に前記軸線周りに回転して前記粉粒体を前記搬送路に沿って搬送するスクリュコンベアと、
前記スクリーンドラムを収容するケーシングと、
前記スクリュコンベアの回転に応じて前記スクリーンドラムに衝撃を加える打撃装置と、
を備える、粉粒体分級装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記打撃装置は、前記スクリーンドラムと前記スクリュコンベアとの間で延在するガイド部材と、前記スクリュコンベアの回転に応じて前記ガイド部材に沿って移動して前記スクリュコンベア及び前記スクリーンドラムに衝撃を加える球体とを含む、請求項1に記載の粉粒体分級装置。
【請求項3】
前記スクリーンドラムは、枠体と、前記枠体に固定され、前記多数の孔を有するスクリーンとを含み、
前記スクリュコンベアは、前記軸線に沿って延在する回転軸と、前記回転軸の外周面に取り付けられた羽根部とを含み、
前記ガイド部材は、前記枠体と前記回転軸との間で延在する、請求項2に記載の粉粒体分級装置。
【請求項4】
前記打撃装置を含む複数の打撃装置を備え、
前記複数の打撃装置は、前記スクリーンドラムの周方向において互いに異なる位置で前記スクリーンドラムに衝撃を加える、請求項1又は2に記載の粉粒体分級装置。
【請求項5】
前記打撃装置は、
前記スクリーンドラムの外周面から突出し、前記外周面に対して段差を形成する凸部と、
前記軸線に平行な回転軸周りに回転可能なローラと、
前記ローラを前記スクリーンドラムの外周面に付勢する付勢部材と、
を含む、請求項1に記載の粉粒体分級装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、粉粒体分級装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
粉粒体を分級するための装置として、特許文献1に記載のスクリーンコンベアが知られている。特許文献1に記載のスクリーンコンベアは、粉粒体を低位から高位に搬送する上段スクリュコンベアと、粉粒体を高位から低位に搬送する下段スクリュコンベアと、上段スクリュコンベアと下段スクリュコンベアとの間に配置されたスクリーンとを備えている。当該上段スクリュコンベアは、スクリーンを通過しなかった大粒径の粉粒体を第1排出口へ搬送し、当該下段スクリュコンベアは、スクリーンを通過した小粒径の粉粒体を第2排出口へ搬送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-255258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記スクリーンコンベアでは、粉粒体がスクリーンを閉塞してスクリーンに目詰まりを発生させることがある。当該スクリーンは、上段スクリュコンベアと下段スクリュコンベアとの間に配置されているので、外部から上段スクリュコンベア又は下段スクリュコンベアを叩いても、スクリーンに衝撃が伝わらず、スクリーンの目詰まりを解消することは困難である。スクリーンの目詰まりは、スクリーンコンベアの連続的な運転を妨げる。
【0005】
そこで本開示は、粉粒体を安定的に分級することが可能な粉粒体分級装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一側面に係る粉粒体分級装置は、粉粒体用の搬送路を画成するスクリーンドラムであり、所定の粒径以下の粉粒体を通過させる多数の孔を有する、該スクリーンドラムと、スクリーンドラム内に軸線に沿って配置され、スクリーンドラムと共に軸線周りに回転して粉粒体を搬送路に沿って搬送するスクリュコンベアと、スクリーンドラムを収容するケーシングと、スクリュコンベアの回転に応じてスクリーンドラムに衝撃を加える打撃装置と、を備える。
【0007】
上述した粉粒体分級装置は、スクリュコンベアの回転に応じて打撃装置からスクリーンドラムに衝撃が加えられる。スクリーンドラムに衝撃を加えることにより、スクリーンドラムに付着した粉粒体が脱落し、スクリーンドラムの目詰まりが解消される。その結果、粉粒体分級装置の連続的な運転が可能になり、粉粒体を安定的に分級することができる。
【0008】
一態様では、打撃装置は、スクリーンドラムとスクリュコンベアとの間で延在するガイド部材と、スクリュコンベアの回転に応じてガイド部材に沿って移動してスクリュコンベア及びスクリーンドラムに衝撃を加える球体とを含んでもよい。本態様では、スクリュコンベアの回転に伴ってガイド部材が軸線周りに回転すると、重力によってガイド部材に沿って球体が移動し、スクリュコンベア及びスクリーンドラムに衝撃が加えられる。その結果、スクリーンドラムの目詰まりを解消することができる。
【0009】
一態様では、スクリーンドラムは、金属製の枠体と、枠体に取り付けられた多数の孔を有するスクリーンとを含み、スクリュコンベアは、軸線に沿って延在する回転軸と、回転軸の外周面に取り付けられた羽根部とを含み、ガイド部材は、枠体と回転軸との間で延在してもよい。ガイド部材が枠体と回転軸との間で延在することにより、スクリュコンベアの回転に応じて、ガイド部材に沿って球体が移動してスクリーンドラムの枠体に衝撃が加えられる。その結果、スクリーンドラムの目詰まりを解消することができる。
【0010】
一態様では、粉粒体分級装置は、打撃装置を含む複数の打撃装置を備え、複数の打撃装置は、スクリーンドラムの周方向において互いに異なる位置でスクリーンドラムに衝撃を加えてもよい。本態様では、スクリーンドラムの周方向において互いに異なる位置でスクリーンドラムに衝撃を加えているので、スクリーンドラムの目詰まりをより効果的に解消することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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