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公開番号2024127165
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036128
出願日2023-03-09
発明の名称物品選別機
出願人株式会社エー・アンド・デイ
代理人個人
主分類B07C 5/36 20060101AFI20240912BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】プッシャのアクチュエータ機構が装置本体から飛び出さないコンパクトな物品選別機を提供する。
【解決手段】 物品選別機(1)は、回動方向に物品を送り搬送路(8)を構成する複数のローラ(2)と、前記搬送路の上方で、前記搬送路の搬送方向(A)と直行する方向に進退移動するプッシャ(4)と、前記搬送路の下方に、前記プッシャの進退方向(B)に延在するロッドレスシリンダ(10)と、前記ローラの間を通って前記プッシャと前記ロッドレスシリンダのスライダ(12)とを連結し、前記プッシャの進退方向(B)に移動する連結体(40)と、を備える。これにより、プッシャ(4)のアクチュエータ機構(5)を搬送路(8)の下方に配置することができる。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
回動方向に物品を送り、搬送路を構成する複数のローラと、
前記搬送路の上方で、前記搬送路の搬送方向と直行する方向に進退移動するプッシャと、
前記搬送路の下方に、前記プッシャの進退方向に延在するロッドレスシリンダと、
前記ローラの間を通って前記プッシャと前記ロッドレスシリンダのスライダとを連結し、前記プッシャの進退方向に移動する連結体と、
を備えることを特徴とする物品選別機。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記搬送路の下方に、前記ロッドレスシリンダと平行に延在する、少なくとも一つの荷受けシャフトを備えることを特徴とする請求項1に記載の物品選別機。
【請求項3】
前記荷受けシャフトを、前記ロッドレスシリンダより上方に、前記ロッドレスシリンダに対して対称に2つ備えることを特徴とする請求項2に記載の物品選別機。
【請求項4】
前記荷受けシャフトはスライドブッシュを設け、前記スライドブッシュは前記連結体と連結することを特徴とする請求項2に記載の物品選別機。
【請求項5】
前記荷受けシャフトはスライドブッシュを備え、前記スライドブッシュは前記連結体と連結することを特徴とする請求項3に記載の物品選別機。
【請求項6】
前記連結体の前面と前記ローラを支持する枠体のうち前記進退方向の前進側にある枠との間、および前記連結体の後面と前記枠体のうち前記進退方向の後退側にある枠との間には、少なくとも一つのショックアブソーバが設けられることを特徴とする請求項1に記載の物品選別機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プッシャ式物品選別機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
物品選別機は、搬送路上で物品を搬送しながら、搬送途中の選別区域において、所定の物品を搬送路の外に出したり、別の搬送路に振り分けしたりする装置である。このうち、物品を搬送路から押し出しする板(以下、「プッシャ」と言う。)を備えるものは、プッシャ式物品選別機と呼ばれている。プッシャは、物品を押し出すために、搬送路の搬送方向と直行する方向に進退移動する。プッシャの駆動には、作動流体に圧縮空気を用いるエアー駆動式のアクチュエータが多用されており、例えば特許文献1、2では、ロッドを備えたエアシリンダが、プッシャの後面側(搬送路ではない方)に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-94285号公報
【0004】
特許第7155308号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2のような構成では、エアシリンダ(すなわち、プッシャのアクチュエータ機構)の配置が搬送路の外側となり、その分装置が大型化する。また、エアシリンダがロッドを備えているため、ロッドの移動距離分、プッシャのアクチュエータ機構が装置本体から飛び出す構造となる。このため、壁や既存機器との干渉が生じ、装置の設置場所に制限が生じるという問題がある。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、プッシャ式物品選別機において、プッシャのアクチュエータ機構が装置本体から飛び出すことを解消し、装置のコンパクト化を図った物品選別機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様の物品選別機は、回動方向に物品を送り、搬送路を構成する複数のローラと、前記搬送路の上方で、前記搬送路の搬送方向と直行する方向に進退移動するプッシャと、前記搬送路の下方に、前記プッシャの進退方向に延在するロッドレスシリンダと、前記ローラの間を通って前記プッシャと前記ロッドレスシリンダのスライダとを連結し、前記プッシャの進退方向に移動する連結体と、を備えることを特徴とする。
【0008】
第2の態様の物品選別機では、第1の態様において、前記搬送路の下方に、前記ロッドレスシリンダと平行に延在する、少なくとも一つの荷受けシャフトを備えるのも好ましい。
【0009】
第3の態様の物品選別機では、第2の態様において、前記荷受けシャフトを、前記ロッドレスシリンダより上方に、前記ロッドレスシリンダに対して対称に2つ備えるのも好ましい。
【0010】
第4の態様の物品選別機では、第2の態様において、前記荷受けシャフトはスライドブッシュを設け、前記スライドブッシュは前記連結体と連結するのも好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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