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公開番号2024154626
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068556
出願日2023-04-19
発明の名称コネクタおよびコネクタユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/631 20060101AFI20241024BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明によれば、コネクタ嵌合時の組み付け性を確保しつつ、コネクタ嵌合時における径方向および軸方向の小型化を図ることができる。
【解決手段】コネクタ1は、相手コネクタ10に嵌合可能なものであって、少なくとも1本の板状の端子2と、該端子を支持するハウジング3と、を備え、ハウジングは、端子を支持するベース30と、該ベースから相手コネクタに向かって突出して設けられて端子を囲むフード部31と、相手コネクタに向かって延びて形成された位置決めリブ4と、を備え、位置決めリブ4は、フード部31の内部において端子の板幅方向の両側に一対で設けられ、かつ、付け根がベース30に連続し、先端部4Sがフード部から突出して設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相手コネクタに嵌合可能なコネクタであって、
少なくとも1本の板状の端子と、
該端子を支持するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、
前記端子を支持するベースと、該ベースから前記相手コネクタに向かって突出して設けられて前記端子を囲むフード部と、前記相手コネクタに向かって延びて形成された位置決めリブと、を備え、
前記位置決めリブは、前記フード部の内部において前記端子の板幅方向の両側に一対で設けられ、かつ、付け根が前記ベースに連続し、先端部が前記フード部から突出して設けられていることを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記端子の先端は、前記フード部の先端と前記位置決めリブの先端との間に位置していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子が複数設けられ、
隣接する前記端子の間には、ガイドリブが設けられ、
前記ガイドリブは、付け根が前記ベースに連続し、先端部が前記フード部から突出して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ガイドリブの先端は、前記ガイドリブが延びる方向において、前記端子の先端と同じ位置、もしくは前記端子の先端と前記位置決めリブの先端との間に位置していることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
請求項1に記載のコネクタと、該コネクタに嵌合する前記相手コネクタと、を備えたコネクタユニットであって、
前記相手コネクタには、前記端子を挿入させる筒状部を有し、
前記筒状部の外面には、前記位置決めリブを、コネクタ嵌合方向に案内する案内部が設けられていることを特徴とするコネクタユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタおよびコネクタユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車には、多種多様な電子機器が搭載され、電子機器に電力や制御信号等を伝えるために、ワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタと、を備え、このコネクタを電子機器のコネクタや他のワイヤハーネスのコネクタに嵌合させることで、電子機器や他のワイヤハーネスに接続されている。
【0003】
このようなワイヤハーネスに用いられるコネクタとして、車両に搭載される機器のケースにボルト締結される防水コネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に開示された従来の防水コネクタは、機器のケース内に設けられた相手方コネクタに嵌合されるものであり、一対の電線の各端末それぞれに接続される一対の端子と、一対の端子を支持するハウジングと、を備えて構成されている。
【0005】
各端子は、各電線に接続される電線接続部と、相手方コネクタの相手端子に接続される端子接続部と、を一体に備える。
【0006】
ハウジングは、幅方向に横長な円柱状をなしており、幅方向に並べた状態の一対の端子を合成樹脂によってインサート成形することで形成されている。また、ハウジングは、一対の端子を幅方向に並んだ状態で保持する埋設部と、該埋設部の前方に設けられた一対の筒部と備えて構成されている。各筒部は、正面視矩形の角筒状をなしており、内部に端子接続部を収容するように、埋設部から前方に突出する端子接続部を個別に囲むようにして設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-162594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の防水コネクタ(コネクタ)は、相手方コネクタに対するコネクタ嵌合時の組み付け性を確保するために、各筒部の軸寸法は端子接続部の軸寸法より長い構成である必要がある。しかしながらコネクタ嵌合時における軸方向(または径方向)の小型化が求められている。即ち、コネクタ嵌合時の組み付け性を確保しつつ、コネクタ嵌合時における軸方向(または径方向)の小型化が求められている。
【0009】
本発明は、コネクタ嵌合時の組み付け性を確保しつつ、コネクタ嵌合時における径方向および軸方向の小型化を図ったコネクタおよびコネクタユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、相手コネクタに嵌合可能なコネクタであって、少なくとも1本の板状の端子と、該端子を支持するハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記端子を支持するベースと、該ベースから前記相手コネクタに向かって突出して設けられて前記端子を囲むフード部と、前記相手コネクタに向かって延びて形成された位置決めリブと、を備え、前記位置決めリブは、前記フード部の内部において前記端子の板幅方向の両側に一対で設けられ、かつ、付け根が前記ベースに連続し、先端部が前記フード部から突出して設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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