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公開番号2024154356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023162991
出願日2023-09-26
発明の名称車椅子車輪支持体
出願人山崎産業株式会社
代理人個人
主分類B60S 3/04 20060101AFI20241023BHJP(車両一般)
要約【課題】大きな労力を要することなく車椅子の車輪の清掃を行うことを可能とする車椅子車輪支持体の提供。
【解決手段】前部及び後部に突条部を有するレール状の車輪支持機構部固定体L上の左右に、車輪支持機構部Mを左右方向の相対的な位置を調節し得るように並列状に有する。車輪支持機構部Mの左右外側の側壁部Maが前ローラーRfと後ローラーRrを支持する。両側壁部Maの上端から内方に下降傾斜する車輪逸脱防止部Mbを有する。前ローラーRfと後ローラーRrの間に車輪清掃ブラシBを有する。車輪支持機構部Mの前方と後方に、車椅子Cの車輪を導くための傾斜角度可変の車輪案内体Gを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
停止した状態の車椅子における車輪についての車輪支持機構部を有する車椅子車輪支持体であって、
前記車輪支持機構部は、当該車輪が前後方向に移動せずに回動し得るように、当該車輪の前下部及び後下部においてそれぞれ上後向き及び上前向きに支持するための、回動軸線が左右方向であって互いに平行状をなす前ローラーと後ローラーを前後に備えるものであることを特徴とする車椅子車輪支持体。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
停止した状態の車椅子における左右一対の車輪それぞれについての車輪支持機構部を左右に並列状に有する車椅子車輪支持体であって、
前記各車輪支持機構部は、当該車輪が前後方向に移動せずに回動し得るように、当該車輪の前下部及び後下部においてそれぞれ上後向き及び上前向きに支持するための、回動軸線が左右方向であって互いに平行状をなす前ローラーと後ローラーを前後に備えるものであることを特徴とする車椅子車輪支持体。
【請求項3】
上記左右に並列状に有する車輪支持機構部が、左右方向の相対的な位置を調節し得るものである請求項2記載の車椅子車輪支持体。
【請求項4】
上記左右の車輪支持機構部をそれぞれ所要の位置で並列状に固定し得る車輪支持機構部固定体、又は、左右の車輪支持機構部の一方を一定位置で他方を所要の位置で並列状に固定し得る、車輪支持機構部固定体を有することにより、左右に並列状に有する車輪支持機構部の左右方向の相対的な位置を調節し得るものである請求項3記載の車椅子車輪支持体。
【請求項5】
上記左右に並列状に有する車輪支持機構部は、左右一対の前車輪と、左右一対の後車輪又はその他の左右一対の車輪との兼用である請求項2乃至4の何れか1項に記載の車椅子車輪支持体。
【請求項6】
上記左右一対の前車輪と、左右一対の後車輪又はその他の左右一対の車輪の左右方向位置に差があり、前ローラーと後ローラーの左右方向長さが、前記車輪同士の左右方向位置の差の左右方向幅以上である請求項5記載の車椅子車輪支持体。
【請求項7】
車輪支持機構部の前ローラーと後ローラー上に車椅子の車輪が支持された状態で、その車輪が前ローラーと後ローラーの側方に離脱することを防ぐため、又は、車輪が自在輪である場合に上下方向軸の回りに大きく回動することを防ぐための車輪逸脱防止部を有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の車椅子車輪支持体。
【請求項8】
上記各車輪支持機構部の前ローラーの前方と後ローラーの後方の両方又は一方に、車椅子の車輪を、車輪支持機構部上に導くため又は車輪支持機構部上から移動させるための傾斜角度可変の車輪案内体を有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の車椅子車輪支持体。
【請求項9】
上記各車輪支持機構部の前ローラーと後ローラーの間の位置に清掃体を有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の車椅子車輪支持体。
【請求項10】
上記車輪支持機構部は、上記車輪が前後方向に移動せずに回動し得るように当該車輪を支持するための、回動軸線が左右方向であって互いに平行状をなす3又は4以上のローラーを有し、
上記車椅子における前記支持対象車輪に応じ、前記ローラーのうち少なくとも何れかのローラーが上記前ローラーであり、前記ローラーのうち少なくとも何れかのローラーが上記後ローラーである請求項1乃至4の何れか1項に記載の車椅子車輪支持体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車椅子の車輪を支持する車椅子車輪支持体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
屋外から屋内の靴を脱いで入る(又は上がる)場所へ車椅子を移動させる境界部(例えば玄関の土間から床上に上がる位置)においては、少なくとも車椅子の全ての車輪の汚れを除去する必要がある。
【0003】
そのためには、車椅子の車輪を持ち上げながら全ての車輪の全周にわたり清掃を施す必要があり、その都度、大きな労力を要する。
【0004】
特開2011-156087号公報には、車椅子Wのフレーム構成部分Mに係脱自在な持上体1と、持上体の下方に配置された接地体2と、持上体と接地体との間に介装されたジャッキ機構3とからなり、接地体に接地輪4を配設し、接地輪と接地体との間に接地体を浮上させる浮上バネ機構5を設けてなり、車椅子の浮上により車輪を空転状態とすることにより車椅子の車輪を容易に清掃することができる車椅子車輪清掃用補助具が記載されている。
【0005】
特開2001-106036号公報には、車椅子の幅よりも広く、薄い枠状のフレーム10の内側に、車椅子の走行方向に沿ってベルト21が移動するベルトコンベヤ20を設け、ベルトコンベヤ20の前後に、前カバー60及び後カバー70を、その端部がベルトコンベヤ20の表面に接触して、前側のセット(前ローラー40、前ブラシ41、前紫外線灯42)と後側のセット(後ローラー50、後ブラシ51、後紫外線灯52)とをそれぞれ被覆する閉鎖位置から、その端部がベルトコンベヤ20の表面から持ち上がって、前側のセットと後側のセットが露出する開放位置までの間を、回動可能に設け、フレーム10の前後に、緩やかな傾斜を有する前スロープ30及び後スロープ31を設置する車椅子掃除機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-156087号公報
特開2001-106036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、大きな労力を要することなく車椅子の車輪の清掃を行うことを可能とする車椅子車輪支持体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、例えば次のように表すことができる。
【0009】
(1) 停止した状態の車椅子における車輪についての車輪支持機構部を有する車椅子車輪支持体であって、
前記車輪支持機構部は、当該車輪が前後方向に移動せずに回動し得るように、当該車輪の前下部及び後下部においてそれぞれ上後向き及び上前向きに支持するための、回動軸線が左右方向であって互いに平行状をなす前ローラーと後ローラーを前後に備えるものであることを特徴とする車椅子車輪支持体。
【0010】
(2) 停止した状態の車椅子における左右一対の車輪それぞれについての車輪支持機構部を左右に並列状に有する車椅子車輪支持体であって、
前記各車輪支持機構部は、当該車輪が前後方向に移動せずに回動し得るように、当該車輪の前下部及び後下部においてそれぞれ上後向き及び上前向きに支持するための、回動軸線が左右方向であって互いに平行状をなす前ローラーと後ローラーを前後に備えるものであることを特徴とする車椅子車輪支持体。
(【0011】以降は省略されています)

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