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公開番号
2024153504
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023067441
出願日
2023-04-17
発明の名称
イグサ抽出物の製造方法及びイグサ抽出物
出願人
株式会社王樹製薬
,
国立大学法人九州大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
36/88 20060101AFI20241022BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 高い抗菌性を有するイグサ抽出物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 イグサを破砕する工程と、イグサを溶媒に加えて撹拌する工程と、攪拌されたイグサ溶液の抽出液を得る工程とを備え、前記溶媒がアルコールを含む溶媒であることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
イグサを破砕する工程と、
イグサを溶媒に加えて、撹拌する工程と、
攪拌されたイグサ溶液の抽出液を得る工程と、を備え、
前記溶媒がアルコールを含む溶媒であることを特徴とする、
イグサ抽出物の製造方法。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記イグサを破砕する工程より前に、イグサを根などの地下にあるイグサ地下部と、茎などの地上にあるイグサ地上部と、に分ける工程をさらに備え、
前記イグサを破砕する工程が、前記イグサ地上部を破砕する工程である、
請求項1記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項3】
前記イグサを破砕する工程が、イグサの茎を破砕する工程であることを特徴とする、
請求項2記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項4】
前記アルコールが、エタノールであることを特徴とする、
請求項1記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項5】
前記イグサを破砕する工程より前に、前記イグサを凍結乾燥する工程をさらに備え、
前記イグサを破砕する工程が、凍結乾燥したイグサを粉末にする工程である、
請求項1乃至4のいずれか1項記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項6】
前記抽出液をろ紙で濾過する工程をさらに備える、
請求項5記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項7】
前記抽出液または前記抽出液をろ紙で濾過した後の抽出液を凍結乾燥する工程をさらに備える、請求項5記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項8】
前記撹拌が、所定時間の超音波処理により行う、
請求項1記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項9】
前記イグサを破砕する工程より前に、イグサを水で洗浄し乾燥させる工程をさらに備える、請求項1記載のイグサ抽出物の製造方法。
【請求項10】
イグサからアルコール溶媒によって抽出された抽出物を含むことを特徴とする、
イグサ抽出物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イグサ抽出物の製造方法及びイグサ抽出物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、イグサが腐敗細菌に対して抗菌機能・殺菌機能を有することは知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、そのような機能を利用するものとして、口腔用組成物が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/011679号
特開2014-210724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、イグサに抗菌活性があることが知られているほか、またイグサの成分を抽出した抽出物は、アロマオイルや、香水、化粧品、食品香料、ポプリなど、芳香を楽しむためにも利用されている。
しかしながら、イグサの抗菌活性について、詳細なことはわかっておらず、そのため抗菌活性を向上させることなどの改良が困難とされていた。
【0005】
本願の発明者は、イグサの抗菌活性等について鋭意研究を重ね、イグサの成分を抽出する溶媒にアルコールを含む溶媒、特にエタノールを含む溶媒を用いること、イグサの特に茎部分を用いることで、高い抗菌性が得られることを見出した。
【0006】
本発明は、高い抗菌性を有し、アロマオイルや香水、化粧品、食品、ポプリ作り、芳香を楽しむためにも利用できるイグサ抽出物の製造方法及びイグサ抽出物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の態様に係るイグサ抽出物の製造方法は、イグサを破砕する工程と、イグサを溶媒に加えて撹拌する工程と、攪拌されたイグサ溶液の抽出液を得る工程とを備え、前記溶媒がアルコールを含む溶媒であることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、イグサを、アルコールを含む溶媒で抽出することにより、例えば水のみなどアルコールを含まない溶媒による抽出と比較して、高い抗菌性を有するイグサ抽出物を得ることができる。
【0009】
また、このイグサ抽出物の製造方法は、前記イグサを破砕する工程より前に、イグサを根などの地下にあるイグサ地下部と、茎などの地上にあるイグサ地上部と、に分ける工程をさらに備え、前記イグサを破砕する工程が、前記イグサ地上部を破砕する工程であることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、イグサを根などの地下部と茎などの地上部とにわけ、イグサ地上部を、アルコールを含む溶媒で抽出することにより、より高い抗菌性を有するイグサ抽出物を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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