TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024151518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023064926
出願日2023-04-12
発明の名称地図管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G09B 29/00 20060101AFI20241018BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】地図データの精度を向上させる。
【解決手段】地図管理システムは、予め定められたエリアの地図データを管理するように構成された複数のサーバ1,2を備える。複数のサーバ1,2の各々は、ブロックチェーンを記録するストレージ206と、エリアを走行する複数の車両3から収集されるデータに基づいて生成される、地図データを更新するための地図更新データをブロックチェーンに格納するプロセッサ201とを含む。プロセッサ201は、複数の地図更新データが所定の検証ポリシーを満たすかどうかをブロックチェーンのフレームワークを利用して検証し、当該検証の結果、複数の地図更新データのうち、検証ポリシーを満たし有効と判定された地図更新データを選択的に使用して地図データを更新する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
予め定められたエリアの地図データを管理する複数のサーバを備え、
前記複数のサーバの各々は、
ブロックチェーンを記憶する記憶装置と、
前記エリアを走行する複数の車両からの車両データに基づいて生成される、前記地図データを更新するための複数の地図更新データを前記ブロックチェーンに格納するプロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
前記複数の地図更新データが所定の検証ポリシーを満たすかどうかを検証し、
当該検証の結果、前記複数の地図更新データのうち、前記検証ポリシーを満たし有効と判定された地図更新データを選択的に使用して前記地図データを更新する、地図管理システム。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記ブロックチェーンのフレームワークを用いて実装されたスマートコントラクトを実行することによって、前記複数の地図更新データが前記検証ポリシーを満たすかどうかを検証する、請求項1に記載の地図管理システム。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記複数の地図更新データが有効かどうかにかかわらず、前記複数の地図更新データを前記ブロックチェーンに格納する、請求項2に記載の地図管理システム。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記複数の地図更新データのうち、対応する車両データが収集された車両の台数が基準台数よりも多く、かつ、互いに一致する比率が基準比率よりも高い地図更新データを有効と判定する、請求項1~3のいずれか1項に記載の地図管理システム。
【請求項5】
前記複数のサーバは、クラウドサーバと、複数のエッジサーバとを含み、
前記複数のエッジサーバの各々は、前記複数の車両から収集された前記車両データに基づいて前記複数の地図更新データを生成し、前記複数の地図更新データを含むトランザクションデータをブロードキャストすることによって、前記クラウドサーバと前記複数のエッジサーバとの間で前記複数の地図更新データを共有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の地図管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、地図管理システムに関し、より特定的には、ブロックチェーン技術が適用された地図管理システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
地図管理システムにおいて、地図データの更新を管理するためにブロックチェーン技術を適用することが提案されている。たとえば特開2022-24830号公報(特許文献1)に開示された地図管理システムでは、ブロックチェーンを構成するクラウドサーバおよびエッジサーバにおいて、地図更新データによる地図データの更新履歴が蓄積されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-24830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高精度な地図データに対する要求が常に存在する。特許文献1に開示された地図管理システムは、地図データの精度(正確性)において改善の余地がある。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的の1つは、地図データの精度を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示のある局面に係る地図管理システムは、予め定められたエリアの地図データを管理する複数のサーバを備える。複数のサーバの各々は、ブロックチェーンを記憶する記憶装置と、プロセッサとを含む。プロセッサは、エリアを走行する複数の車両から収集される車両データに基づいて、地図データを更新するための複数の地図更新データを生成し、複数の地図更新データをブロックチェーンに格納する。プロセッサは、複数の地図更新データが所定の検証ポリシーを満たすかどうかを検証し、当該検証の結果、複数の地図更新データのうち、検証ポリシーを満たし有効と判定された地図更新データを選択的に使用して地図データを更新する。
【0007】
上記(1)の構成においては、検証の結果、有効と判定された地図更新データが選択的に使用されて地図データが更新される。有効と判定された地図更新データのみが用いられるため、上記(1)の構成によれば、地図データの精度を向上させることができる。
【0008】
(2)プロセッサは、ブロックチェーンのフレームワークを用いて実装されたスマートコントラクトを実行することによって、複数の地図更新データが検証ポリシーを満たすかどうかを検証する。
【0009】
上記(2)の構成によれば、ブロックチェーンのフレームワークを用いて実装されたスマートコントラクトを用いることによって、地図更新データの有効性(完全性、可用性など)を向上させるとともにトレーサビリティを向上させることができる。
【0010】
(3)プロセッサは、複数の地図更新データが有効かどうかにかかわらず、複数の地図更新データをブロックチェーンに格納する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
点字表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
20日前
日本精機株式会社
表示装置
20日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
英文法学習支援システム
2か月前
日本精機株式会社
インジケータ装置
19日前
大林道路株式会社
車載標識装置
19日前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
2か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
第一ビニール株式会社
ポールスタンド
1か月前
株式会社原色美術印刷社
樹脂スタンド
1か月前
株式会社SUBARU
操縦装置
2か月前
株式会社オオサカネーム
発光看板
1か月前
東洋ガラス株式会社
厚盛りタックラベル
1か月前
株式会社大阪クリップ
筆記具用グリップ
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
本田技研工業株式会社
地図生成装置
1か月前
株式会社パスコ
標高差分図作成装置
1か月前
株式会社リヒトラブ
付箋掲示ボード
11日前
株式会社RISOH
教育補助システム
2か月前
株式会社NAKAN
保護シート貼付ユニット
1か月前
個人
音読した言語を審査して結果表示するシステム
2か月前
個人
学習誘導装置、及び学習誘導装置使用方法
2か月前
株式会社TKSCホールディングス
広告表示体
1か月前
株式会社JVCケンウッド
構造体及び表示装置
12日前
個人
ドライリキッド、リキッドマーブル等実験キット
1か月前
個人
脳トレーニング装置及び脳トレーニング方法
1か月前
シーモアシー株式会社
デジタルサイネージ
1か月前
個人
水流式ニューラルネットワーク理論再現装置
1か月前
マクセル株式会社
表示装置
12日前
株式会社アドウィンズ
看板用装飾体及び看板の装飾方法
1か月前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
1か月前
株式会社鷺宮製作所
乗降装置
1か月前
株式会社鷺宮製作所
乗降装置
1か月前
続きを見る