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公開番号2024151284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023142309
出願日2023-09-01
発明の名称照光式シートベルトバックル
出願人宏裕汽車股ふん有限公司
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類A44B 11/25 20060101AFI20241017BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】ガイド機能と、警告機能及び/又は装飾性発光効果とを提供する、照光式シートベルトバックルを提供する。
【解決手段】シートベルトバックル1は、バックル本体10、ロック解除ボタン20及び発光モジュール40を備える。ロック解除ボタンは、バックル本体の上方開口端に配設される。ロック解除ボタンの上端には、照光部30が設けられる。照光部は、導光体31及び外カバー層32により構成される。導光体は、外カバー層から露出された部位を有し、照光部の側辺に位置する入光領域33と、照光部の上部に位置する第1の照光領域34とを有する。発光モジュールは、バックル本体上に配設されるとともに、光案内部材41及び発光部材42を有する。光案内部材は、投光口411を有する。投光口は、発光部材が発生させた光源を照光部に位置する入光領域に投入すると、第1の照光領域が発光する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バックル本体、ロック解除ボタン及び発光モジュールを備えた、照光式シートベルトバックルであって、
前記ロック解除ボタンは、前記バックル本体の上方開口端に配設され、前記ロック解除ボタンの上端には、照光部が設けられ、前記照光部は、導光体及び外カバー層により構成され、前記導光体は、前記外カバー層から露出された部位を有し、前記照光部の側辺に位置する入光領域と、前記照光部の上部に位置する第1の照光領域とを有し、
前記発光モジュールは、前記バックル本体上に配設されるとともに、光案内部材及び発光部材を有し、前記光案内部材は、投光口を有し、前記投光口は、前記発光部材が発生させた光源を前記照光部に位置する前記入光領域に投入すると、前記第1の照光領域が発光することを特徴とする、照光式シートベルトバックル。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記照光部は、前記ロック解除ボタンの上部に付加的に結合されることを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項3】
前記照光部は、前記ロック解除ボタンの上部に一体成形されることを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項4】
前記外カバー層は、非透光性材料又は透光性材料からなることを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項5】
前記第1の照光領域は、文字又はイメージの形式で表されることを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項6】
前記導光体は、前記外カバー層から露出されて前記照光部の側辺に形成された第2の照光領域を有することを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項7】
前記照光部は、前記導光体内に設置される導光板を有することを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項8】
前記発光モジュールは、前記バックル本体の外側に設置されて結合されるか、前記バックル本体の内部に設置されて結合されることを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項9】
前記発光モジュールは、電源供給装置と電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の照光式シートベルトバックル。
【請求項10】
前記発光モジュール及び前記電源供給装置は、互いに接続される信号電源線コネクタをそれぞれ有することを特徴とする請求項9に記載の照光式シートベルトバックル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートベルト装置を備えた各種車両に応用可能な照光式シートベルトバックルに関し、特に、シートベルトバックル上のロック解除ボタンによりガイド機能と、警告機能及び/又は装飾性発光効果とを提供する照光式シートベルトバックルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
シートベルトバックル(seat belt buckle)は、発光機能を有するように設計され、運転手又は乗客にシートベルトバックルの位置を知らせることができる上、運転手又は乗客にシートベルトタング(seat belt tongue)を速やかにガイドしてシートベルトバックルに正確に装着させることができる。
【0003】
既に公開されている特許文献1~3では、発光機能を有するシートベルトバックルに設計され、シートベルトバックルの光源により、使用する際にガイド機能、警告機能又は装飾作用を提供する。
【0004】
特許文献1は、既存のシートベルトバックルの外側に、嵌設するシェルが結合される。シェル上には、発光素子及び透光カバーが結合されて発光効果を得る。
【0005】
特許文献2及び特許文献3では、シートベルトバックルのハウジングの上縁開口端に、環状透光部材又は導光部材を設置する異なる手段が開示されており、ハウジング内に設置する発光源を組み合わせ、透光部材又は発光部材に発光効果を提供する。
【0006】
上述したことから分かるように、発光効果を有するシートベルトバックルは、シートベルトバックルの位置を確実にガイドすることができるが、公知の設計手段では、シートベルトバックルのハウジングに透光部材又は導光部材を結合させて発光効果を得ていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
中国実用新案公告第205273406号公報
米国特許出願公開第5892436号明細書
米国特許第10080401号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、従来技術と異なり、ガイド機能と、警告機能及び/又は装飾性発光効果とを提供する、照光式シートベルトバックルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、バックル本体、ロック解除ボタン及び発光モジュールを備えた、照光式シートベルトバックルであって、前記ロック解除ボタンは、前記バックル本体の上方開口端に配設され、前記ロック解除ボタンの上端には、照光部が設けられ、前記照光部は、導光体及び外カバー層により構成され、前記導光体は、前記外カバー層から露出された部位を有し、前記照光部の側辺に位置する入光領域と、前記照光部の上部に位置する第1の照光領域とを有し、前記発光モジュールは、前記バックル本体上に配設されるとともに、光案内部材及び発光部材を有し、前記光案内部材は、投光口を有し、前記投光口は、前記発光部材が発生させた光源を前記照光部に位置する前記入光領域に投入すると、前記第1の照光領域が発光することを特徴とする、照光式シートベルトバックルが提供される。
【0010】
前記照光部は、前記ロック解除ボタンの上部に付加的に結合されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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