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公開番号2024150957
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064020
出願日2023-04-11
発明の名称梱包材
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 85/68 20060101AFI20241017BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】付属品を安定して保持し得る洗濯機の梱包材を提供する。
【解決手段】梱包材200は、洗濯機100の槽2の開口部111内に固定される。梱包材200は、固定部20と、収容部30とを備える。固定部20は、開口部111に嵌め込まれる環状である。収容部30は、固定部20の内側から固定部20よりも下方にまで至る凹部301を有する。凹部301の底面322は、固定部20よりも下方に位置している部分を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
洗濯機の槽の開口部内に固定される梱包材であって、
前記開口部に嵌め込まれる環状の固定部と、
前記固定部の内側から前記固定部よりも下方にまで至る凹部を有する収容部と、
を備え、
前記凹部の底面は、前記固定部よりも下方に位置している部分を有する、梱包材。
続きを表示（約 630 文字）【請求項２】
前記収容部には、貫通孔が形成されている、請求項１に記載の梱包材。
【請求項３】
前記収容部は、
前記固定部側から下方に延びる部分を含み、前記凹部の周面を構成している第１部分と、
前記第１部分に接続されており、前記凹部の底面を構成している第２部分と、
を有し、
前記貫通孔の少なくとも一部は、前記第１部分に形成されている部分を含む、請求項２に記載の梱包材。
【請求項４】
前記第１部分は、前記固定部側から下方に向かって延びる複数の第１柱状部を有し、
前記第２部分は、前記複数の第１柱状部のうちの少なくとも２本の第１柱状部を相互に接続している第２柱状部を有する、請求項３に記載の梱包材。
【請求項５】
平面視において、前記収容部は、前記固定部が設けられた領域の内側に設けられている、請求項１に記載の梱包材。
【請求項６】
前記収容部は、前記固定部とは別体に設けられており、
前記第１部分は、前記固定部の内面に当接している部分と、前記固定部よりも下側に位置し、前記第２部分に接続されている部分とを含む、請求項３に記載の梱包材。
【請求項７】
前記収容部は、前記固定部とは別体に設けられており、
前記第１柱状部は、前記固定部から前記収容部を取り外す際に前記固定部の内面に摺動する摺動面を有する、請求項４に記載の梱包材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、梱包材に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、洗濯機の筐体内部に槽の位置を規制する梱包材の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－２１３８９０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
洗濯機等の電気製品の梱包材は、電気製品の付属品等を収容する収容部として使用される場合がある。梱包材に付属品等が収容される場合、電気製品の搬送時等において、梱包材に収容された付属品等が遊動したり、付属品等が変位したりする虞がある。
【０００５】
本開示の一曲面は、付属品を安定して保持し得る洗濯機の梱包材を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の第１の局面によれば、梱包材は、洗濯機の槽の開口部内に固定される。梱包材は、固定部と、収容部とを備える。固定部は、開口部に嵌め込まれる環状である。収容部は、前記固定部の内側から固定部よりも下方にまで至る凹部を有する。凹部の底面は、固定部よりも下方に位置している部分を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、例えば、付属品を安定して保持し得る洗濯機の梱包材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態における洗濯機の梱包状態を示す側面図である。
本開示の一実施形態における洗濯機の梱包状態を示す平面図である。
梱包材の平面図である。
梱包材の正面図である。
梱包材の側面図である。
図３のＶＩ－ＶＩ線断面図である。
収容部の斜視図である。
梱包材の作用の説明図である。
収容部の平面図である。
収容部の正面図である。
収容部の側面図である。
固定部と収容部との分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当する部分については同一の参照符号を附して説明を共通に参酌する。
以下の説明において、上下左右、前後、高さ、奥行き等の方向等を示す用語は、洗濯機１００が設置された状態において、洗濯機１００の前に立ったユーザから視たときの方向等を示すものとする。
【００１０】
図１は、洗濯機１００の梱包状態を示す側面図である。図２は、洗濯機１００の梱包状態を示す平面図である。梱包材２００は、洗濯機１００の内部に固定される。例えば、梱包材２００は、洗濯機１００を工場等から出荷する際に洗濯機１００の内部に挿入されて固定される。これにより、洗濯機１００内の槽２等の洗濯機１００の筐体等に対する相対的な変位を抑制し得る。したがって、梱包材２００は、洗濯機１００を構成する部材の変位規制部材としての機能を兼ね備えている。
なお、「梱包材」とは、対象物を梱包するために使用する部材一般を意味するものとし、対象物の外部に位置するものに限定されない。梱包材は、対象物を梱包するときに対象物の内部に配置されるものも含むものとする。
（【００１１】以降は省略されています）

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