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公開番号
2024150339
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063712
出願日
2023-04-10
発明の名称
投射用金属粉末
出願人
大同特殊鋼株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C22C
38/00 20060101AFI20241016BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約
【課題】高硬度で且つ安価な投射用金属粉末を提供する。
【解決手段】投射用金属粉末は、質量%で、C:2.0~5.0%、Si:3.5%以下、Mn:3.0%以下、Cr:25.0~37.0%、B:0.5~3.0%、Ni:3.0%以下、を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる。この投射用金属粉末は、硬さが950~1300HVである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
質量%で
C:2.0~5.0%
Si:3.5%以下
Mn:3.0%以下
Cr:25.0~37.0%
B:0.5~3.0%
Ni:3.0%以下
を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、
硬さが950~1300HVである、投射用金属粉末。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
円形度の平均が0.7以上、0.95未満である、請求項1に記載の投射用金属粉末。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、質量%で
Mo:3.0%以下
W:3.0%以下
V:3.0%以下
の何れか1種若しくは2種以上を更に含有する、投射用金属粉末。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、投射用金属粉末に関し、特にショットピーニングやショットブラストの投射材として好適に用いられる投射用金属粉末に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ショットピーニングは、投射材としての多数の粒子を、被処理材の表面に高速で投射し、被処理材の表面近傍に圧縮残留応力を付与して、その疲労強度を改善する表面処理方法で、ギヤ等の自動車部品、金型等に用いられている。
【0003】
ショットピーニングに使用される投射材としては、被処理材の表面を圧縮するだけの硬さのものを使用するのがよく、近年においては、被処理材の軽量化に伴う高強度化により、投射材自身にも一層の高硬度(例えばHV1000以上)が求められている。また、表面研磨やスケール除去などを目的とした場合でも、高硬度であれば、それだけ処理時間や処理回数を短縮できるなどの能率改善効果を得ることが可能である。
【0004】
高硬度の投射材を製造するに際しては、その材料にハフニウムやジルコニウムなどの高価な元素を用いたり、また別途の熱処理を追加するなどの方法が知られているが、これらはいずれも投射材の製造コストを上昇されてしまう。このため高硬度な投射材が安価に提供されることが望まれていた。
【0005】
尚、下記特許文献1は本発明に関連する技術を開示している。この特許文献1では、BおよびAlを所定量含有させたFe基合金からなる高硬度ショット材が開示されている。しかしながらこの特許文献1に記載のものは、Alを必須の元素とする一方、Cを含有しておらず、本発明の投射用金属粉末の化学組成を具体的に開示するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-263756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は以上のような事情を背景とし、高硬度で且つ安価な投射用金属粉末を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
而してこの発明の第1の局面の投射用金属粉末は次のように規定される。即ち、
質量%で、C:2.0~5.0%、Si:3.5%以下、Mn:3.0%以下、Cr:25.0~37.0%、B:0.5~3.0%、Ni:3.0%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、硬さが950~1300HVである。
【0009】
ここで、円形度の平均を0.7以上、0.95未満とすることができる(第2の局面)。
【0010】
また、この発明の第3の局面の投射用金属粉末は、
第1または第2の局面において、質量%で、Mo:3.0%以下、W:3.0%以下、V:3.0%以下の何れか1種若しくは2種以上を更に含有する。
(【0011】以降は省略されています)
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