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公開番号
2024149476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2024065788
出願日
2024-03-28
発明の名称
ルパタジン固形製剤
出願人
高田製薬株式会社
代理人
主分類
A61K
31/4545 20060101AFI20241010BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】D-マンニトールを含みながら溶出挙動が良好なルパタジン固形製剤を提供する。
【解決手段】
ルパタジンまたはその塩と、D-マンニトールと、部分アルファー化デンプンとを含有することを特徴とするルパタジン固形製剤により解決される。D-マンニトールと部分アルファー化デンプンの質量比[D-マンニトール/部分アルファー化デンプン]は1~7であることが好ましい。また、ルパタジンまたはその塩の90%粒子径(D
90
)は60μm以下であることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ルパタジンまたはその塩と、D-マンニトールと、部分アルファー化デンプンとを含有することを特徴とする、ルパタジン固形製剤。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
D-マンニトールと部分アルファー化デンプンの質量比[D-マンニトール/部分アルファー化デンプン]が1~7である、請求項1に記載のルパタジン固形製剤。
【請求項3】
ルパタジンまたはその塩の90%粒子径(D
90
)が、60μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載のルパタジン固形製剤。
【請求項4】
ルパタジンまたはその塩の90%粒子径(D
90
)が、10μm以下であることを特徴とする、請求項3に記載のルパタジン固形製剤。
【請求項5】
ルパタジン固形製剤100質量%中の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの含有量が5質量%以下であることを特徴とする、請求項1に記載のルパタジン固形製剤。
【請求項6】
ルパタジンまたはその塩と、D-マンニトールと、部分アルファー化デンプンとを含有する核粒子と、該核粒子の表面に設けられたコーティング層とを備えた顆粒を含む、ルパタジン固形製剤。
【請求項7】
前記コーティング層が、アミノアルキルメタクリレートコポリマーを含有する、請求項6に記載のルパタジン固形製剤。
【請求項8】
前記コーティング層が、さらにメチルセルロースを含有する、請求項7に記載のルパタジン固形製剤。
【請求項9】
錠剤である、請求項1~8のいずれかに記載のルパタジン固形製剤。
【請求項10】
口腔内崩壊錠である、請求項9に記載のルパタジン固形製剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ルパタジン固形製剤に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ルパタジンは経口アレルギー性疾患治療薬であり、ルパタジンフマル酸塩、すなわち、8-Chloro-6,11-dihydro-11-{1-[(5-methylpyridin-3-yl)methyl]piperidin-4-ylidene}-5H-benzo [5,6]cyclohepta[1,2-b]pyridine monofumarateを含む錠剤が「ルパフィン(登録商標)錠」という名称で販売されている(非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
ルパフィン(登録商標)錠10mg添付文書(2022年6月改訂(第2版)、2020年12月改訂(第1版))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
錠剤等の固形製剤は、薬物(有効成分)と添加剤とを含むが、医薬品として十分な作用を奏するために好ましい添加剤は、薬物によって異なることが一般的である。
このような背景のもと、本発明者は薬物との反応性が低いD-マンニトールを賦形剤として用いてルパタジン固形製剤を調製し検討を開始したところ、D-マンニトールを含むルパタジン固形製剤は、溶出挙動に課題が生じる傾向にあることを見出した。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、D-マンニトールを含み、溶出挙動が良好なルパタジン固形製剤の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は鋭意検討した結果、ルパタジン固形製剤に賦形剤としてD-マンニトールを配合した場合には、部分アルファー化デンプンを組み合わせて配合することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0007】
本発明は以下の態様を有する。
〔1〕ルパタジンまたはその塩と、D-マンニトールと、部分アルファー化デンプンとを含有することを特徴とする、ルパタジン固形製剤。
〔2〕D-マンニトールと部分アルファー化デンプンの質量比[D-マンニトール/部分アルファー化デンプン]が1~7である、〔1〕に記載のルパタジン固形製剤。
〔3〕ルパタジンまたはその塩の90%粒子径(D
90
)が、60μm以下であることを特徴とする、〔1〕に記載のルパタジン固形製剤。
〔4〕ルパタジンまたはその塩の90%粒子径(D
90
)が、10μm以下であることを特徴とする、〔3〕に記載のルパタジン固形製剤。
〔5〕ルパタジン固形製剤100質量%中の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの含有量が5質量%以下である〔1〕に記載のルパタジン固形製剤。
〔6〕ルパタジンまたはその塩と、D-マンニトールと、部分アルファー化デンプンとを含有する核粒子と、該核粒子の表面に設けられたコーティング層とを備えた顆粒を含む、ルパタジン固形製剤。
〔7〕前記コーティング層が、アミノアルキルメタクリレートコポリマーを含有する、〔6〕に記載のルパタジン固形製剤。
〔8〕前記コーティング層が、さらにメチルセルロースを含有する、〔7〕に記載のルパタジン固形製剤。
〔9〕錠剤である、〔1〕~〔8〕に記載のルパタジン固形製剤。
〔10〕口腔内崩壊錠である、〔9〕に記載のルパタジン固形製剤。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、D-マンニトールを含みながら溶出挙動が良好なルパタジン固形製剤を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のルパタジン固形製剤(以下、単に固形製剤という場合もある。)は、ルパタジンまたはその塩と、D-マンニトールと、部分アルファー化デンプンとを含有する。
【0010】
ルパタジンの塩の種類としては、医薬品として使用可能なものであれば制限はないが、ルパタジンフマル酸塩が好ましい。ルパタジンまたはその塩は、市場より入手可能なものを使用でき、結晶形態でも、アモルファス形態でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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