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公開番号2024148056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060943
出願日2023-04-04
発明の名称バルコニー排水部の改修構造
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類E04D 13/04 20060101AFI20241009BHJP(建築物)
要約【課題】主に、新規の塩化ビニル樹脂シートを用いて十分な防水性を有する新規の防水構造が得られるようにする。
【解決手段】
塩化ビニル樹脂被覆鋼板8によって形成されたバルコニー2の排水溝7を改修するバルコニー排水部の改修構造に関する。
既存の塩化ビニル樹脂被覆鋼板8の上に新規の塩化ビニル樹脂シート31が接着剤32で貼り付けられる。
既存の塩化ビニル樹脂被覆鋼板8にドレン穴35が形成され、新規の塩化ビニル樹脂シート31にドレン穴35の周囲を取り囲む穴部36が形成される、
新規の塩化ビニル樹脂シート31の穴部36は、周縁部を、接着剤32で既存の塩化ビニル樹脂被覆鋼板8に接着されずに、既存の塩化ビニル樹脂被覆鋼板8のドレン穴35の周囲に熱溶着されている。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
塩化ビニル樹脂被覆鋼板によって形成されたバルコニーの排水溝を改修するバルコニー排水部の改修構造であって、
既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板の上に新規の塩化ビニル樹脂シートが接着剤で貼り付けられ、
既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板にドレン穴が形成され、
新規の前記塩化ビニル樹脂シートに前記ドレン穴の周囲を取り囲む穴部が形成され、
新規の前記塩化ビニル樹脂シートの前記穴部は、周縁部を、前記接着剤で既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板に接着されずに、既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板の前記ドレン穴の周囲に熱溶着されていることを特徴とするバルコニー排水部の改修構造。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバルコニー排水部の改修構造であって、
既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板は、前記ドレン穴の下部に下狭まりの段差部を有する既存の排水ドレンが取付けられ、
既存の前記排水ドレンの内部に改修用の配管カバーが新規に挿入され、
改修用の前記配管カバーは、既存の前記排水ドレンの前記段差部の上に、下端部が前記段差部と隙間なく当接するように設置されていることを特徴とするバルコニー排水部の改修構造。
【請求項3】
請求項2に記載のバルコニー排水部の改修構造であって、
前記排水ドレンの前記段差部よりも上側の部分の内面と、改修用の前記配管カバーの外面との間は、コーキング剤による防水層が形成されていることを特徴とするバルコニー排水部の改修構造。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載のバルコニー排水部の改修構造であって、
改修用の前記配管カバーは、上端部にフランジ部を有し、
前記フランジ部は、新規の前記塩化ビニル樹脂シートの前記穴部の外側部分に熱溶着されていることを特徴とするバルコニー排水部の改修構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、バルコニー排水部の改修構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
バルコニーの排水部は、経年劣化した場合に、改修を行う必要がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、新規の防水シートを用いて、バルコニーの排水部を改修している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-73553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1は、既存の防水シートの上に、単に新規の防水シートを敷設するだけであったため、新規の防水シートは、ズレたり動いたりし易く、また、既存の防水シートとの間に隙間が生じるのを避けられないので、十分な防水性が得られなかった。
【0005】
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に対して、本発明は、
塩化ビニル樹脂被覆鋼板によって形成されたバルコニーの排水溝を改修するバルコニー排水部の改修構造であって、
既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板の上に新規の塩化ビニル樹脂シートが接着剤で貼り付けられ、
既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板にドレン穴が形成され、
新規の前記塩化ビニル樹脂シートに前記ドレン穴の周囲を取り囲む穴部が形成され、
新規の前記塩化ビニル樹脂シートの前記穴部は、周縁部を、前記接着剤で既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板に接着されずに、既存の前記塩化ビニル樹脂被覆鋼板の前記ドレン穴の周囲に熱溶着されているバルコニー排水部の改修構造を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、上記構成により、新規の塩化ビニル樹脂シートを用いて十分な防水性を有する新規の防水構造を得ることなどができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態にかかるバルコニー排水部の改修構造を適用する建物のバルコニーの平面図である。
バルコニー排水部の改修構造の縦断面図である。
図2Aの部分拡大図である。
シート貼付工程を示す斜視図である。
図3に続くシート貼付工程を示す図であり、(a)はドレン穴に、穴部を有する新規の塩化ビニル樹脂シートを貼付ける状態を示す斜視図、(b)は(a)の穴部の拡大図である。
図4に続くシート貼付工程を示す斜視図である。
開口溶着工程を示す斜視図である。
配管カバー防水工程を示す斜視図である。
(a)は配管カバー設置工程、(b)は配管カバー溶着工程を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施の形態は、図1~図8を用いて詳細に説明される。
【実施例】
【0010】
<構成>この実施例の構成は、以下の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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