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公開番号
2024147966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060757
出願日
2023-04-04
発明の名称
農作業機用表示システム
出願人
松山株式会社
代理人
弁理士法人第一国際特許事務所
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20241009BHJP(車両一般)
要約
【課題】トラクタに装着する作業機に用いる電圧と電流を的確に測定して測定した情報に基づき適切な表示を行う農作業機用表示システムを提供する。
【解決手段】トラクタに装着して農作業を行う作業機に用いる電圧と電流の少なくとも1つを表示する農作業機用表示システムにおいて、作業機に設けられるアクチュエータと、作業機に設けられアクチュエータを制御する制御部と、制御部よりも電源側の電圧と電流の少なくとも1つを計測する第1の検出部と、アクチュエータの電圧と電流の少なくとも1つを測定する第2の検出部と、制御部と通信可能で第1の検出部と第2の検出部が測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を表示可能な表示部を有する表示装置とを備え、制御部は、制御部の電源が入った場合に、第1の検出部と第2の検出部で電圧と電流の少なくとも1つを測定して、表示装置に測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
トラクタに装着して農作業を行う作業機に用いる電圧と電流の少なくとも1つを表示する農作業機用表示システムにおいて、
前記作業機に設けられるアクチュエータと、前記作業機に設けられ前記アクチュエータを制御する制御部と、前記制御部よりも電源側の電圧と電流の少なくとも1つを計測する第1の検出部と、前記アクチュエータの電圧と電流の少なくとも1つを測定する第2の検出部と、前記制御部と通信可能で前記第1の検出部と前記第2の検出部が測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を表示可能な表示部を有する表示装置とを備え、
前記制御部は、前記制御部の電源が入った場合に、前記第1の検出部と前記第2の検出部で電圧と電流の少なくとも1つを測定して、前記表示装置に測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を出力することを特徴とする農作業機用表示システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記アクチュエータは複数備えられ、前記第2の検出部はアクチュエータごとに設けられ、前記第2の検出部はそれぞれのアクチュエータごとの電圧と電流の少なくとも1つを測定することを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記表示装置は、前記アクチュエータを操作する操作スイッチと、計測スイッチとを有し、
前記制御部は、前記アクチュエータが前記操作スイッチで操作可能な状態になったら、前記第1の検出部と前記第2の検出部で電圧と電流の少なくとも1つの測定を開始し、前記計測スイッチの操作信号を受信した場合は、前記表示装置に測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を出力することを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記表示装置は、前記アクチュエータを操作する操作スイッチと、計測スイッチとを有し、
前記制御部は、前記アクチュエータが前記操作スイッチで操作可能な状態になり、かつ、前記計測スイッチの操作信号を受信した場合は、前記第1の検出部と前記第2の検出部で電圧と電流の少なくとも1つの測定を開始し、前記表示装置に測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を出力することを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記制御部は、前記アクチュエータが作動した場合に、前記第1の検出部と前記第2の検出部で電圧と電流の少なくとも1つの測定を開始し、前記表示装置に測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を出力することを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記制御部と、前記第1の検出部と、前記第2の検出部は、制御装置として1つのボックス内に設けられることを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項7】
請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記表示部は、前記制御部から出力された電圧と電流の少なくとも1つの情報に基づき、前記制御部よりも電源側の電圧値、及び、前記複数のアクチュエータに対応するそれぞれの電流値を、数値又はグラフで表示することを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記表示部は、前記制御部から出力された電流の情報に基づき、前記アクチュエータの電流値の時間変化のグラフを表示することを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記表示部は、前記制御部から出力された電圧の情報に基づき、前記制御部よりも電源側の電圧値の時間変化のグラフを表示することを特徴とする農作業機用表示システム。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載の農作業機用表示システムにおいて、
前記表示装置は、切替スイッチを備え、前記切替スイッチの操作により、前記制御部から出力された電圧と電流の少なくとも1つの情報に基づく前記表示部の表示の内容を切り替え可能であることを特徴とする農作業機用表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業機用表示システムに関し、特に、トラクタに装着する作業機の電圧と電流の少なくとも1つを表示する農作業機用表示システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
トラクタに装着して農作業を行う作業機には電気を使用する機器を備えていることが多い。ここでの機器は、例えば、アクチュエータであれば、作業機の一部を動かすことで、農作業の作業性を高めることができる。このアクチュエータは、電源から電気が供給されて作動する。
【0003】
このような機器において、電気的な不具合が生じた場合は、テスターで調べるなどして、その故障の原因を調べることができる。一方、特許文献1には、制御信号に含まれる制御情報と電圧計測器で計測された電圧情報と電流計測器で計測された電流情報に基づき、故障または異常の候補を報知する監視部を備える農作業機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-185889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のテスターで調べる方法は、その時の電圧などを測定する。しかし、例えば、アクチュエータを備える作業機の場合、アクチュエータが作動している状態でなければ、正確な状態を把握することができない場合も存在する。このため、測定者は、実際にアクチュエータを作動させながら測定するため、測定に手間がかかり、かつ、正確な測定を記録することも手間のかかる作業であった。また、異常時においては、正常時の電流や電圧等との情報も比較を行いたいが、正常時の値を記録していない場合も多く、比較による検討ができない場合も多い。
【0006】
特許文献1には、故障または異常の候補を報知する発明が開示されているが、故障または異常の候補はあらかじめ定めた条件下によるものであり、実際の電流や電圧、過去の電流や電圧の状態を知りたい場合には対応できない。さらに、故障または異常の候補を調べるためには、常に電流や電圧を測定する必要があり、処理装置やメモリへの負荷が大きいものとなる。さらに、過去の値を記録することは特許文献1では前提とされていない。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みて、トラクタに装着する作業機に用いる電圧と電流の少なくとも1つを的確に測定して測定した情報に基づき適切な表示を行う農作業機用表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、代表的な本発明の農作業機用表示システムの一つは、トラクタに装着して農作業を行う作業機に用いる電圧と電流の少なくとも1つを表示する農作業機用表示システムにおいて、前記作業機に設けられるアクチュエータと、前記作業機に設けられ前記アクチュエータを制御する制御部と、前記制御部よりも電源側の電圧と電流の少なくとも1つを計測する第1の検出部と、前記アクチュエータの電圧と電流の少なくとも1つを測定する第2の検出部と、前記制御部と通信可能で前記第1の検出部と前記第2の検出部が測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を表示可能な表示部を有する表示装置とを備え、前記制御部は、前記制御部の電源が入った場合に、前記第1の検出部と前記第2の検出部で電圧と電流の少なくとも1つを測定して、前記表示装置に測定した電圧と電流の少なくとも1つの情報を出力することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、農作業機用表示システムにおいて、トラクタに装着する作業機に用いる電圧と電流の少なくとも1つを的確に測定して測定した情報に基づき適切な表示を行うことができる。
上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の農作業機用表示システムの一実施形態を示すブロック図である。
本発明の農作業機用表示システムに適用される作業機の例を含む平面図である。
本発明の農作業機用表示システムにおける表示装置の一例を示す。
本発明の農作業機用表示システムにおける第1の処理例を示すフローチャートである。
本発明の農作業機用表示システムにおける第2の処理例を示すフローチャートである。
本発明の農作業機用表示システムにおける第3の処理例を示すフローチャートである。
本発明の農作業機用表示システムにおける第1の表示例を示す。
本発明の農作業機用表示システムにおける第2の表示例を示す。
本発明の農作業機用表示システムにおける第3の表示例を示す。
本発明の農作業機用表示システムにおける第4の表示例を示す。
本発明の農作業機用表示システムにおける第5の表示例を示す。
本発明の農作業機用表示システムにおける第6の表示例を示す。
本発明の農作業機用表示システムの別実施形態を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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