TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024147885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060592
出願日
2023-04-04
発明の名称
光通信装置
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04B
10/80 20130101AFI20241009BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】運搬作業の労力を軽減させつつ、通信品質の劣化を抑制可能な光通信装置を提供できる光通信装置を提供する。
【解決手段】光通信装置は、半球状の形状を有し、外側表面に穴が形成される透明筐体12と、透明筐体12の内面側に配置され、内部に貯留空間Sを形成する構造体11b2と、構造体11bの外面側と透明筐体12の内面側との間に配置され、透明筐体12の内面側を介して外部装置との光通信を行う光通信部13と、構造体11b2から穴に向けて延び、外部からの水を貯留空間Sに導くための注入管11b213と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
水中で光通信を行う光通信装置であって、
半球状の形状を有し、外側表面に穴が形成される透明筐体と、
前記透明筐体の内面側に配置され、内部に貯留空間を形成する構造体と、
前記構造体の外面側と前記透明筐体の内面側との間に配置され、前記透明筐体の内面側を介して外部装置との光通信を行う光通信部と、
前記構造体から前記穴に向けて延び、外部からの水を前記貯留空間に導くための注入管と、を備える
光通信装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記構造体は、半球状の形状を有する
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項3】
前記注入管の注入口よりも上側に配置され、前記貯留空間に貯留される水を排出するための排出口をさらに備える
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項4】
前記構造体は、金属で形成され、
前記光通信部のそれぞれは、前記構造体の外面に配置される
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項5】
前記構造体の外面において、前記光通信部が配置される部位が平坦に形成される
請求項4に記載の光通信装置。
【請求項6】
前記光通信部と前記平坦に形成される部位との間に配置され、絶縁性を有する放熱シートをさらに備える
請求項5に記載の光通信装置。
【請求項7】
前記光通信部のそれぞれを制御する制御基板を収容し、前記構造体の上方に配置されたケーシングと、
前記制御基板と前記光通信部のそれぞれとを電気的に接続する導線と、
前記ケーシングの外面から前記構造体の内面に向かって延び、前記貯留空間内に設けられ、前記導線が差し込まれる管と、をさらに備える
請求項1に記載の光通信装置。
【請求項8】
前記ケーシングと前記管と前記構造体とが、金属により一体に形成される
請求項7に記載の光通信装置。
【請求項9】
複数の前記光通信部と、複数の前記管とのそれぞれが間隔を空けて配置される
請求項7に記載の光通信装置。
【請求項10】
前記ケーシングは、半球状の形状を有する突出部を有し、
前記突出部は、前記貯留空間に収容され、
各前記管は、前記突出部の外面と、前記構造体の内面との間に配置される
請求項9に記載の光通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光通信装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
水中での通信において、伝送媒体として光(特に、可視光)を用いる光通信システムが知られている。光は高い指向性を持つため、従来の光通信システムでは、送信側及び受信側のそれぞれの光通信装置が固定されている前提下で、送信側及び受信側を対向させる通信することが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-103232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水中で使用される光通信装置には、高い水密性が要求されるため、透明部材で形成された透明筐体に光通信部を収容し、筐体を介して光通信部が光通信を行う構成が考えられる。
【0005】
しかしながら、このような構成では、光通信装置の透明筐体の内部に形成される空間により浮力が発生する。したがって、このような光通信装置を水中で使用するには、錘を光通信装置に取り付けて沈下させる必要がある。よって、光通信装置だけでなく錘も運搬しなければならず、運搬作業は労力のかかる作業となる。
【0006】
また、錘の取り付ける位置によっては光通信装置の位置が不安定になる可能性がある。特に、海で光通信装置を使用する場合には、波の影響を受けるため、光通信装置の位置が動いてしまい、通信品質が劣化する可能性がある。
【0007】
また、光通信装置の内部には熱がこもりやすいが、光通信装置は水中で冷却されるため、光通信装置の内部と透明筐体表面とで温度差が生じ、透明筐体の内側に結露が発生しやすい。このことによっても、通信品質が劣化する可能性がある。
【0008】
そこで、本開示は、運搬作業の労力を軽減させつつ、通信品質の劣化を抑制可能な光通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の態様に係る光通信装置は、水中で光通信を行う光通信装置であって、半球状の形状を有し、外側表面に穴が形成される透明筐体と、前記透明筐体の内面側に配置され、内部に貯留空間を形成する構造体と、前記構造体の外面側と前記透明筐体の内面側との間に配置され、前記透明筐体の内面側を介して外部装置との光通信を行う光通信部と、前記構造体から前記穴に向けて延び、外部からの水を前記貯留空間に導くための注入管と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、運搬作業の労力を軽減させつつ、通信品質の劣化を抑制可能な光通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
京セラ株式会社
保持具
6日前
京セラ株式会社
照明装置
10日前
京セラ株式会社
半導体素子
20日前
京セラ株式会社
弾性波フィルタ
1か月前
京セラ株式会社
振動装置及び制御方法
今日
京セラ株式会社
通信制御方法及びノード
7日前
京セラ株式会社
弾性波装置および通信装置
6日前
京セラ株式会社
弾性波装置および通信装置
6日前
京セラ株式会社
音出力装置及び音出力方法
1か月前
京セラ株式会社
ブラインド装置及び制御方法
1か月前
京セラ株式会社
弾性波デバイスおよび通信装置
20日前
京セラ株式会社
弾性波装置、分波器及び通信装置
1か月前
京セラ株式会社
回転工具及び切削加工物の製造方法
6日前
京セラ株式会社
太陽電池装置及び太陽電池システム。
10日前
京セラ株式会社
送電装置、制御方法及び制御プログラム
今日
京セラ株式会社
配線基板、電子装置及び電子モジュール
28日前
京セラ株式会社
配線基板、電子装置及び電子モジュール
28日前
京セラ株式会社
配線基板およびそれを用いた実装構造体
1か月前
京セラ株式会社
画像処理装置、撮像装置、及び検出方法
今日
京セラ株式会社
検出方法、試薬キット、試薬の製造方法
20日前
京セラ株式会社
画像処理装置、撮像装置、及び算出方法
6日前
京セラ株式会社
照明システムおよび照明システムの制御方法
1か月前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
今日
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
20日前
京セラ株式会社
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
6日前
京セラ株式会社
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
6日前
京セラ株式会社
ヒータ
6日前
京セラ株式会社
電子機器
1か月前
京セラ株式会社
配線基板、電子部品収納用パッケージ及び電子モジュール
今日
京セラ株式会社
印刷装置
13日前
京セラ株式会社
分散電源制御システム、電源制御装置及び分散電源制御方法
6日前
京セラ株式会社
分散電源制御システム、電源制御装置及び分散電源制御方法
6日前
京セラ株式会社
熱デバイス
20日前
京セラ株式会社
蓄電システム、パワーコンディショナ、及び蓄電池ユニット
28日前
京セラ株式会社
装置及び方法
1か月前
京セラ株式会社
通信制御方法
29日前
続きを見る
他の特許を見る