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公開番号
2024146226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059006
出願日
2023-03-31
発明の名称
吐出キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/40 20060101AFI20241004BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内容物の固化による弁体の固着を抑制できる吐出キャップを提供する。
【解決手段】上側天壁3と、下側天壁4と、下側天壁4に取り付けられる戻り流路形成部材9と、弁体5とを有し、上側天壁3は吐出口6を有し、下側天壁4は環状のシール部7を有し、弁体5は、シール部7に接するシール位置に移動することで、容器本体2内の内容物が吐出口6に向けてシール部7から流出することを阻止できる一方、シール位置から移動することで、容器本体2内の内容物が吐出口6に向けてシール部7から流出することを許容でき、下側天壁4は、シール部7よりも径方向外側に貫通部8を有し、戻り流路形成部材9と下側天壁4との間に戻り流路10が形成され、戻り流路10は、戻り流路形成部材9と下側天壁4との少なくとも一方に形成される溝部11によって形成され、内容物は、弁体5がシール位置にある時に貫通部8と戻り流路10とからなる通過流路12を通って容器本体2内まで戻り得る、吐出キャップ1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液状の内容物を収容する容器本体の口部に装着される吐出キャップであって、
正立姿勢状態での上側に位置する上側天壁と、
前記上側天壁よりも前記正立姿勢状態での下側に位置する下側天壁と、
前記下側天壁に取り付けられる戻り流路形成部材と、
弁体とを有し、
前記上側天壁は吐出口を有し、
前記下側天壁は環状のシール部を有し、
前記弁体は、前記シール部に接するシール位置に移動することで、前記容器本体内の前記内容物が前記吐出口に向けて前記シール部から流出することを阻止できる一方、前記シール位置から移動することで、前記容器本体内の前記内容物が前記吐出口に向けて前記シール部から流出することを許容でき、
前記下側天壁は前記シール部よりも径方向外側に貫通部を有し、
前記戻り流路形成部材と前記下側天壁との間に戻り流路が形成され、
前記戻り流路は、前記戻り流路形成部材と前記下側天壁との少なくとも一方に形成される溝部によって形成され、
前記内容物は、前記弁体が前記シール位置にある時に前記貫通部と前記戻り流路とからなる通過流路を通って前記容器本体内まで戻り得る、吐出キャップ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記下側天壁は、前記シール部よりも径方向外側に、前記容器本体の正立姿勢状態で前記内容物を前記通過流路まで案内できる傾斜面を有する、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項3】
前記内容物は、前記弁体が前記シール位置にある時に前記貫通部及び前記戻り流路をこの順に通って前記容器本体内まで戻り得る、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項4】
前記通過流路は、流れ方向を変える少なくとも1つの屈曲部を有する、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項5】
前記貫通部と前記戻り流路との間に前記下側天壁と前記戻り流路形成部材との間の隙間によって形成される液保持部を有する、請求項1に記載の吐出キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出キャップに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
液状の内容物を収容する容器本体の口部に装着される吐出キャップであって、正立姿勢状態での上側に位置する上側天壁と、上側天壁よりも正立姿勢状態での下側に位置する下側天壁と、弁体とを有し、上側天壁は吐出口を有し、下側天壁は環状のシール部を有し、弁体は、シール部に接するシール位置に移動することで、容器本体内の内容物が吐出口に向けてシール部から流出することを阻止できる一方、シール位置から移動することで、容器本体内の内容物が吐出口に向けてシール部から流出することを許容できる、吐出キャップが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-180775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成を有する従来の吐出キャップは、乾性油(亜麻仁油など)などのように酸化や加熱などによって粘度を増し、固化する性質の液体を内容物とする場合に、流通時に振動や衝撃などによって弁体がシール位置から移動した時に容器本体内からシール部を通過した内容物がシール部の外周部で弁体に付着し、その後に固化し、弁体が固着してしまい、使用時に内容物を吐出できない吐出不良を生じる虞がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、内容物の固化による弁体の固着を抑制できる吐出キャップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
液状の内容物を収容する容器本体の口部に装着される吐出キャップであって、
正立姿勢状態での上側に位置する上側天壁と、
前記上側天壁よりも前記正立姿勢状態での下側に位置する下側天壁と、
前記下側天壁に取り付けられる戻り流路形成部材と、
弁体とを有し、
前記上側天壁は吐出口を有し、
前記下側天壁は環状のシール部を有し、
前記弁体は、前記シール部に接するシール位置に移動することで、前記容器本体内の前記内容物が前記吐出口に向けて前記シール部から流出することを阻止できる一方、前記シール位置から移動することで、前記容器本体内の前記内容物が前記吐出口に向けて前記シール部から流出することを許容でき、
前記下側天壁は、前記シール部よりも径方向外側に貫通部を有し、
前記戻り流路形成部材と前記下側天壁との間に戻り流路が形成され、
前記戻り流路は、前記戻り流路形成部材と前記下側天壁との少なくとも一方に形成される溝部によって形成され、
前記内容物は、前記弁体が前記シール位置にある時に前記貫通部と前記戻り流路とからなる通過流路を通って前記容器本体内まで戻り得る、吐出キャップ。
【0008】
[2]
前記下側天壁は、前記シール部よりも径方向外側に、前記容器本体の正立姿勢状態で前記内容物を前記通過流路まで案内できる傾斜面を有する、[1]に記載の吐出キャップ。
【0009】
[3]
前記内容物は、前記弁体が前記シール位置にある時に前記貫通部及び前記戻り流路をこの順に通って前記容器本体内まで戻り得る、[1]又は[2]に記載の吐出キャップ。
【0010】
[4]
前記通過流路は、流れ方向を変える少なくとも1つの屈曲部を有する、[1]~[3]の何れか1項に記載の吐出キャップ。
(【0011】以降は省略されています)
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