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公開番号2024159181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023075013
出願日2023-04-28
発明の名称二重容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 1/00 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】内容器に収容される内容物の種類に関わらず、再生利用又は再利用可能な二重容器を提供する。
【解決手段】本発明に係る態様の二重容器は、内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴い減容する内容器、及び内容器を収容する外容器を有し、内容器及び外容器間に外気を吸入する吸気孔が設けられた容器本体と、内容器内に連通するとともに内容物を注出する注出口が形成され、容器本体のうち外容器が有する口部に着脱可能に装着される注出部材と、を備えている。注出部材は、内容器のうち口部の開口縁上に配置された被係止部に対して被係止部の下方から係止される係止部を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴い減容する内容器、及び前記内容器を収容する外容器を有し、前記内容器及び前記外容器間に外気を吸入する吸気孔が設けられた容器本体と、
前記内容器内に連通するとともに内容物を注出する注出口が形成され、前記容器本体のうち前記外容器が有する口部に着脱可能に装着される注出部材と、を備え、
前記注出部材は、前記内容器のうち前記口部の開口縁上に配置された被係止部に対して前記被係止部の下方から係止される係止部を備えている二重容器。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記注出部材は、
前記係止部を有する筒状の下キャップと、
前記被係止部に対して前記係止部とは反対側に位置して前記被係止部に向かい合う押さえ部を有し、前記下キャップに着脱可能に取り付けられる有頂筒状の上キャップと、を備えている請求項1に記載の二重容器。
【請求項3】
前記注出部材には、前記口部に形成された雄ねじ部に螺着される雌ねじ部が形成され、
前記下キャップ及び前記上キャップそれぞれの周壁部のうち、一方のキャップの周壁部には、上下方向に窪む凹部が形成され、
前記下キャップ及び前記上キャップそれぞれの周壁部のうち、他方のキャップの周壁部には、前記凹部内に収容された進入部が形成され、
前記雌ねじ部は、前記一方のキャップの周壁部及び前記進入部を容器軸回りに横断して形成されている請求項2に記載の二重容器。
【請求項4】
前記注出部材は、
前記口部に着脱可能に装着される装着キャップと、
上方付勢状態で下方移動可能に前記装着キャップに支持されたステムを有し、前記内容器内の内容物を吸い上げるポンプ部と、
前記注出口が形成され、前記ステムの上端部に取り付けられた押下ヘッドと、を備えている請求項1から請求項3の何れか1項に記載の二重容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二重容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
二重容器として、内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴い減容する内容器、及び内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成され、内容器を収容する外容器を有する容器本体と、内容物を注出する注出口が形成され、外容器が有する口部に装着された注出部材と、を備えた構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-163520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年では、上述した二重容器について、再生利用又は再利用可能であることが望まれている。しかし、内容器に収容される内容物の種類によっては、内容器と外容器とをまとめて処理することが難しかった。
【0005】
本発明は、内容器に収容される内容物の種類に関わらず、再生利用又は再利用可能な二重容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る二重容器は、内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴い減容する内容器、及び前記内容器を収容する外容器を有し、前記内容器及び前記外容器間に外気を吸入する吸気孔が設けられた容器本体と、前記内容器内に連通するとともに内容物を注出する注出口が形成され、前記容器本体のうち前記外容器が有する口部に着脱可能に装着される注出部材と、を備え、前記注出部材は、前記内容器のうち前記口部の開口縁上に配置された被係止部に対して前記被係止部の下方から係止される係止部を備えている。
【0007】
本態様によれば、口部から注出部材を取り外すにあたって、係止部が被係止部に下方から係止される。これにより、注出部材とともに内容器を引き上げ、外容器の口部を通じて内容器を引き上げることができる。その結果、内容器と外容器とを分別することができるので、内容器に収容される内容物の種類に関わらず、また外容器は内容物が付着していないことから外容器の洗浄を必要とせず、再生利用又は再利用可能に処理することができる。
【0008】
上記態様に係る二重容器において、前記注出部材は、前記係止部を有する筒状の下キャップと、前記被係止部に対して前記係止部とは反対側に位置して前記被係止部に向かい合う押さえ部を有し、前記下キャップに着脱可能に取り付けられる有頂筒状の上キャップと、を備えていることが好ましい。
本態様によれば、下キャップと上キャップとを分解することで、注出部材から内容器を取り除くことができる。これにより、内容器と注出部材とを分別することができるので、例えば注出部材を再利用することができる。
【0009】
上記態様に係る二重容器において、前記注出部材には、前記口部に形成された雄ねじ部に螺着される雌ねじ部が形成され、前記下キャップ及び前記上キャップそれぞれの周壁部のうち、一方のキャップの周壁部には、上下方向に窪む凹部が形成され、前記下キャップ及び前記上キャップそれぞれの周壁部のうち、他方のキャップの周壁部には、前記凹部内に収容された進入部が形成され、前記雌ねじ部は、前記一方のキャップの周壁部及び前記進入部を容器軸回りに横断して形成されていることが好ましい。
本態様によれば、注出部材が口部に装着された状態において、下キャップと上キャップとが分離することを抑制できる。これにより、二重容器の使用時において、注出部材から内容器が離脱することを抑制できる。
【0010】
上記態様に係る二重容器において、前記注出部材は、前記口部に着脱可能に装着される装着キャップと、上方付勢状態で下方移動可能に前記装着キャップに支持されたステムを有し、前記内容器内の内容物を吸い上げるポンプ部と、前記注出口が形成され、前記ステムの上端部に取り付けられた押下ヘッドと、を備えていることが好ましい。
本態様によれば、注出部材としてポンプ機構を用いることで、二重容器の操作性を向上させることができる。また、ポンプ機構を再利用することで、二重容器のランニングコストを軽減できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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