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公開番号
2024158988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074680
出願日
2023-04-28
発明の名称
注出キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 キャップ本体と、弁体および栓体との嵌合部において、気密性を維持できる注出キャップを提供する。
【解決手段】 容器Aに装着する注出キャップであって、注出キャップは、容器Aの口筒部1に装着され、内容液を注出する注出部13を有するキャップ本体B1と、キャップ本体B1の注出部13を開閉自在に覆う上蓋B3と、キャップ本体B1の内側に装着される栓体Cと、キャップ本体B1と栓体Cの間に装着され、口筒部1の開口を塞ぐ弁体Dとを備え、栓体Cは、弁体Dを包囲するように立設され、上端部でキャップ本体B1と嵌合する嵌合筒29を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に装着する注出キャップであって、
注出キャップは、容器の口筒部に装着され、内容液を注出する注出部を有するキャップ本体と、キャップ本体の注出部を開閉自在に覆う上蓋と、キャップ本体の内側に装着される栓体と、キャップ本体と栓体の間に装着され、口筒部の開口を塞ぐ弁体とを備え、
栓体は、弁体を包囲するように立設され、上端部でキャップ本体と嵌合する嵌合筒を備えることを特徴とする注出キャップ。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
キャップ本体は、容器の口筒部に装着される外筒壁と、外筒壁の上端部から内方に延設され、通気口部を有する天面壁と、天面壁に設けられる注出部とを備え、
栓体は、外筒壁の内周に係合する上壁と、上壁から立設する嵌合筒と、嵌合筒の外周側に一体成形され、通気口部を開閉する空気弁部を備えることを特徴とする請求項1に記載の注出キャップ。
【請求項3】
空気弁部は、通気口部を塞ぐ外気導入弁と、外気導入弁の両側から外方に向かって薄肉に形成され、平面方向にたわみ変形可能な一対のアーム部と、上壁から立設され、アーム部の端部を支持する連結支持部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の注出キャップ。
【請求項4】
空気弁部は、通気口部を塞ぐ外気導入弁と、外気導入弁の両側から外方に向かって薄肉に形成され、上下方向にたわみ変形可能な一対のアーム部と、上壁から立設され、アーム部の端部を支持する連結支持部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の注出キャップ。
【請求項5】
容器は、スクイズすることにより弾性変形可能な外容器と、外容器の内側で減容変形可能な内容器とを備える二重容器であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の注出キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の胴部をスクイズ(押圧)して、容器内の内容液を押し出すスクイズ容器に装着する注出キャップに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、各種の食品や調味料をはじめ、化粧料や薬剤等の内容液を収納し、スクイズすることによって、内容液を注出するスクイズ容器が使用されている。
また、内容液の品質維持が可能なスクイズ容器として、内外二重の構造体とし、外容器の胴部をスクイズすることによって、内側に配設された内容器を減容させて内容液を注出し、それに伴って内圧が減少し、外容器と内容器との間に外気導入孔からの外気を取り込むことで外容器の胴部のみを元の形状に復元させるスクイズ容器も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1記載のスクイズ容器の場合、注出キャップは、弁体(逆止弁)の上端部をキャップ本体と嵌合させるとともに、弁体の下端部を栓体(中栓)と嵌合させて気密(シール部)を維持している。
しかし、弁体は、軟材質(低密度ポリエチレン等)で形成することが多いため、弁体の上端部や下端部が精度よく成形されない場合があり、シール部から液漏れするおそれがあるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-193749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、キャップ本体と、弁体および栓体との嵌合部において、気密性を維持できる注出キャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するため、容器に装着する注出キャップであって、注出キャップは、容器の口筒部に装着され、内容液を注出する注出部を有するキャップ本体と、キャップ本体の注出部を開閉自在に覆う上蓋と、キャップ本体の内側に装着される栓体と、キャップ本体と栓体の間に装着され、口筒部の開口を塞ぐ弁体とを備え、栓体は、弁体を包囲するように立設され、上端部でキャップ本体と嵌合する嵌合筒を備えることを特徴とする構成を採用する。
【0007】
注出キャップの実施形態として、キャップ本体は、容器の口筒部に装着される外筒壁と、外筒壁の上端部から内方に延設され、通気口部を有する天面壁と、天面壁に設けられる注出部とを備え、栓体は、外筒壁の内周に係合する上壁と、上壁から立設する嵌合筒と、嵌合筒の外周側に一体成形され、通気口部を開閉する空気弁部を備えることを特徴とする構成を採用する。
【0008】
さらに、注出キャップの具体的実施形態として、空気弁部は、通気口部を塞ぐ外気導入弁と、外気導入弁の両側から外方に向かって薄肉に形成され、平面方向にたわみ変形可能な一対のアーム部と、上壁から立設され、アーム部の端部を支持する連結支持部とを備えることを特徴とする構成、また、空気弁部は、通気口部を塞ぐ外気導入弁と、外気導入弁の両側から外方に向かって薄肉に形成され、上下方向にたわみ変形可能な一対のアーム部と、上壁から立設され、アーム部の端部を支持する連結支持部とを備えることを特徴とする構成、また、容器は、スクイズすることにより弾性変形可能な外容器と、外容器の内側で減容変形可能な内容器とを備える二重容器であることを特徴とする構成を採用する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の注出キャップは、上記構成を採用することにより、キャップ本体と、弁体および栓体との嵌合部を、キャップ本体と栓体との一個所のみにしたので、従来よりも気密性を向上することができる。
また、本発明の注出キャップは、栓体に、たわみ変形可能な空気弁部を一体成形することで、栓体を簡単かつ生産性よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施例である注出キャップを装着した二重容器の閉蓋状態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は(a)のX-X線切断矢視図である。
本発明の第1実施例である注出キャップの栓体を示す図で、(a)は上面図、(b)は背面図である。
本発明の第2実施例である注出キャップの栓体を示す図で、(a)は上面図、(b)は背面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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