TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024159038
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074768
出願日
2023-04-28
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 吐出容器の全高寸法を低くすることにより、意匠性及び操作性を改善した吐出容器を創出することを課題とする。
【解決手段】 容器本体10と、吐出具20と、装着キャップ30と、とを有して構成された吐出容器あって、吐出具20は、ノズル21Aを有して昇降可能に設けられたノズルヘッド21と、内容液を汲み上げるシリンダ23Aと、を有し、装着キャップ30は、口筒部12に装着される外筒部31と、ノズルヘッド21が昇降可能に配置された内筒部33と、内筒部33の下端に設けられてシリンダ23Aの上部に設けられたフランジ部23aを係止する内向きフランジ34及び脚部35とを有して一体に形成されており、シリンダ23Aは、フランジ部23aが、内向きフランジ34と容器本体10に設けられた受け部12bとの間に挟まれた状態で、口筒部12の内部に配置された構成とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容液が収容された容器本体(10)と、内容液を汲み上げて吐出する吐出具(20)と、該吐出具(20)を前記容器本体(10)の口筒部(12)に装着する装着キャップ(30)と、を有して構成された吐出容器あって、
前記吐出具(20)は、内容液を吐出するノズル(21A)を有して昇降可能に設けられたノズルヘッド(21)と、該ノズルヘッド(21)の昇降に応じて内容液を汲み上げるシリンダ(23A)と、を有し、
前記装着キャップ(30)は、口筒部(12)に装着される外筒部(31)と、前記ノズルヘッド(21)が昇降可能に配置された内筒部(33)と、前記内筒部(33)の下端に設けられて前記シリンダ(23A)の上部に設けられたフランジ部(23a)を係止する内向きフランジ(34)及び脚部(35)とを有して一体に形成されており、
前記シリンダ(23A)は、前記フランジ部(23a)が、前記内向きフランジ(34)と前記容器本体(10)に設けられた受け部(12b)との間に挟まれた状態で、前記口筒部(12)の内部に配置されていることを特徴とする吐出容器。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
装着キャップ(30)を口筒部(12)から取り外したときに、前記装着キャップ(30)から前記口筒部(12)に移行する中栓(40)が設けられている請求項1記載の吐出容器。
【請求項3】
内筒部(33)の内周面に上下方向に沿う案内溝(33a)が形成され、ノズルヘッド(21)の外周面に前記案内溝(33a)内を移動する案内凸部(21b)が設けられている請求項1又は2記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルヘッドを備えた吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に示すように、ポンプ部33と上下動可能に設けられたノズルヘッド35とを有する吐出具32を、吐出キャップ30を介して容器本体の口筒部に装着し、ノズルヘッド35を押下する度に、容器本体10の内容液がポンプ部33によって汲み上げられ、ノズルヘッド35に設けられた吐出口38から吐出されるようした吐出容器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-164228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の吐出容器では、ノズルヘッド35が吐出キャップ30の内向きフランジ31b上に立設された上側筒部31c内を上下方向に移動する構成であるところ、吐出具32はそのフランジ部33bが内向きフランジ31bと口筒部(装着壁26)の上端との間に配置される構成である。このため、ノズルヘッド35が移動可能な範囲は口筒部の上端よりも上方の位置となることから、吐出容器の全高寸法(口筒部(装着壁26)の上端から上方に突出する吐出具32(ノズルヘッド35の頂壁まで)の突出寸法)が大きくなってしまうという問題があった。しかもその場合の吐出容器の外観は、ノズルヘッド35が容器本体の上部に大きく配置され、頭でっかちに見えてしまうことから意匠性についても改善の余地があった。
【0005】
また容器本体からノズルヘッド35の頂壁までの距離が長くなる傾向にあることから、操作者の指(主として人差し指)がノズルヘッド35の頂壁に届きにくく、結果として片手での操作がしにくいという問題もあった。
【0006】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、吐出容器の全高寸法を低くすることにより、意匠性及び操作性を改善した吐出容器を創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる手段は、
内容液が収容された容器本体と、内容液を汲み上げて吐出する吐出具と、該吐出具を前記容器本体の口筒部に装着する装着キャップと、を有して構成された吐出容器あって、
前記吐出具は、内容液を吐出するノズルを有して昇降可能に設けられたノズルヘッドと、該ノズルヘッドの昇降に応じて内容液を汲み上げるシリンダと、を有し、
前記装着キャップは、口筒部に装着される外筒部と、前記ノズルヘッドが昇降可能に配置された内筒部と、前記内筒部の下端に設けられて前記シリンダの上部に設けられたフランジ部を係止する内向きフランジ及び脚部とを有して一体に形成されており、
前記シリンダは、前記フランジ部が、前記内向きフランジと前記容器本体に設けられた受け部との間に挟まれた状態で、前記口筒部の内部に配置されることを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる手段では、ノズルヘッドの上下方向における移動範囲の一部を口筒部の内部に設定することができるため、口筒部から上方に突出するノズルヘッドの突出量を少なくでき、結果として吐出容器の全高寸法を低く抑えることができる。
【0008】
また本発明の他の手段は、上記本発明の主たる手段に、装着キャップを口筒部から取り外したときに、前記装着キャップから前記口筒部に移行する中栓が設けられている、との手段を加えたものである。
上記手段では、装着キャップを口筒部に装着する前の段階では、口筒部には中栓が設けられていないので、口筒部を介して内容液を容易に充填することができる。
【0009】
更に本発明の他の手段は、上記いずれかの手段に、内筒部の内周面に上下方向に沿う案内溝が形成され、ノズルヘッドの外周面に前記案内溝内を移動する案内凸部が設けられている、との手段を加えたものである。
上記手段では、ノズルヘッドの昇降動作を安定させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、ノズルヘッドの上下方向における移動範囲を口筒部の内部に設定することにより、吐出容器の全高寸法を低く抑えて、その意匠性を改善することができる。
また操作者は容器本体を保持した状態において、その人差し指がノズルヘッドの頂壁に届くようになるので操作性を安定させることができる
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
箱
29日前
個人
構造体
8か月前
個人
ゴミ箱
22日前
個人
包装体
1か月前
個人
収納用具
4か月前
個人
物品収納具
4か月前
個人
半蓋半箱筒
10か月前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
パウチ補助具
17日前
個人
掃除楽々ゴミ箱
5か月前
個人
ダンボール宝箱
1か月前
個人
テープホルダー
12か月前
個人
開封用カッター
6か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
圧縮収納袋
1か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
コード長さ調整器
11か月前
個人
パウチ容器
8か月前
個人
爪楊枝流通セット
11か月前
三甲株式会社
容器
11か月前
三甲株式会社
容器
11か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
個人
プラスチックバッグ
9か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
9か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
15日前
積水樹脂株式会社
接着剤
5か月前
株式会社イシダ
包装装置
29日前
株式会社KY7
封止装置
11か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
8か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
続きを見る
他の特許を見る