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公開番号
2024159294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023075187
出願日
2023-04-28
発明の名称
塗布容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
34/04 20060101AFI20241031BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】リフィル容器を付け替え可能な塗布容器を提供することである。
【解決手段】容器本体10と蓋体20と塗布具30とを有する塗布容器1であって、容器本体10が、外容器11と、口部12aとしごき部材12bとを備えた内容器12とを有し、蓋体20が、外蓋部21と、口部12aに着脱自在に係合する筒状の係合部22aと、外蓋部21に係止される筒状の係止部22bとを備え、係合部22aにおいて塗布具30を支持する内蓋部22とを有し、係止部22bが、外蓋部21に設けられた係止突起21cに径方向外側からアンダーカット係合する係合爪部22fと、係合爪部22fに対して周方向にずれて設けられた押圧部22gとを有し、押圧部22gが径方向内側に向けて押圧されると係合爪部22fが径方向外側に移動して係止突起21cとの係合が解除されるように構成されていることを特徴とする塗布容器1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容液を収容する容器本体と、前記容器本体の口部に着脱自在に装着される蓋体と、前記蓋体に支持されて前記容器本体に収容される塗布具と、を有する塗布容器であって、
前記容器本体が、
有底筒状の外容器と、
前記口部と前記口部の内側に装着されたしごき部材とを備え、前記外容器の内側に着脱自在に収容された内容器と、を有し、
前記蓋体が、
有頂筒状の外蓋部と、
前記口部に着脱自在に係合する筒状の係合部と、前記外蓋部に係止される筒状の係止部とを備え、前記係合部において前記塗布具を支持する内蓋部と、を有し、
前記係止部が、
前記外蓋部に設けられた係止突起に径方向外側からアンダーカット係合する係合爪部と、
前記係合爪部に対して周方向にずれて設けられた押圧部と、を有し、
前記押圧部が径方向内側に向けて押圧されると前記係合爪部が径方向外側に移動して前記係止突起との係合が解除されるように構成されていることを特徴とする塗布容器。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記係止部が、軸線を挟んで対向する一対の前記係合爪部を有する、請求項1に記載の塗布容器。
【請求項3】
前記係止部が、連結部により前記係合部に一体に連結して設けられており、
前記連結部は、前記係合爪部に対して周方向にずれて設けられている、請求項1または2に記載の塗布容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体と、容器本体の口部に着脱自在に装着される蓋体と、蓋体に支持されて容器本体に収容される塗布具と、を有する塗布容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
マスカラ、マニキュア、染毛剤などの化粧料に代表される内容液を収容する容器として、内容液を収容する容器本体と、容器本体の口部に着脱自在に装着される蓋体と、蓋体に支持されて容器本体に収容される塗布具と、を有する塗布容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような塗布容器によれば、蓋体を容器本体から取り外すと、内容液が付着した状態の塗布具が容器本体から取り出されるので、塗布具を用いて塗布対象に内容液を容易に塗布することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-69188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
環境負荷低減に対する要望の高まりや、内容物を収容したリフィル容器の付け替え、詰め替えが一般的になることなどに伴い、上記のような塗布容器に対してもリフィル容器を付け替えて使用することが求められている。
【0005】
しかし、塗布容器は、乾燥等によって内容液が固まって塗布具や容器本体に設けたしごき部の周囲などに固着するおそれがあるため、リフィル容器を付け替えて使用することが難しいという問題点があった。
【0006】
本発明の目的は、リフィル容器を付け替え可能な塗布容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の塗布容器は、内容液を収容する容器本体と、前記容器本体の口部に着脱自在に装着される蓋体と、前記蓋体に支持されて前記容器本体に収容される塗布具と、を有する塗布容器であって、前記容器本体が、有底筒状の外容器と、前記口部と前記口部の内側に装着されたしごき部材とを備え、前記外容器の内側に着脱自在に収容された内容器と、を有し、前記蓋体が、有頂筒状の外蓋部と、前記口部に着脱自在に係合する筒状の係合部と、前記外蓋部に係止される筒状の係止部とを備え、前記係合部において前記塗布具を支持する内蓋部と、を有し、前記係止部が、前記外蓋部に設けられた係止突起に径方向外側からアンダーカット係合する係合爪部と、前記係合爪部に対して周方向にずれて設けられた押圧部と、を有し、前記押圧部が径方向内側に向けて押圧されると前記係合爪部が径方向外側に移動して前記係止突起との係合が解除されるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の塗布容器は、上記構成において、前記係止部が、軸線を挟んで対向する一対の前記係合爪部を有するのが好ましい。
【0009】
本発明の塗布容器は、上記構成において、前記係止部が、連結部により前記係合部に一体に連結して設けられており、前記連結部は、前記係合爪部に対して周方向にずれて設けられているのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、リフィル容器を付け替え可能な塗布容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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