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公開番号2024145470
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057835
出願日2023-03-31
発明の名称接合部材
出願人クリナップ株式会社
代理人個人,個人
主分類F16B 5/00 20060101AFI20241004BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ネジを用いることなく板材の主面と板材の端面とを短時間で接合できる接合部材を提供する。
【解決手段】実施形態における接合部材1は、第1板材110の第1主面111と、第2板材120の第2端面121と、を接合するための接合部材Aであって、第1主面111と第2端面121とを接合する第1部材1を備える。第1部材1は、第1端面113から延びる凹部5に第1端面113からスライドして挿入される第1本体部11と、第1本体部11に設けられて第1方向に突出される第1突起部14と、を備える。第1突起部14は、第2端面121に形成される第2孔126に挿入される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に交わる面に沿う一対の第1主面と一対の前記第1主面を繋ぐ第1端面とが形成された第1板材の前記第1主面と、第2方向に交わる面に沿う一対の第2主面と一対の前記第2主面を繋ぐ第2端面とが形成された第2板材の前記第2端面と、を接合するための接合部材であって、
前記第1主面と前記第2端面とを接合する第1部材を備え、
前記第1部材は、
前記第1端面から延びる凹部に前記第1端面からスライドして挿入される第1本体部と、
前記第1本体部に設けられて前記第1方向に突出される第1突起部と、を備え、
前記第1突起部は、前記第2端面に形成される第2孔に挿入されること
を特徴とする接合部材。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記第1本体部は、第1棒状部と、前記第1棒状部の基端部に前記第1棒状部の短手方向の幅よりも拡幅された第1拡幅部と、が形成され、
前記凹部は、前記第1拡幅部の幅よりも縮幅されて前記第1棒状部が挿入される第1挿入部と、前記第1拡幅部が収容される収容部と、が形成されること
を特徴とする請求項1記載の接合部材。
【請求項3】
前記第1拡幅部は、前記第1棒状部に沿って突出される突出片を有し、
前記収容部は、前記突出片と嵌合される受入部が形成されること
を特徴とする請求項2記載の接合部材。
【請求項4】
前記第1本体部は、前記第1端面と面一な第1本体端面が形成されること
を特徴とする請求項1記載の接合部材。
【請求項5】
第3方向に交わる面に沿う一対の第3主面と一対の前記第3主面を繋ぐ第3端面とが形成された第3板材の前記第3端面と前記第1主面とを接合する第2部材を備え、
前記第2部材は、
前記凹部に前記第1端面から前記第1本体部のスライド方向と交わる方向にスライドして挿入される第2本体部と、
前記第2本体部に設けられて前記第1方向に突出される第2突起部と、を備え、
前記第2突起部は、前記第3端面に形成された第3孔に挿入され、
前記第2本体部は、前記第1本体部のスライド方向と交わる方向にスライドして前記第1本体部に嵌合されること
を特徴とする請求項1記載の接合部材。
【請求項6】
前記第2本体部に設けられて前記第1方向に突出される第3突起部と、を備え、
前記第3突起部は、前記第2孔に挿入されること
を特徴とする請求項5記載の接合部材。
【請求項7】
前記第2本体部は、前記第1端面と面一な第2本体端面が形成されること
を特徴とする請求項5記載の接合部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板材同士を接合するための接合部材に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、キャビネットでは、キャビネットを構成する側板等の板材の主面に、天板、底板、背板等の板材の端面を接合する。板材の主面と板材の端面とを接合する技術として、例えば特許文献1が開示されている。
【0003】
特許文献1の部品連結用組立ピンは、一方側の部品内に埋設される本体部と、この本体部から突出して他方側の部品内に挿入される位置決め用のダボ部とから形成されてなり、上記本体部には、該本体部を一方側の部品から抜け出さないように係止せしめる膨出部が設けられるとともに、上記ダボ部には、該ダボ部を他方側の部品から抜け出さないように固定せしめる固定手段が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭63-30611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の開示技術では、本体部における直方体状の基部と膨出部は、板状部材に凹設された窪み部内に主面側から差し込むようにして装着される。このため、膨出部には、板状部材からの抜け出しを防止するために木ネジが必要となる。したがって、板材同士を接合するのに時間がかかる。
【0006】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、ネジを用いることなく板材の主面と板材の端面とを短時間で接合できる接合部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る接合部材は、第1方向に交わる面に沿う一対の第1主面と一対の前記第1主面を繋ぐ第1端面とが形成された第1板材の前記第1主面と、第2方向に交わる面に沿う一対の第2主面と一対の前記第2主面を繋ぐ第2端面とが形成された第2板材の前記第2端面と、を接合するための接合部材であって、前記第1主面と前記第2端面とを接合する第1部材を備え、前記第1部材は、前記第1端面から延びる凹部に前記第1端面からスライドして挿入される第1本体部と、前記第1本体部に設けられて前記第1方向に突出される第1突起部と、を備え、前記第1突起部は、前記第2端面に形成される第2孔に挿入されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ネジを用いることなく板材の主面と板材の端面とを短時間で接合できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態におけるキャビネットの一例を示す斜視図である。
図2は、実施形態における板材の接合構造の一例を分解して示す斜視図である。
図3は、実施形態における板材の接合構造の一例を分解して示す斜視図である。
図4は、実施形態における板材の接合構造の一例で用いられる第1板材を示す図であり、図4(a)は、第1板材を第1方向から見た図であり、図4(b)は、第1板材を第3方向から見た図であり、図4(c)は、第1板材を第2方向から見た図である。
図5(a)は、図4(a)のB-B断面図であり、図5(b)は、図4(a)のC-C断面図である。
図6は、実施形態における板材の接合構造の一例で用いられる第2板材と第3板材とを第1方向から見た図である。
図7は、実施形態における板材の接合構造の一例で用いられる第2板材と第3板材とを示す図であり、図7(a)は、第3方向から見た図であり、図7(b)は、第2方向から見た図である。
図8は、実施形態における接合部材の一例で用いられる第1部材を示す図であり、図8(a)は、第1方向から見た図であり、図8(b)は、第3方向から見た図であり、図8(c)は、第2方向から見た図である。
図9は、実施形態における接合部材の一例で用いられる第2部材を示す図であり、図9(a)は、第1方向から見た図であり、図9(b)は、第3方向から見た図であり、図9(c)は、第2方向の一方側から見た図であり、図9(d)は、第2方向の他方側から見た図である。
図10は、実施形態における板材の接合構造の一例で用いられるコの字部材を示す図であり、図10(a)は、斜視図であり、図10(b)は、側面図である。
図11は、実施形態における板材の接合方法の一例の本体部挿入工程を説明する図であり、図11(a)は、第1板材を第1方向から見た図であり、図11(b)は、第1板材を第2方向から見た図である。
図12(a)は、図11(a)のD-D断面図であり、図12(b)は、図11(a)のE-E断面図である。
図13は、実施形態における板材の接合方法の一例の本体部挿入工程を説明する図であり、図13(a)は、第1板材を第1方向から見た図であり、図13(b)は、第1板材を第3方向から見た図である。
図14(a)は、図13(a)のF-F断面図であり、図14(b)は、図13(a)のG-G断面図であり、図14(c)は、図13(a)のH-H断面図である。
図15は、実施形態における板材の接合方法の一例の突起部挿入工程を説明する図であり、第1突起部の延伸方向に交わる面で切った断面図である。
図16は、実施形態における板材の接合方法の一例の突起部挿入工程を説明する図であり、図16(a)は、第1挿入部に設けられたコの字部材の延伸方向に交わる面で切った断面図であり、図16(b)は、第1棒状部の延伸方向に交わる面で切った断面図である。
図17は、実施形態における板材の接合方法の一例の突起部挿入工程を説明する図であり、図17(a)は、第2挿入部に設けられたコの字部材の延伸方向に交わる面で切った断面図であり、図17(b)は、第2棒状部の延伸方向に交わる面で切った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を適用した接合部材、該接合部材を用いた板材の接合構造、キャビネット、板材の接合方法及びキャビネットの組立方法を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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