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公開番号2024145420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057756
出願日2023-03-31
発明の名称バスバー接続構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 4/58 20060101AFI20241004BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】伝熱シートが被締結部を押し返す反力を、締結部にバランス良く加わり易くしつつも、バスバー接続構造をコンパクトにする。
【解決手段】バスバー接続構造は、端子台本体と締結部と被締結部と伝熱シートとを備える。端子台本体は、絶縁体である。締結部は、端子台本体を冷却部に締結する。第1の被締結部は、端子台本体における締結部を挟む両側部分のうちの一方に取り付けられた導電体であって、バスバーどうしの接続部が締結される。第2の被締結部は、当該両側部分のうちの他方に取り付けられた導電体であって、バスバーどうしの接続部が締結される。伝熱シートは、絶縁体であって、第1の被締結部と冷却部との間、および第2の被締結部と冷却部との間に介装される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のバスバーどうしを電気的に接続すると共に、前記バスバーどうしの接続部を冷却部に対して、電気的に絶縁しつつ伝熱可能に接続するバスバー接続構造であって、
絶縁体の端子台本体と、
前記端子台本体を前記冷却部に締結する締結部と、
前記端子台本体における前記締結部を挟む両側部分のうちの一方に、前記端子台本体の外部に露出するように取り付けられた導電体であって、複数の前記バスバーどうしの接続部が締結される第1の被締結部と、
前記両側部分のうちの他方に、前記端子台本体の外部に露出するように取り付けられた導電体であって、複数の前記バスバーどうしの接続部が締結される第2の被締結部と、
前記第1の被締結部と前記冷却部との間、および前記第2の被締結部と前記冷却部との間に介装される絶縁体の伝熱シートと、
を備えるバスバー接続構造。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
各前記被締結部は、前記端子台本体に取り付けられている導電体の被締結基部と、ボルトとを含み、前記被締結基部には螺子穴が設けられており、前記ボルトが前記接続部に係合した状態で、前記螺子穴に螺着されることによって、前記接続部が前記被締結部に締結される、
請求項1に記載のバスバー接続構造。
【請求項3】
複数の前記バスバーは、第1のバスバーと第2のバスバーと第3のバスバーとを含み、
前記第1の被締結部には、前記第1のバスバーの先端部と前記第2のバスバーの基端部とが締結され、
前記第2の被締結部には、前記第2のバスバーの先端部と前記第3のバスバーの基端部とが締結される、
請求項1又は2に記載のバスバー接続構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のバスバーどうしを電気的に接続するバスバー接続構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
バスバー接続構造の中には、複数のバスバーどうしの接続部を冷却部に対して、電気的に絶縁しつつ物理的に接続して伝熱可能にするものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6623392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、以下に示すバスバー接続構造を用いること考えた。バスバー接続構造は、端子台と伝熱シートとを備える。端子台は、端子台本体と、被締結部と、2つの締結部と、を備える。
【0005】
端子台本体は、絶縁体である。2つの締結部は、端子台本体における両端部分において、端子台本体を冷却部に締結する。被締結部は、導電体であって、端子台本体における2つの締結部どうしの間に位置する部分に取り付けられている。被締結部には、複数のバスバーどうしの接続部が締結される。伝熱シートは、絶縁体であって、被締結部と冷却部との間に介装される。以上によって、バスバーどうしの接続部が冷却部に対して、被締結部と伝熱シートとを介して物理的に接続されて伝熱可能になる。他方、電気的には、絶縁体の伝熱シートが介在することによって、バスバーどうしの接続部が冷却部から絶縁される。
【0006】
本発明者らは、このようなバスバー接続構造において、以下に示す問題があることに着目した。端子台は、被締結部を1つ有するのみなので、バスバーの接続部ごとに端子台が必要となる。しかも、端子台には、締結部が2つあるので、1つの被締結部に対して2つの締結部が必要になる。他方、締結部を1つにすると、被締結部の片側にのみ締結部が配されるようになる。そのことから、伝熱シートが被締結部を押し返す反力が、締結部に対して片側からのみ加わる。そのことから、締結部に加わる反力のバランスが悪くなり、端子台が傾いたり歪んだりしてしまうおそれがある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、伝熱シートが被締結部を押し返す反力を、締結部にバランス良く加わり易くしつつも、バスバー接続構造をコンパクトにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、端子台本体における締結部を挟む両側に被締結部をそれぞれ設け、各被締結部と冷却部との間との間に伝熱シートが介装すれば、上記目的を達成できることを見出して、本発明に至った。本発明は、以下の(1)~(3)のバスバー接続構造である。
【0009】
(1)複数のバスバーどうしを電気的に接続すると共に、前記バスバーどうしの接続部を冷却部に対して、電気的に絶縁しつつ伝熱可能に接続するバスバー接続構造であって、
絶縁体の端子台本体と、
前記端子台本体を前記冷却部に締結する締結部と、
前記端子台本体における前記締結部を挟む両側部分のうちの一方に、前記端子台本体の外部に露出するように取り付けられた導電体であって、複数の前記バスバーどうしの接続部が締結される第1の被締結部と、
前記両側部分のうちの他方に、前記端子台本体の外部に露出するように取り付けられた導電体であって、複数の前記バスバーどうしの接続部が締結される第2の被締結部と、
前記第1の被締結部と前記冷却部との間、および前記第2の被締結部と前記冷却部との間に介装される絶縁体の伝熱シートと、
を備えるバスバー接続構造。
【0010】
本構成によれば、1つの端子台本体をベースに構成される1つの端子台に、第1の被締結部と第2の被締結部とが含まれる。そのため、バスバーの接続部毎に端子台を設ける必要性がなく、バスバー接続構造がコンパクトになる。
(【0011】以降は省略されています)

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