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公開番号2024144573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024118743,2020564772
出願日2024-07-24,2020-11-04
発明の名称流路切換システム
出願人東レ株式会社,株式会社オンダ製作所
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類E03C 1/10 20060101AFI20241003BHJP(上水;下水)
要約【課題】接続作業性の向上、省スペース化を実現できる流路切換システムを提供する。
【解決手段】浄水システムに使用される流路切換システム1であって、流入口2、流出口3、分岐部および合流部を有する原水路と、浄水器に接続される原水用往路7と浄水用復路8と、を備え、分岐部は、流入口2から原水路を流れてきた原水を原水用往路7に分岐する部分であり、合流部は、原水路の分岐部から流出口3までの間に設けられ、浄水器により浄化されて浄水用復路8を流れてきた浄水を原水路に合流させる部分であり、原水路の分岐部と合流部との間に設けられた第1開閉弁10と原水用往路7に設けられた第2開閉弁11と、をさらに備え、原水路、原水用往路7、浄水用復路8、第1開閉弁10および第2開閉弁11が、他の配管を介することなく接続されて一体化されている流路切換システム。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
浄水システムに使用される流路切換システムであって、
流入口、流出口、分岐部および合流部を有する原水路と、
浄水器に接続される原水用往路と浄水用復路と、を備え、
前記分岐部は、前記流入口から前記原水路を流れてきた原水を前記原水用往路に分岐する部分であり、
前記合流部は、前記原水路の前記分岐部から前記流出口までの間に設けられ、前記浄水器により浄化されて前記浄水用復路を流れてきた浄水を前記原水路に合流させる部分であり、
前記原水路の前記分岐部と前記合流部との間に設けられた第1開閉弁と
前記原水用往路に設けられた第2開閉弁と、をさらに備え、
前記原水路、前記原水用往路、前記浄水用復路、前記第1開閉弁および前記第2開閉弁が、他の配管を介することなく接続されて一体化されている流路切換システム。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
浄水システムに使用される流路切換システムであって、
流入口、流出口および合流部を有する原水路と、
浄水器に接続される原水用往路および浄水用復路と、
前記原水路に設けられ、前記流入口から前記原水路を流れてきた原水を前記原水用往路に分岐する三方弁と、を備え、
前記合流部は、前記原水路の前記三方弁から前記流出口までの間に設けられ、前記浄水器により浄化されて前記浄水用復路を流れてきた浄水を前記原水路に合流させる部分であり、
前記原水路、前記原水用往路、前記浄水用復路および前記三方弁が、他の配管を介することなく接続されて一体化されている流路切換システム。
【請求項3】
前記流入口と前記流出口とが、それぞれの中心軸が2本の平行な軸になる位置関係にある請求項1または2の流路切換システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水道水を原水として、一般家庭用または業務用の飲料水として浄水を供給する浄水システムに使用される流路切換システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、水道水を浄化する浄水器として、水道水栓の吐出口に直結する蛇口直結型浄水器、キッチンの上に置いて使用する据置型浄水器、キッチンのシンクの下に置いて使用するアンダーシンク型浄水器が知られている。いずれも浄水器用フィルタカートリッジに充填した濾材は処理できる総濾過水量が限られているため、浄水器は、原水吐出状態と浄水吐出状態とを切り換える機能を有しており、使用者は、浄水を得たいときだけ浄水吐出状態とすることで、浄水器用フィルタカートリッジの延命を図る。そして濾材が処理できる総濾過水量に達したときに、浄水器用フィルタカートリッジを交換する。
【0003】
アンダーシンク型浄水器の場合、原水吐出状態と浄水吐出状態を切り換える手段としては、特許文献1のような浄水器用の特別な湯水混合・複合水栓が多く使用される。あるいは、本水栓とは別に浄水器用の単水栓を設け、原水使用時の水栓と浄水使用時の水栓のふたつを使い分けることもある。
【0004】
一方で、浄水器用の水栓を使用しない浄水システムも提案されている。例えば特許文献2には、水道管からなる原水経路と、水道管に取り付けられた浄水経路と、いずれかに送水するかを切り換える電磁弁を備え、タッチパネルを有する操作部を操作して電磁弁を制御するアンダーシンク型の浄水装置が開示されている。
【0005】
また、既存の水栓にアンダーシンク型浄水器を接続した構成の湯水混合水栓が特許文献3、4に開示されている。具体的に特許文献3の湯水混合水栓では、水栓本体の水導入管の下端部と水導入管への原水流路を開閉する止水栓との間に、逆止弁、T型管継手及び電動三方弁が設けられる。そして、T型管継手に、逆止弁を介して浄水器の浄水出口部が接続され、電動三方弁に浄水器の原水入口部が接続されている。特許文献4に開示の湯水混合水栓も同様に、原水流路に分岐流路を設け、この分岐流路に浄水路が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
日本国特開2016-142342号公報
日本国特開2001-225062号公報
日本国登録実用新案第3027934号公報
日本国特開平7-171559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献3、4の湯水混合水栓装置は、作業者が現場において逆止弁、T型管継手及電動三方弁などを順番に接続していく必要があり、接続作業に大幅な時間が取られるため、接続作業性の向上が望まれている。さらに、近年、流し台周りのスペース確保に対する顧客要求も高まっており、省スペース化も実現する必要がある。
【0008】
本発明は、前記の課題に鑑み、水道水用元バルブから水栓に水を供給するための原水流路に配置される流路切換部品の一体化に着目し、接続作業性の向上、省スペース化を実現できる流路切換システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決する本発明の流路切換システムは、浄水システムに使用される流路切換システムであって、
流入口、流出口、分岐部および合流部を有する原水路と、
浄水器に接続される原水用往路と浄水用復路と、を備え、
前記分岐部は、前記流入口から前記原水路を流れてきた原水を前記原水用往路に分岐する部分であり、
前記合流部は、前記原水路の前記分岐部から前記流出口までの間に設けられ、前記浄水器により浄化されて前記浄水用復路を流れてきた浄水を前記原水路に合流させる部分であり、
前記原水路の前記分岐部と前記合流部との間に設けられた第1開閉弁と、
前記原水用往路に設けられた第2開閉弁と、をさらに備え、
前記原水路、前記原水用往路、前記浄水用復路、前記第1開閉弁および前記第2開閉弁が、他の配管を介することなく接続されて一体化されている。
【0010】
前記の課題を解決する本発明の流路切換システムは、浄水システムに使用される流路切換システムであって、
流入口、流出口および合流部を有する原水路と、
浄水器に接続される原水用往路および浄水用復路と、
前記原水路に設けられ、前記流入口から前記原水路を流れてきた原水を前記原水用往路に分岐する三方弁と、を備え、
前記合流部は、前記原水路の前記三方弁から前記流出口までの間に設けられ、前記浄水器により浄化されて前記浄水用復路を流れてきた浄水を前記原水路に合流させる部分であり、
前記原水路、前記原水用往路、前記浄水用復路および前記三方弁が、他の配管を介することなく接続されて一体化されている。
(【0011】以降は省略されています)

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