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公開番号2024143719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056525
出願日2023-03-30
発明の名称電話通信交換装置、電話通信交換方法、電話通信交換プログラム、および電話通信システム
出願人太陽誘電株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04M 3/58 20060101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約【課題】呼出先ユーザが自身の管理する電話端末から離れた場所に位置する場合であっても、適切な着信処理を行う。
【解決手段】電話通信交換装置10は、受付部18Bと、判断部18Cと、着信制御部18Dと、を備える。受付部18Bは、呼出先ユーザの管理する電話端末の固有情報を含む呼出信号を呼出元の電話端末から受付ける。判断部18Cは、呼出信号を受付けたときに、該固有情報の割り当てられた呼出先ユーザの管理する電話端末である第1電話端末の位置と、呼出先ユーザの位置と、の距離が第1所定距離以下であるか否かを判断する。着信制御部18Dは、第1電話端末の位置と呼出先ユーザの位置との距離が第1所定距離を超える場合、呼出先ユーザの位置から第2所定距離以内に存在する他の電話端末である第2電話端末へ呼出元の電話端末から受付けた呼出信号を着信させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
呼出先ユーザの管理する電話端末の固有情報を含む呼出信号を呼出元電話端末から受付ける受付部と、
前記呼出信号を受付けたときに、前記固有情報の割り当てられた前記呼出先ユーザの管理する電話端末である第1電話端末の位置と、前記呼出先ユーザの位置と、の距離が第1所定距離以下であるか否かを判断する判断部と、
前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置との距離が前記第1所定距離を超える場合、前記呼出先ユーザの位置から第2所定距離以内に存在する他の電話端末である第2電話端末へ前記呼出元電話端末から受付けた前記呼出信号を着信させる着信制御部と、
を備える電話通信交換装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記着信制御部は、
前記第2電話端末へ前記呼出信号を着信させる場合、
前記呼出先ユーザ宛ての呼出であることを表すメッセージを該第2電話端末へ通知する、
請求項1に記載の電話通信交換装置。
【請求項3】
前記着信制御部は、
前記第2電話端末へ前記呼出信号を着信させる場合、
前記呼出先ユーザが自身の管理する前記第1電話端末を所持していないことを表すメッセージを、前記呼出元電話端末へ通知する、
請求項2に記載の電話通信交換装置。
【請求項4】
前記着信制御部は、
前記第2電話端末へ前記呼出信号を着信させる場合、
前記呼出先ユーザの位置および前記呼出先ユーザの勤怠情報の少なくとも一方に応じて、
前記呼出先ユーザが前記第1電話端末を所持していないことを表す情報、前記呼出先ユーザが呼出禁止領域に存在することを表す情報、および、前記呼出先ユーザの休暇状況、の少なくとも1つを表すメッセージを、前記呼出元電話端末へ通知する、
請求項2に記載の電話通信交換装置。
【請求項5】
前記着信制御部は、
前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置との距離が前記第1所定距離を超える場合、前記呼出先ユーザの位置から前記第2所定距離以内に存在する前記第2電話端末の内、
前記第2電話端末の位置と前記第2電話端末を管理するユーザの位置との距離が前記第1所定距離以下の前記第2電話端末へ、前記呼出元電話端末からの前記呼出信号を着信させる、
請求項1に記載の電話通信交換装置。
【請求項6】
前記着信制御部は、
前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置とが前記第1所定距離を超え、前記呼出先ユーザの位置から前記第2所定距離以内に前記第2電話端末が存在しない場合、
通話可能な電話端末無を表すメッセージを前記呼出元電話端末へ通知し、前記呼出先ユーザの管理する前記第1電話端末の留守番電話サービスに前記呼出信号を着信させる、
請求項1に記載の電話通信交換装置。
【請求項7】
前記着信制御部は、
前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置との距離が前記第1所定距離を超える場合、
前記呼出先ユーザの位置から前記第2所定距離以内に存在し、且つ自身の管理する前記第2電話端末から前記第1所定距離以下の位置に存在するユーザに関する呼出可能候補一覧を前記呼出元電話端末へ通知し、
前記呼出可能候補一覧から選択されたユーザによって管理される前記第2電話端末へ、前記呼出信号を着信させる、
請求項1に記載の電話通信交換装置。
【請求項8】
呼出先ユーザの管理する電話端末の固有情報を含む呼出信号を呼出元電話端末から受付けるステップと、
前記呼出信号を受付けたときに、前記固有情報の割り当てられた前記呼出先ユーザの管理する電話端末である第1電話端末の位置と、前記呼出先ユーザの位置と、の距離が第1所定距離以下であるか否かを判断するステップと、
前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置との距離が前記第1所定距離を超える場合、前記呼出先ユーザの位置から第2所定距離以内に存在する他の電話端末である第2電話端末へ前記呼出元電話端末から受付けた前記呼出信号を着信させるステップと、
を含む電話通信交換方法。
【請求項9】
呼出先ユーザの管理する電話端末の固有情報を含む呼出信号を呼出元電話端末から受付けるステップと、
前記呼出信号を受付けたときに、前記固有情報の割り当てられた前記呼出先ユーザの管理する電話端末である第1電話端末の位置と、前記呼出先ユーザの位置と、の距離が第1所定距離以下であるか否かを判断するステップと、
前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置との距離が前記第1所定距離を超える場合、前記呼出先ユーザの位置から第2所定距離以内に存在する他の電話端末である第2電話端末へ前記呼出元電話端末から受付けた前記呼出信号を着信させるステップと、
コンピュータに実行させるための電話通信交換プログラム。
【請求項10】
電話端末と、前記電話端末と通信する電話通信交換装置と、を備える電話通信システムであって、
前記電話通信交換装置は、
呼出先ユーザの管理する前記電話端末の固有情報を含む呼出信号を呼出元の前記電話端末である呼出元電話端末から受付ける受付部と、
前記呼出信号を受付けたときに、前記固有情報の割り当てられた前記呼出先ユーザの管理する前記電話端末である第1電話端末の位置と、前記呼出先ユーザの位置と、の距離が第1所定距離以下であるか否かを判断する判断部と、
前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置との距離が前記第1所定距離を超える場合、前記呼出先ユーザの位置から第2所定距離以内に存在する他の前記電話端末である第2電話端末へ前記呼出元電話端末から受付けた前記呼出信号を着信させる着信制御部と、
を備える電話通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電話通信交換装置、電話通信交換方法、電話通信交換プログラム、および電話通信システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
企業や病院等の構内を利用するユーザの各々が電話端末を保持し、通話することが行われている。また、電話端末の紛失を通知するシステムや、複数の電話端末を同時に呼び出すシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-72988号公報
特開2014-68055号公報
特開2008-294688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来技術では、呼出先ユーザが自身の管理する電話端末から離れた場所に位置する場合、適切な着信処理を行うことは困難であった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、呼出先ユーザが自身の管理する電話端末から離れた場所に位置する場合であっても、適切な着信処理を行うことができる、電話通信交換装置、電話通信交換方法、電話通信交換プログラム、および電話通信システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の電話通信交換装置は、受付部と、判断部と、着信制御部と、を備える。受付部は、呼出先ユーザの管理する電話端末の固有情報を含む呼出信号を呼出元電話端末から受付ける。判断部は、呼出信号を受付けたときに、前記固有情報の割り当てられた前記呼出先ユーザの管理する電話端末である第1電話端末の位置と、前記呼出先ユーザの位置と、の距離が第1所定距離以下であるか否かを判断する。着信制御部は、前記第1電話端末の位置と前記呼出先ユーザの位置との距離が前記第1所定距離を超える場合、前記呼出先ユーザの位置から第2所定距離以内に存在する他の電話端末である第2電話端末へ前記呼出元電話端末から受付けた前記呼出信号を着信させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、呼出先ユーザが自身の管理する電話端末から離れた場所に位置する場合であっても、適切な着信処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の電話通信システムの一例を示す模式図である。
図2は、電話端末の一例の機能ブロック図である。
図3は、電話通信交換装置の一例の機能ブロック図である。
図4は、ユーザ管理DBのデータ構成の一例の模式図である。
図5は、エリア管理情報のデータ構成の一例の模式図である。
図6は、表示画面の一例の模式図である。
図7は、実施形態の電話通信交換装置が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8は、表示画面の一例の模式図である。
図9は、表示画面の一例の模式図である。
図10は、表示画面の一例の模式図である。
図11は、表示画面の一例の模式図である。
図12は、表示画面の一例の模式図である。
図13は、実施形態の電話通信交換装置が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、ハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、電話通信交換装置、電話通信交換方法、電話通信交換プログラム、および電話通信システムの一の実施形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の電話通信システム1の一例を示す模式図である。
(【0011】以降は省略されています)

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