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公開番号2024143599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056361
出願日2023-03-30
発明の名称頭部部材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 35/10 20060101AFI20241003BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】酸素バリア性を容易に向上させることが可能な、頭部部材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器を提供する。
【解決手段】チューブ容器10用の頭部部材40は、ポリエチレンと、エチレン-ビニルアルコール共重合体と、改質剤とを含んでいる。ポリエチレンの含有量は、20重量%以上80重量%以下である。エチレン-ビニルアルコール共重合体の含有量は、20重量%以上50重量%以下である。酸素透過度は、
0.010cc/pkg・day・atm以上0.030cc/pkg・day・atm以下である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
チューブ容器用の頭部部材において、
ポリエチレンと、
エチレン-ビニルアルコール共重合体と、
改質剤とを含み、
前記ポリエチレンの含有量は、20重量%以上80重量%以下であり、
前記エチレン-ビニルアルコール共重合体の含有量は、20重量%以上50重量%以下であり、
酸素透過度は、0.010cc/pkg・day・atm以上0.030cc/pkg・day・atm以下である、頭部部材。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記ポリエチレンの含有量は、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体の含有量の0.5倍以上5倍以下である、請求項1に記載の頭部部材。
【請求項3】
前記エチレン-ビニルアルコール共重合体において、エチレンの含有量は、30モル%以上45モル%以下である、請求項1に記載の頭部部材。
【請求項4】
前記ポリエチレンの密度は、910kg/m

以上970kg/m

以下であり、前記ポリエチレンのメルトフローレートは、0.5g/10min以上15.0g/10min以下である、請求項1に記載の頭部部材。
【請求項5】
肩部と、前記肩部に連結された口部とを有し、前記肩部の厚みは、0.25mm以上2.0mm以下である、請求項1に記載の頭部部材。
【請求項6】
胴部チューブと、
前記胴部チューブの一端に接合された、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の頭部部材とを備える、チューブ容器。
【請求項7】
請求項6に記載のチューブ容器と、
前記頭部部材に取り付けられたキャップとを備える、キャップ付きチューブ容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、頭部部材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、内容物を充填する容器として、チューブ容器が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。特許文献1には、チューブ容器の頭部部材に、アルミニウム箔などの金属箔層を設けることにより、ガスバリア性を向上させたチューブ容器が開示されている。特許文献2には、頭部部材が内層、中間層(ガスバリア層)及び外層を備える多層構造をなすチューブ容器が開示されている。このようなチューブ容器では、特に内容物が果実等を含む場合、酸化を防ぐために高い酸素バリアが求められ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5509551号公報
特許第6976032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、昨今、包装材料においては、循環型社会の構築を求める声の高まりとともに、アルミニウムからの脱却が望まれている。このため、アルミニウムを用いることなく、高い酸素バリア性を有するチューブ容器が求められている。また、頭部部材を多層構造にした場合、頭部部材の製造工程が増えるため、チューブ容器の製造コストが高くなる可能性がある。
【0005】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、酸素バリア性を容易に向上させることが可能な、頭部部材、チューブ容器及びキャップ付きチューブ容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、チューブ容器用の頭部部材において、ポリエチレンと、エチレン-ビニルアルコール共重合体と、改質剤とを含み、前記ポリエチレンの含有量は、20重量%以上80重量%以下であり、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体の含有量は、20重量%以上50重量%以下であり、酸素透過度は、0.010cc/pkg・day・atm以上0.030cc/pkg・day・atm以下である、頭部部材である。
【0007】
本開示の第2の態様は、上述した第1の態様による頭部部材において、前記ポリエチレンの含有量は、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体の含有量の0.5倍以上5倍以下であっても良い。
【0008】
本開示の第3の態様は、上述した第1の態様又は上述した第2の態様による頭部部材において、前記エチレン-ビニルアルコール共重合体において、エチレンの含有量は、30モル%以上45モル%以下であっても良い。
【0009】
本開示の第4の態様は、上述した第1の態様から上述した第3の態様のそれぞれによる頭部部材において、前記ポリエチレンの密度は、910kg/m

以上970kg/m

以下であっても良く、前記ポリエチレンのメルトフローレートは、0.5g/10min以上15.0g/10min以下であっても良い。
【0010】
本開示の第5の態様は、上述した第1の態様から上述した第4の態様のそれぞれによる頭部部材において、頭部部材は、肩部と、前記肩部に連結された口部とを有していても良く、前記肩部の厚みは、0.25mm以上2.0mm以下であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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