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公開番号2024143564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056310
出願日2023-03-30
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類G03G 15/00 20060101AFI20241003BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】DC-DCコンバータの発熱などの影響をコントローラに与えないようにすることができる技術を提供する。
【解決手段】プリンタ1は、画像形成部4と、商用電源が供給する交流電圧が入力され、その交流電圧を第1直流電圧に変換するAC-DCコンバータ112Aを有するAC-DC電源基板112と、画像形成部4を制御するASIC105を有するメイン基板と、第1直流電圧からASIC105が動作するための第2直流電圧に変換するDC-DCコンバータ113Aを有するDC-DC電源基板113と、を備えている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成部と、
商用電源が供給する交流電圧が入力され、その交流電圧を第1直流電圧に変換するAC-DCコンバータを有するAC-DC電源基板と、
前記画像形成部を制御するコントローラを有するメイン基板と、
前記第1直流電圧から前記コントローラが動作するための第2直流電圧に変換するDC-DCコンバータを有するDC-DC電源基板と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記AC-DC電源基板は、第1接続線によって前記DC-DC電源基板と接続され、
前記DC-DC電源基板は、第2接続線によって前記メイン基板と接続され、
前記AC-DCコンバータは、
前記第1直流電圧を、前記第1接続線を経由して前記DC-DCコンバータに出力し、
前記DC-DCコンバータは、
前記第2直流電圧を、前記第2接続線を経由して前記コントローラに出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
本体筐体、をさらに備え、
前記画像形成部は、
ヒータを有し、前記ヒータの加熱により現像剤像をシートに定着させる定着部、を有し、
前記メイン基板と前記DC-DC電源基板とは、その各基板面が前記本体筐体の一方の側の側面に対して平行に配置され、前記DC-DC電源基板は、前記メイン基板より下側に配置され、
前記AC-DC電源基板は、
前記定着部より下側に配置され、前記第1接続線によって前記DC-DC電源基板の下側と接続され、
前記DC-DC電源基板は、
前記第2接続線によって前記メイン基板の下側と接続され、前記第2接続線は、前記第1接続線より短い、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記メイン基板は、前記第1直流電圧に基づいて前記画像形成部を駆動する駆動回路を有し、
前記AC-DC電源基板はさらに、第1駆動電圧線によって前記メイン基板と接続され、
前記AC-DCコンバータはさらに、前記第1直流電圧を、前記第1駆動電圧線を経由して前記駆動回路に出力する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記DC-DC電源基板は、第2接続線によって前記メイン基板と接続され、
前記AC-DC電源基板は、第3接続線によって前記メイン基板と接続され、
前記メイン基板は、第4接続線によって前記DC-DC電源基板と接続され、
前記メイン基板はさらに、前記第3接続線と前記第4接続線とを接続する第1中継配線を有し、
前記AC-DCコンバータは、
前記第1直流電圧を、前記第3接続線と、前記第1中継配線と、前記第4接続線とを経由して、前記DC-DCコンバータに出力し、
前記DC-DCコンバータは、
前記第2直流電圧を、前記第2接続線を経由して前記コントローラに出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記メイン基板は、前記第1直流電圧に基づいて前記画像形成部を駆動する駆動回路を有し、
前記AC-DC電源基板はさらに、第1駆動電圧線によって前記メイン基板と接続され、
前記AC-DCコンバータはさらに、前記第1直流電圧を、前記第1駆動電圧線を経由して前記駆動回路に出力し、
前記画像形成装置はさらに、
前記AC-DC電源基板と前記DC-DC電源基板とを接続する第1ハーネスであって、前記第3接続線と前記第1駆動電圧線とを合わせた第1ハーネスと、
前記DC-DC電源基板と前記メイン基板とを接続する第2ハーネスであって、前記第2接続線と前記第4接続線とを合わせた第2ハーネスと、
を備えたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記DC-DC電源基板は、制御線によって前記メイン基板と接続され、
前記コントローラは、前記制御線を経由して前記DC-DCコンバータに対して、前記DC-DCコンバータをオン/オフ制御するオン/オフ信号を出力し、
前記第2ハーネスは、
前記第2接続線と前記第4接続線と前記制御線とを合わせている、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記メイン基板は、前記画像形成部に対して前記第1直流電圧を出力し、前記第1直流電圧に基づいて前記画像形成部を駆動する駆動回路を有し、
前記AC-DC電源基板は、第1接続線によって前記DC-DC電源基板と接続され、
前記DC-DC電源基板は、第2接続線と、第2駆動電圧線と、によってそれぞれ前記メイン基板と接続され、
前記AC-DCコンバータは、
前記第1直流電圧を、前記第1接続線を経由して前記DC-DCコンバータに出力し、
前記DC-DCコンバータは、
前記第2直流電圧を、前記第2接続線を経由して前記コントローラに出力し、
前記DC-DC電源基板はさらに、
前記第1接続線と前記第2駆動電圧線とを接続する第2中継配線を有し、
前記AC-DCコンバータは、
前記第1接続線と、前記第2中継配線と、前記第2駆動電圧線とを経由して、前記駆動回路に対して前記第1直流電圧を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
本体筐体、をさらに備え、
前記画像形成部は、
ヒータを有し、前記ヒータの加熱により現像剤像をシートに定着させる定着部、を有し、
前記メイン基板と前記DC-DC電源基板とは、その各基板面が前記本体筐体の一方の側の側面に対して平行に配置され、前記DC-DC電源基板は、前記メイン基板より下側に配置され、
前記AC-DC電源基板は、
前記定着部より下側に配置され、第1接続線によって前記DC-DC電源基板の下側と接続されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記メイン基板と前記DC-DC電源基板の各基板面に対して平行に配置され、接地されている金属フレーム、をさらに備え、
前記メイン基板と前記DC-DC電源基板とは、前記金属フレームに取り付けられている、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、DC-DCコンバータを有する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、低圧電源基板と、DC-DCコンバータ及び主制御回路を搭載したメイン基板とを備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、低圧電源基板は、商用電源から供給された交流電圧を24Vの直流電圧に変換し、メイン基板に出力する。メイン基板のDC-DCコンバータは、低圧電源基板からの24Vの直流電圧を3.3Vの直流電圧に変換し、主制御回路に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-118666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置では、DC-DCコンバータとコントローラとが同じメイン基板に搭載されているので、DC-DCコンバータの発熱がコントローラに影響を与える可能性があった。
【0005】
本願は、DC-DCコンバータの発熱などの影響をコントローラに与えないようにすることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、画像形成部と、商用電源が供給する交流電圧が入力され、その交流電圧を第1直流電圧に変換するAC-DCコンバータを有するAC-DC電源基板と、画像形成部を制御するコントローラを有するメイン基板と、第1直流電圧からコントローラが動作するための第2直流電圧に変換するDC-DCコンバータを有するDC-DC電源基板と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
本願の画像形成装置によれば、メイン基板と独立したDC-DC電源基板を備えるようにしたので、DC-DCコンバータの発熱などの影響をコントローラに与えないようにすることができる。
【0008】
また、AC-DC電源基板は、第1接続線によってDC-DC電源基板と接続され、DC-DC電源基板は、第2接続線によってメイン基板と接続され、AC-DCコンバータは、第1直流電圧を、第1接続線を経由してDC-DCコンバータに出力し、DC-DCコンバータは、第2直流電圧を、第2接続線を経由してコントローラに出力する、ことを特徴とする。
【0009】
これにより、AC-DC電源基板もメイン基板と独立するようにしたので、DC-DCコンバータに加え、AC-DCコンバータの発熱などの影響をコントローラに与えないようにすることができる。
【0010】
また、本願の画像形成装置は、本体筐体、をさらに備え、画像形成部は、ヒータを有し、ヒータの加熱により現像剤像をシートに定着させる定着部、を有し、メイン基板とDC-DC電源基板とは、その各基板面が本体筐体の一方の側の側面に対して平行に配置され、DC-DC電源基板は、メイン基板より下側に配置され、AC-DC電源基板は、定着部より下側に配置され、第1接続線によってDC-DC電源基板の下側と接続され、DC-DC電源基板は、第2接続線によってメイン基板の下側と接続され、第2接続線は、第1接続線より短い、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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