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公開番号2024142864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055228
出願日2023-03-30
発明の名称エアセルマットレス
出願人株式会社ケープ
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類A47C 27/10 20060101AFI20241003BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】使用者の荷重が掛かり易い長手方向の中心付近が過剰に沈み込むことを抑制して、使用者の体勢を安定的に維持することができるエアセルマットレスを提供する。
【解決手段】エアセルマットレス100は、長手方向に配列されたエアセル群を備えるエアセルマットレスであって、エアセル群は、長手方向の中心100cを含む第1領域A1に配置された第1エアセル110aと、第1領域以外の他の領域である第2領域A21、A22に配置された第2エアセル120a、120jと、を有し、第1エアセルは、エアセルに身体が載置された際にエアセルの断面形状を維持する指標となる保持力が第2エアセルよりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向に配列された複数のエアセルを備えるエアセルマットレスであって、
前記複数のエアセルは、
前記長手方向の中心を含む第1領域に配置された第1エアセルと、
前記第1領域以外の他の領域に配置された第2エアセルと、を有し、
前記第1エアセルは、エアセルに身体が載置された際にエアセルの断面形状を維持する指標となる保持力が前記第2エアセルよりも大きい、ことを特徴とするエアセルマットレス。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第1領域は、前記長手方向の全体の長さに対して10%以上70%以下の割合で配置されている、請求項1に記載のエアセルマットレス。
【請求項3】
前記長手方向の一端部側には、前記身体の頭部が配置され、
前記長手方向の他端部側には、前記身体の下肢が配置され、
前記第1領域よりも前記一端部側に位置する第2領域は、前記長手方向の全体の長さに対して10%以上46%以下の割合で配置されており、
前記第1領域よりも前記他端部側に位置する第2領域は、前記長手方向の全体の長さに対して10%以上46%以下の割合で配置されている、請求項2に記載のエアセルマットレス。
【請求項4】
前記第1エアセルは、同一の内圧下において同一の荷重が付与された際に、前記第2エアセルよりも大きなフープ応力が生じるように構成されている、請求項1に記載のエアセルマットレス。
【請求項5】
前記第1エアセルは、セル内に配置された傾斜した仕切り部材によって互いに仕切られた2つ以上のチャンバで構成された傾斜型多層式エアセルを有する、請求項1に記載のエアセルマットレス。
【請求項6】
前記第2エアセルは、前記身体が載置される上面側に配置される複数の小チャンバと、前記上面と反対側に配置され前記複数の小チャンバの各々と連通する一つの大チャンバと、で構成されたエアセルを備える、請求項5に記載のエアセルマットレス。
【請求項7】
前記第1エアセルは、前記長手方向と交差する幅方向に沿って略同一の断面形状を備える、請求項1に記載のエアセルマットレス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアセルを備えるエアセルマットレスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、寝返りや体位変換を行うことが困難な療養者や要介護者等(以下、「使用者」とする)向けのマットレスとして、空気等の気体の送給及び排出を操作することで膨張・収縮可能に構成されたエアセルを備えるエアセルマットレスが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載されたエアセルマットレスでは、エアセルマットレスの長手方向(仰臥位、伏臥位、側臥位の状態の使用状態において頭部から下肢に向かう方向)においてエアセルが使用者の身体の各部を均一な保持力(支持力)で支持し得るように、各エアセルの断面形状を略同一に構成している。使用者は、特許文献1のエアセルマットレスを使用した状態において各エアセルが同一の空気量で拡張されることにより、エアセルマットレス上で安定した体勢を維持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-226264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように特許文献1に記載されたエアセルマットレスは、エアセルマットレスの長手方向の各部において均一な保持力を呈することができるため、使用者の身体を安定的に維持することができるといった利点がある。一方で、次のような点を考慮した場合、更なる改善の余地があるとも言える。
【0006】
使用者がエアセルマットレスを仰臥位で使用すると、使用者の腰部や臀部等はエアセルマットレスに対して凸状に突出した状態で配置される。そのため、エアセルマットレスにおいて使用者の腰部や臀部が配置される部分には局所的に大きな荷重が掛かり、他の部分と比較して過剰に沈み込み易い。エアセルマットレスの一部が他の部分よりも過剰に沈み込むと、使用者の身体を自然な体勢(例えば、背骨の配列に沿うS字状のカーブの体勢)で維持することができず、使用者に負担が掛かる。特に、背上げ機能を備えるベッド装置とともにエアセルマットレスを使用した場合、背上げ状態で使用者がエアセルマットレスに寄りかかると、寄りかかった部分に対してより大きな荷重が集中的に掛かる。そのため、エアセルマットレスの一部が他の部分よりも過剰に沈み込んでしまう。
【0007】
また、使用者がエアセルマットレスに臀部を載せて座位で使用するような場合にもエアセルマットレスの一部に荷重が集中するため、エアセルマットレスの一部が過剰に沈み込んでしまう。
【0008】
以上説明したように、使用者が身体を載せた際にエアセルマットレスの一部が過剰に沈み込むと、使用者の体勢が不安定なものとなるため、使用者に快適な使用感を提供することが難しくなる。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、使用者の荷重が掛かり易い長手方向の中心付近が過剰に沈み込んでしまうことを抑制して、使用者の体勢を安定的に維持することができるエアセルマットレスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るエアセルマットレスは、長手方向に配列された複数のエアセルを備えるエアセルマットレスであって、前記複数のエアセルは、前記長手方向の中心を含む第1領域に配置された第1エアセルと、前記第1領域以外の他の領域に配置された第2エアセルと、を有し、前記第1エアセルは、エアセルに身体が載置された際にエアセルの断面形状を維持する指標となる保持力が前記第2エアセルよりも大きい、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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