TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024142601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054808
出願日2023-03-30
発明の名称切断機構、巻取機及び切断方法
出願人株式会社日本製鋼所
代理人個人
主分類B26D 1/04 20060101AFI20241003BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】膜材の切断性能の向上に寄与する切断機構を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係る切断機構(61)は、膜材(2)をロール状に巻き取る巻取機(1)に用いられ、カッタ(66)を巻取機(1)の左右方向に移動させて膜材(2)を切断する切断機構であって、巻取機(1)の左右方向にカッタ(66)を案内するガイド機構と、カッタ(66)を巻取機(1)の左右方向に移動させる駆動機構と、カッタ(66)を予め設定された初期位置に保持する保持機構(65)と、を備える。保持機構(65)は、カッタ(66)に設けられた第1の磁石(65a)と、巻取機(1)におけるカッタ(66)が移動した場合に停止している部分に設けられた第2の磁石(65b)と、を有し、第1の磁石(65a)と第2の磁石(65b)とは、初期位置で磁気接続される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
膜材をロール状に巻き取る巻取機に用いられ、カッタを前記巻取機の左右方向に移動させて前記膜材を切断する切断機構であって、
前記巻取機の左右方向に前記カッタを案内するガイド機構と、
前記カッタを前記巻取機の左右方向に移動させる駆動機構と、
前記カッタを予め設定された初期位置に保持する保持機構と、
を備え、
前記保持機構は、前記カッタに設けられた第1の磁石と、前記巻取機における前記カッタが移動した場合に停止している部分に設けられた第2の磁石と、を有し、前記第1の磁石と前記第2の磁石とは、前記初期位置で磁気接続される、切断機構。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記駆動機構は、モータと、前記モータの駆動力を前記カッタに伝達する駆動伝達部と、を有し、
前記駆動伝達部は、前記モータと前記カッタとの間に配置されるクラッチと、前記モータと前記クラッチとの間の入力側伝達部と、前記クラッチと前記カッタとの間の出力側伝達部と、を有し、
前記入力側伝達部は、前記モータの駆動力を増幅させる増幅部を有する、請求項1に記載の切断機構。
【請求項3】
前記カッタが前記巻取機の左右方向に往復して前記初期位置に戻った状態で前記カッタを受け止める受け止め機構を備える、請求項1又は2に記載の切断機構。
【請求項4】
前記駆動機構の駆動力が前記カッタに伝達された場合、前記第1の磁石と前記第2の磁石との磁気接続が解除される、請求項1又は2に記載の切断機構。
【請求項5】
前記第1の磁石及び前記第2の磁石は、電磁石である、請求項1又は2に記載の切断機構。
【請求項6】
前記膜材は、長尺の樹脂フィルムである、請求項1又は2に記載の切断機構。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の切断機構を備える、巻取機。
【請求項8】
カッタを巻取機の左右方向に移動させて、ロール状に巻き取られる膜材を切断する切断方法であって、
前記カッタが前記巻取機の左右方向に往復して予め設定された初期位置に戻った際に、前記カッタに設けられた第1の磁石と、前記巻取機における前記カッタが移動した場合に停止している部分に設けられた第2の磁石と、を磁気接続し、前記カッタを前記初期位置に保持する、切断方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、切断機構、巻取機及び切断方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に巻取機は、長尺の樹脂フィルムなどの膜材をロール状に巻き取る際に用いられ、例えば、特許文献1に開示されているように、膜材の巻き取りを第1の巻芯から第2の巻芯に移行させる際に、カッタを巻取機の左右方向に移動させて、第1の巻芯と第2の巻芯との間で膜材を切断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-59587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人は、以下の課題を見出した。一般的な巻取機は、図10に示すように、カッタ66をガイドレール62aに沿って巻取機の左右方向に往復させて初期位置に戻す際に、例えば、カッタ66を初期位置で受け止め機構64に接触させて停止させる場合がある。
【0005】
このとき、図10に示すように、カッタ66が受け止め機構64から反力を受けて当該カッタ66を初期位置に精度良く停止させることができない。つまり、カッタ66の停止位置が膜材の切断毎に異なる可能性がある。
【0006】
そのため、膜材を切断するためにカッタ66が移動を開始する位置が膜材を切断する毎に異なり、それに伴い、カッタ66の加速距離が異なって、膜材の切断速度にバラツキが生じ、膜材の切断面に影響を及ぼす可能性がある。
【0007】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、膜材の切断性能の向上に寄与する、切断機構、巻取機及び切断方法を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る切断機構は、膜材をロール状に巻き取る巻取機に用いられ、カッタを前記巻取機の左右方向に移動させて前記膜材を切断する切断機構であって、
前記巻取機の左右方向に前記カッタを案内するガイド機構と、
前記カッタを前記巻取機の左右方向に移動させる駆動機構と、
前記カッタを予め設定された初期位置に保持する保持機構と、
を備え、
前記保持機構は、前記カッタに設けられた第1の磁石と、前記巻取機における前記カッタが移動した場合に停止している部分に設けられた第2の磁石と、を有し、前記第1の磁石と前記第2の磁石とは、前記初期位置で磁気接続される。
【0009】
本開示の一態様に係る巻取機は、上述の切断機構を備える。
【0010】
本開示の一態様に係る切断方法は、カッタを巻取機の左右方向に移動させて、ロール状に巻き取られる膜材を切断する切断方法であって、
前記カッタが前記巻取機の左右方向に往復して予め設定された初期位置に戻った際に、前記カッタに設けられた第1の磁石と、前記巻取機における前記カッタが移動した場合に停止している部分に設けられた第2の磁石と、を磁気接続し、前記カッタを前記初期位置に保持する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
ハサミ
5か月前
個人
ラインカッター
5か月前
個人
カッター
7か月前
株式会社Yui
包丁
6か月前
個人
テープカッター
3か月前
個人
野菜切り器
5か月前
個人
ハサミ用補助定規
5か月前
有限会社カルチエ
ナイフ
1か月前
個人
折り畳みナイフ
25日前
個人
折り畳みナイフ
4か月前
コクヨ株式会社
ハサミ
1か月前
個人
紙器打抜ブランカー下型
7か月前
個人
剃刀具
3か月前
有限会社和田技研
スライサ
8か月前
株式会社文創
切創抑制器具
1か月前
学校法人神奈川大学
5か月前
個人
鶏卵および納豆パックカッター
8か月前
トヨタ自動車株式会社
切断装置
16日前
第一精工株式会社
ナイフ
3か月前
TOWA株式会社
樹脂材料の切断器具
5か月前
大創株式会社
打抜き部受支装置
1か月前
株式会社日本キャリア工業
食品切断装置
7か月前
協和工業株式会社
食品用鋏
6か月前
株式会社マサヒロ
波刃包丁
5か月前
株式会社島精機製作所
裁断機
8か月前
株式会社島精機製作所
裁断機
8か月前
学校法人修道学園
ハンマーヘッド付ナイフ
5か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
4か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
4か月前
匠技研株式会社
スライス装置
7か月前
株式会社島精機製作所
多連目打ち装置
7か月前
株式会社フジル
カッター
6か月前
株式会社アストラ
果菜の分割裁断装置
3か月前
グンゼ株式会社
切断方法及び切断装置
3か月前
西川ゴム工業株式会社
薪割り具
18日前
ヤーマン株式会社
体毛処理具の加熱機構
2か月前
続きを見る