TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024141759
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023053579
出願日
2023-03-29
発明の名称
火災報知設備用機器
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20241003BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】意匠性を向上した火災報知設備用機器を得る。
【解決手段】開口が形成されたパネルを有し、当該パネルによって外表面の少なくとも一部が形成されている筐体と、筐体内に設けられ、開口を介して視認される操作部と、回動可能に軸支され、操作部を筐体の外側から開閉可能に覆うカバーとを備え、カバーは、全閉位置と全開位置との間の開き角度が、180度であり、全閉位置にあるカバーの表面と、全開位置にあるカバーが重ねられるパネルの表面とが、面一に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
開口が形成されたパネルを有し、当該パネルによって外表面の少なくとも一部が形成されている筐体と、
前記筐体内に設けられ、前記開口を介して視認される操作部と、
回動可能に軸支され、前記操作部を前記筐体の外側から開閉可能に覆うカバーとを備え、
前記カバーは、全閉位置と全開位置との間の開き角度が、180度であり、
前記全閉位置にある前記カバーの表面と、前記全開位置にある前記カバーが重ねられる前記パネルの表面とが、面一に配置されている
火災報知設備用機器。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記カバーは、当該カバーの一辺に沿って延びる支軸を受ける軸受部を備え、
前記軸受部は、
当該カバーの前記表面から突出した位置にあり、前記一辺に沿った頂部と、
前記頂部から当該カバーの前記表面に向かって延び、当該カバーの前記表面に対して傾斜した軸受第1壁と、
前記軸受第1壁との間に前記頂部を挟んで配置された軸受第2壁とを備え、
前記軸受第1壁、前記頂部及び前記軸受第2壁によって山形の断面形状が形成され、
前記カバーが前記全閉位置にあるとき、前記軸受第2壁と前記開口の縁部との間に隙間が形成され、前記カバーの開放に伴って、前記隙間に前記軸受第1壁の少なくとも一部及び前記頂部が収容される
請求項1記載の火災報知設備用機器。
【請求項3】
前記開口に嵌め込まれ、前記操作部を支持する枠体を備え、
前記枠体は、
前記開口の前記縁部に配置され、前記パネルの前記表面に対して傾斜した縁部傾斜壁と、
前記縁部傾斜壁に連なり、前記縁部傾斜壁との間に角を形成する枠体支持壁と、
前記縁部傾斜壁と前記枠体支持壁とによって形成される前記角に設けられ、前記開口の前記縁部に載置されて前記枠体支持壁を支持する係止部とを備えた
請求項2記載の火災報知設備用機器。
【請求項4】
前記枠体支持壁は、前記開口の前記縁部の上に配置された平板面を有し、前記枠体支持壁の上に前記操作部が載置される
請求項3記載の火災報知設備用機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作部と操作部を覆うカバーとを備えた火災報知設備用機器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、筐体の前面パネルに設けられた操作表示部の一部を覆い、一辺が軸支されて開閉自在に取り付けられた子扉を備えた防災監視制御盤が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の子扉は、軸支された一辺に対向する他辺が前面パネル位置に至る全開位置まで開くことができるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-122178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の図1~3に開示された防災監視制御盤の前面パネルには、全開状態の子扉全体が収容される凹部が形成されている。子扉が閉じられた状態においては、この凹部は単なるへこみとして存在し、また子扉と同サイズの大きな凹部は目立つため、防災監視制御盤の意匠性の低下を招いてしまう。
【0005】
本発明は、上記のような課題を背景としたものであり、意匠性を向上した火災報知設備用機器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る火災報知設備用機器は、開口が形成されたパネルを有し、当該パネルによって外表面の少なくとも一部が形成されている筐体と、前記筐体内に設けられ、前記開口を介して視認される操作部と、回動可能に軸支され、前記操作部を前記筐体の外側から開閉可能に覆うカバーとを備え、前記カバーは、全閉位置と全開位置との間の開き角度が、180度であり、前記全閉位置にある前記カバーの表面と、前記全開位置にある前記カバーが重ねられる前記パネルの表面とが、面一に配置されているものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の火災報知設備用機器によれば、カバーは180度の開き角度で開くとともに、全閉位置にあるカバーの表面と、全開位置にあるカバーが重ねられるパネルの表面とが、面一に配置されている。このため、カバーが全閉状態のときには、カバーの表面とパネルの表面とで、フラットな面が形成される。したがって、火災報知設備用機器の意匠性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る火災受信機100の外観の一例を示す図である。
実施の形態に係るカバー20の斜視図である。
実施の形態に係るカバー20が開く工程を示した斜視図である。
実施の形態に係るカバー20の断面模式図である。
実施の形態に係るカバー20の開き角度θを説明する側面図である。
実施の形態に係る操作部10及びカバー20の部分断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、以下の実施の形態及び図示された態様に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本発明は、以下の実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含む。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又は相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本発明を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられ、いずれも図1に示す火災受信機100の設置状態を基準とした方向をいうものとする。
【0010】
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る火災受信機100の外観の一例を示す図である。火災受信機100は、概ね直方体である筐体1と、操作部10と、表示部11と、カバー20とを備える。筐体1の前後左右の外表面は金属板であるパネルで構成され、このパネルのうち前面に設けられたパネルをパネル2と称する。本実施の形態では、パネル2は、筐体1内に設けられた機器又は基板等の収容部を開閉する扉である。パネル2には開口3が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
能美防災株式会社
消火設備
1か月前
能美防災株式会社
防災設備
10日前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
デフレクタ
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
防災制御盤
16日前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
加煙試験器
1か月前
能美防災株式会社
火災受信機
1か月前
能美防災株式会社
総合操作盤
1か月前
能美防災株式会社
火災検出装置
1か月前
能美防災株式会社
火災検出装置
1か月前
能美防災株式会社
防災システム
3日前
能美防災株式会社
消火システム
1か月前
能美防災株式会社
消火システム
1か月前
能美防災株式会社
火災検出装置
1か月前
能美防災株式会社
警報転送装置
16日前
能美防災株式会社
火災検出装置
1か月前
能美防災株式会社
データ提供システム
1か月前
能美防災株式会社
撮影機能付き発信機
1か月前
能美防災株式会社
発熱者監視システム
1か月前
能美防災株式会社
火災報知設備用機器
1か月前
能美防災株式会社
避難経路通知システム
1か月前
能美防災株式会社
位置情報共有システム
16日前
能美防災株式会社
非常電話機能付き発信機
1か月前
能美防災株式会社
防災設備の設計支援装置
16日前
能美防災株式会社
発信装置、及び発信システム
1か月前
能美防災株式会社
発信装置、及び発信システム
1か月前
能美防災株式会社
火災シミュレーションシステム
1か月前
能美防災株式会社
火災シミュレーションシステム
1か月前
能美防災株式会社
情報管理装置およびプログラム
1か月前
能美防災株式会社
避難誘導システム及び無人飛行体
1か月前
株式会社三菱地所設計
消火設備
16日前
能美防災株式会社
スマートグラス及び避難支援システム
16日前
続きを見る
他の特許を見る