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公開番号2024144976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057183
出願日2023-03-31
発明の名称情報管理装置およびプログラム
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人瑛彩知的財産事務所
主分類G08B 29/00 20060101AFI20241004BHJP(信号)
要約【課題】防災機器の点検のモチベーションを向上させる。
【解決手段】本発明に係る情報管理装置は、点検者により試験器を用いて試験された防災機器の個数と前記試験に要した歩数のうち、少なくともいずれか一方に応じてポイントを算出し、算出したポイントを点検者に対応付けて記録するポイント算出部を備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
点検者により試験器を用いて試験された防災機器の個数と前記試験に要した歩数のうち、少なくともいずれか一方に応じてポイントを算出し、算出したポイントを前記点検者に対応付けて記録するポイント算出部を備える情報管理装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記ポイント算出部は、前記試験された防災機器の個数に、前記試験に要した歩数に応じて定まる値を乗じることで、前記ポイントを算出することを特徴とする、請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項3】
前記値は、前記試験に要した歩数と前記試験の依頼者に応じて定まることを特徴とする、請求項2に記載の情報管理装置。
【請求項4】
前記試験の結果を受け付けて記録する試験管理部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項5】
前記試験の結果には、前記試験された防災機器の機種、製造年月日または製造番号が含まれることを特徴とする、請求項3に記載の情報管理装置。
【請求項6】
前記試験管理部は、前記点検者の携帯端末から送信される前記試験の結果を受け付け、
前記点検者の携帯端末は、前記試験器から前記試験の結果を受信する
ことを特徴とする、請求項4に記載の情報管理装置。
【請求項7】
前記試験の依頼者の端末装置から送信される要求を受けて、前記試験を依頼するための点検依頼書フォームを前記端末装置に対して送信する点検依頼受付部をさらに備え、
前記端末装置から送信される要求は、前記依頼者が前記端末装置で所定のコードを読み取ることで送信される
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項8】
前記試験に要した歩数が所定の歩数に満たない場合に、前記点検者の携帯端末に対して警告を送信する判定部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項9】
携帯型のコンピュータを、
防災機器の試験に要する歩数を計測する歩数計測部と、
前記試験に使用された試験器から前記試験の結果を受け付ける試験結果受付部と、
前記歩数計測部により計測された歩数を情報管理装置に送信する通信部と、
前記試験結果受付部により受け付けられた前記試験の結果を前記情報管理装置に送信する試験結果送信部
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報管理装置とプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、火災の発生を感知するための機器として、感知器が広く利用されている。この感知器を火災時に正常に作動させるためには、定期的な点検が必要である。
【0003】
感知器の点検には、通常、試験器が用いられる。例えば、感知器が煙感知器である場合には、加煙試験器が用いられる。この場合、点検者は、まず、加煙試験器の支持棒を持ち上げて、先端に取り付けられている試験器部を煙感知器に近づける。そして点検者は、試験器部内に設けられたボンベから試験用ガスを放出し、擬似火災状態を作り出すことで、煙感知器の発報作動を試験する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-50928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような試験は感知器1個1個について行う必要があり、手間がかかる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、防災機器の点検のモチベーションを向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明に係る情報管理装置は、点検者により試験器を用いて試験された防災機器の個数と前記試験に要した歩数のうち、少なくともいずれか一方に応じてポイントを算出し、算出したポイントを前記点検者に対応付けて記録するポイント算出部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、防災機器の点検のモチベーションを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、防災システム100の構成例を示す。
図2は、試験器103の外観の一例を示す。
図3は、試験器103の電気的構成の一例を示す。
図4は、点検者端末104の構成例を示す。
図5は、情報管理サーバ105の構成例を示す。
図6は、試験結果情報321の一例を示す。
図7は、物件情報521の一例を示す。
図8は、回線情報522の一例を示す。
図9は、点検者情報523の一例を示す。
図10は、試験情報524の一例を示す。
図11は、試験結果情報525の一例を示す。
図12は、換算表526の一例を示す。
図13は、点検依頼情報527の一例を示す。
図14は、点検作業の一例を示す。
図15は、点検作業の一例を示す。
図16は、点検作業の一例を示す。
図17は、歩数計測処理の一例を示す。
図18は、試験結果閲覧処理の一例を示す。
図19は、一見客対応処理の一例を示す。
図20は、試験結果画面の一例を示す。
図21は、物件リストの一例を示す。
図22は、試験リストの一例を示す。
図23は、試験情報画面の一例を示す。
図24は、詳細情報画面の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.実施例
本発明の実施例について説明する。
1-1.概要
まず、本実施例の概要について説明する。
本実施例では、点検者が試験した感知器の個数と、当該点検者が試験時に歩いた歩数とに応じてポイントを付与する。付与されるポイントは、例えば、以下の用途に利用可能である。
(1)報奨金や商品券との交換
(2)防災機器を購入する際の割引き
(3)複数の企業が加盟して利用できる共通ポイントへの変換
【0010】
そのため、点検者の点検に対するモチベーションが向上する。さらに、点検者が動機付けられて実際に点検を行うことで、当該点検者の健康が増進する。この効果は、点検者の高齢化が進んでいる現代において特に顕著である。
(【0011】以降は省略されています)

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