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公開番号2024141263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052806
出願日2023-03-29
発明の名称火災受信機
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20241003BHJP(信号)
要約【課題】フック部に加わる力によるカバーの破損を抑制することが可能な火災受信機を得る。
【解決手段】火災受信機1は、筐体4の前面3aに配置された操作パネル5と、操作パネル5を開閉するカバー6とを有し、カバー6は、カバー6の下縁部67を回動軸部として上下に回動可能であり、カバー6の下縁部67には、電話機の送受話器7を係止するためのフック部69が、カバー6を下方に回動させて開いた状態にあるときに上部に位置して露出するように設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筐体の前面に配置された操作パネルと、前記操作パネルを開閉するカバーとを有する火災受信機において、
前記カバーは、前記カバーの下縁部を回動軸部として上下に回動可能であり、前記カバーの前記下縁部には、電話機の送受話器を係止するためのフック部が、前記カバーを下方に回動させて開いた状態にあるときに上部に位置して露出するように設けられている火災受信機。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記カバーは、前記カバーの表面が前記筐体の前面に対向する全開状態となるまで下方に回動自在である請求項1記載の火災受信機。
【請求項3】
前記カバーは、前記操作パネルに対向する矩形状の前壁と、前記前壁の下縁に設けられた下壁とを有し、
前記フック部は、前記下壁の外面から突出して設けられた凸部である請求項1又は請求項2記載の火災受信機。
【請求項4】
筐体の前面に配置された操作パネルと、前記操作パネルを開閉するカバーとを有する火災受信機において、
前記カバーは、前記カバーの下縁部を回動軸部として上下に回動可能であって、前記カバーの表面が前記筐体の前面に対向する全開状態となるまで下方に回動自在であり、
前記カバーは、前記操作パネルに対向する矩形状の前壁と、前記前壁の上縁に設けられた上壁とを有し、
電話機の送受話器を係止するためのフック部が、前記上壁の内面に設けられている火災受信機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災報知設備における火災受信機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の火災受信機は、筐体前面の操作パネルに電話ジャックを有し、電話ジャックに、電話機の送受話器の電話プラグを接続することで、例えば火災時や保守点検時に端末機器側の保守員と通話できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の火災受信機は、操作パネルを開閉するカバーを有し、カバーの内面には、送受話器を係止するためのフック部が設けられている。フック部は、通話の中断時等に送受話器を係止するために用いられる。カバーは、カバーの下縁部を回動軸部として上下に回動可能であり、下方に回動して開いた状態で下部側が前方に突出して傾斜し、フック部は、開状態で傾斜したカバーの下部側に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-251267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の火災受信機では、カバーは、カバーを開いた状態で下部側が前方に突出して傾斜している。特許文献1の火災受信機では、フック部が、このように傾斜した状態のカバーの下部側に設けられているため、送受話器をフック部に係止する際や係止を解除する際にフック部に力が加わると、カバーの回動軸部にモーメントによる応力が作用してカバーが破損する可能性があった。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、フック部に加わる力によるカバーの破損を抑制することが可能な火災受信機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る火災受信機は、筐体の前面に配置された操作パネルと、操作パネルを開閉するカバーとを有する火災受信機において、カバーは、カバーの下縁部を回動軸部として上下に回動可能であり、カバーの下縁部には、電話機の送受話器を係止するためのフック部が、カバーを下方に回動させて開いた状態にあるときに上部に位置して露出するように設けられているものである。
【0007】
本発明に係る火災受信機は、筐体の前面に配置された操作パネルと、操作パネルを開閉するカバーとを有する火災受信機において、カバーは、カバーの下縁部を回動軸部として上下に回動可能であって、カバーの表面が筐体の前面に対向する全開状態となるまで下方に回動自在であり、カバーは、操作パネルに対向する矩形状の前壁と、前壁の上縁に設けられた上壁とを有し、電話機の送受話器を係止するためのフック部が、上壁の内面に設けられているものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の火災受信機によれば、送受話器のフック部への係止時及び係止解除時にフック部に加わる力のモーメントによって回動支点部分に作用する応力を小さくでき、カバーの破損を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る火災受信機を示す斜視図である。
本発明の実施の形態に係る火災受信機においてカバーを開いた状態の拡大図である。
本発明の実施の形態に係る火災受信機のカバーの斜視図である。
本発明の実施の形態に係る火災受信機のフック部に係止される電話機の送受話器の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る火災受信機の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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