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公開番号
2024157576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023071919
出願日
2023-04-26
発明の名称
消火設備
出願人
株式会社三菱地所設計
,
能美防災株式会社
代理人
個人
主分類
A62C
35/60 20060101AFI20241031BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】高架水槽からの高低差を使用して消火用水を送水する消火設備を提供することを目的とする。
【解決手段】消火用水を貯水する高架水槽と、前記高架水槽にポンプを介さずに接続される第1配管と、前記第1配管に接続される複数の第2配管と、前記複数の第2配管に接続される複数の消火器具と、を備え、前記消火器具は、ポンプを利用することなく、前記高架水槽と前記消火器具の高低差を利用して前記消火用水を供給され、前記第1配管の途中に1つ以上の減圧弁が設置されている消火設備。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
消火用水を貯水する高架水槽と、
前記高架水槽にポンプを介さずに接続される第1配管と、
前記第1配管に接続される複数の第2配管と、
前記複数の第2配管に接続される複数の消火器具と、を備え、
前記消火器具は、ポンプを利用することなく、前記高架水槽と前記消火器具の高低差を利用して前記消火用水を供給され、
前記第1配管の途中に1つ以上の減圧弁が設置されている消火設備。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の消火設備であって、
2台以上の前記減圧弁が並列に設置されている消火設備。
【請求項3】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記第1配管内の圧力を監視する圧力監視センサを備えた消火設備。
【請求項4】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記高架水槽または前記第1配管にポンプを介して接続される第3配管と、
前記第3配管に接続される複数の第4配管と、
前記複数の第4配管に接続される複数の消火器具と、を備え、
前記第4配管に接続される消火器具は、前記第3配管に接続されるポンプを利用して前記消火用水を供給される消火設備。
【請求項5】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記高架水槽または前記第1配管にポンプを介して接続される第5配管と、
前記第5配管に接続される複数の第6配管と、
前記複数の第6配管に接続される複数の消火器具と、を備え、
前記第6配管に接続される消火器具は、前記第5配管に接続されるポンプ及び前記高架水槽と前記消火器具の高低差の双方を利用して前記消火用水を供給される消火設備。
【請求項6】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記高架水槽の容積は、2.6m
3
以上である消火設備。
【請求項7】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記高架水槽には不燃材が用いられている消火設備。
【請求項8】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記消火用水は飲料水である消火設備。
【請求項9】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記高架水槽を監視する水槽監視センサを備えた消火設備。
【請求項10】
請求項1または2に記載の消火設備であって、
前記高架水槽には、1本以上5本以下の前記第1配管が接続される消火設備。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消火設備に関し、特に、水を利用した水系消火設備に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
建物の下方に水槽を設置し、水槽に貯水される水をポンプで汲み上げて建物内に送出する消火設備が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-039845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
消火設備の電力消費量を抑える観点からは、使用するポンプの数はできるだけ少ない方が好ましい。
【0005】
本発明は、高架水槽からの高低差を使用して消火用水を送水する消火設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、次の一実施形態を含む。
【0007】
消火用水を貯水する高架水槽と、
前記高架水槽にポンプを介さずに接続される第1配管と、
前記第1配管に接続される複数の第2配管と、
前記複数の第2配管に接続される複数の消火器具と、を備え、
前記消火器具は、ポンプを利用することなく、前記高架水槽と前記消火器具の高低差を利用して前記消火用水を供給され、
前記第1配管の途中に1つ以上の減圧弁が設置されている消火設備。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高架水槽からの高低差を使用して消火用水を送水するため、ポンプの使用台数を削減することが可能な消火設備を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る消火設備を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態に係る消火設備]
図1は、実施形態に係る消火設備1を説明する模式図である。図1に示すように、実施形態に係る消火設備1は、消火用水を貯水する高架水槽7と、高架水槽7にポンプ3を介さずに接続される第1配管21と、第1配管21に接続される複数の第2配管22と、複数の第2配管22に接続される複数の消火器具12、14と、を備え、消火器具12、14は、ポンプ3を利用することなく、高架水槽7と消火器具12、14の高低差を利用して消火用水を供給され、第1配管21の途中に1つ以上の減圧弁4が設置されている消火設備である。以下、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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