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公開番号2024140226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051264
出願日2023-03-28
発明の名称流体殺菌装置
出願人三浦工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A61L 2/10 20060101AFI20241003BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】メンテナンス性に優れた流体殺菌装置を提供すること。
【解決手段】流体殺菌装置は、流出入部と、流出入部に接続された筒状の照射流路とを含み、流出入部は、流出入路と、流出入路の少なくとも一端に設けられた流出入口と、を備え、流出入路には、照射流路に連通する連通部が設けられており、連通部には、紫外線を発する光源が配置され、照射流路に接続される接続口が設けられ、または、照射流路に接続される接続口が設けられた閉止部が設けられ、照射流路は接続口に取り外しができるように取り付けられている、または、閉止部は連通部に取り外しができるように取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
流出入部と、前記流出入部に接続された筒状の照射流路とを含み、
前記流出入部は、
流出入路と、
前記流出入路の少なくとも一端に設けられた流出入口と、を備え、
前記流出入路には、照射流路に連通する連通部が設けられており、
前記連通部には、
紫外線を発する光源が配置され、
照射流路に接続される接続口が設けられ、または、照射流路に接続される接続口が設けられた閉止部が設けられ、
前記照射流路は前記接続口に取り外しができるように取り付けられている、または、前記閉止部は前記連通部に取り外しができるように取り付けられている流体殺菌装置。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記照射流路は前記接続口に、前記流出入部が設置された状態で取り外しができるように取り付けられている、または、前記閉止部は前記連通部に、前記流出入部が設置された状態で取り外しができるように取り付けられている請求項１に記載の流体殺菌装置。
【請求項３】
前記流出入路は、第１の方向に延び、前記接続口は、前記第１の方向と交わる第２の方向に開口する請求項１または請求項２に記載の流体殺菌装置。
【請求項４】
前記光源は、光源収容室に収容されており、
前記光源収容室の少なくとも一部は、前記連通部に配置されており、
前記光源収容室と外部空間とを連通する挿入口が設けられている請求項１または２に記載の流体殺菌装置。
【請求項５】
前記照射流路の少なくとも一部がフッ素素材で形成されている請求項１または２に記載の流体殺菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、流体殺菌装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
光源が発する光の殺菌力を用いて流体を殺菌する技術が知られている。特許文献１には、流路を流れる流体に紫外線を照射して流体を殺菌する流体殺菌装置において、水密に形成された流路の内部に光源が配置された構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６４５８７７９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
光の殺菌力を用いて流体を殺菌する流体殺菌装置において、光源から出射された紫外線を流体殺菌装置内部に導入する窓や配管壁面は、汚染物質の付着や結露水の付着などにより、経時で汚染される場合がある。窓や配管壁面が汚染されると、流体殺菌装置内部に導入される紫外線や、配管壁面で反射するＵＶ量が減少するため、殺菌効率が低下する。一方、水密に形成された流路の内部に配置された窓や配管壁面を清掃することは容易ではない。
【０００５】
そこで本発明は、メンテナンス性に優れた流体殺菌装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（１）流出入部と、前記流出入部に接続された筒状の照射流路とを含み、前記流出入部は、流出入路と、前記流出入路の少なくとも一端に設けられた流出入口と、を備え、前記流出入路には、照射流路に連通する連通部が設けられており、前記連通部には、紫外線を発する光源が配置され、照射流路に接続される接続口が設けられ、または、照射流路に接続される接続口が設けられた閉止部が設けられ、前記照射流路は前記接続口に取り外しができるように取り付けられている、または、前記閉止部は前記連通部に取り外しができるように取り付けられている流体殺菌装置。
【０００７】
上記の流体殺菌装置によれば、照射流路は接続口に取り外しができるように取り付けられている。そのため、照射流路を取り外すことで、窓の清掃および交換、ならびに照射流路の清掃および交換が容易になる。光源が配置され、照射流路に連通する連通部の一端に閉止部が設けられ、閉止部が連通部から取り外し可能である場合には、窓の清掃および交換がより容易になる。また、閉止部には、照射流路に接続された接続口が設けられている。そのため、閉止部を取り外すことで、接続口に接続されている照射流路の清掃および交換を容易に行うことができる。
【０００８】
（２）前記照射流路は前記接続口に、前記流出入部が設置された状態で取り外しができるように取り付けられている、または、前記閉止部は前記連通部に、前記流出入部が設置された状態で取り外しができるように取り付けられている（１）に記載の流体殺菌装置。
【０００９】
上記の流体殺菌装置によれば、流出入部が配管に接続されたままの状態で、流体殺菌装置の位置をかえることなく、照射流路または閉止部を、流出入部から取り外すことができる。そのため、窓、処理流路、および流出入部内壁面の清掃および交換を容易に行うことが出きる。
【００１０】
（３）前記流出入路は、第１の方向に延び、前記接続口は、前記第１の方向と交わる第２の方向に開口する（１）または（２）に記載の流体殺菌装置。
（【００１１】以降は省略されています）

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