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公開番号
2024158375
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073527
出願日
2023-04-27
発明の名称
流体殺菌装置および流体殺菌システム
出願人
三浦工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61L
2/10 20060101AFI20241031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】光源の冷却を殺菌の対象である流体で行う流体殺菌装置において、流体の流通の再開時に、菌が繁殖した水が流体殺菌装置から流出することを抑制することができる流体殺菌装置を提供すること。
【解決手段】流体殺菌装置は、紫外線を発する光源を、当該紫外線による殺菌の対象である流体によって冷却する流体殺菌装置において、光源と、光源の点灯を制御する点灯制御部と、備え、点灯制御部は、流体が流通していないときに、前記流体が流通していない時間のうちの一部分の時間だけ、前記光源の全部または前記光源の少なくとも一部を点灯させる制御、および、光源の発光量が、流体が流通しているときの光源の発光量未満の発光量になるように、光源に印可する電圧値および光源に印可する電流値のうちの少なくとも一方を変更して点灯させる制御、のうちの少なくとも一方の制御をおこなう。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
紫外線を発する光源を、当該紫外線による殺菌の対象である流体によって冷却する流体殺菌装置において、
光源と、
前記光源の点灯を制御する点灯制御部と、備え、
前記点灯制御部は、流体が流通していないときに、
前記流体が流通していない時間のうちの一部分の時間だけ、前記光源の全部または前記光源の少なくとも一部を点灯させる制御、
および、
前記光源の発光量が、前記流体が流通しているときの前記光源の発光量未満の発光量になるように、前記光源に印可する電圧値および前記光源に印可する電流値のうちの少なくとも一方を変更して点灯させる制御、のうちの少なくとも一方の制御をおこなう、流体殺菌装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記光源は光源実装基板に取り付けられ、
前記光源実装基板には温度センサが取り付けられ、
前記点灯制御部は、前記温度センサの検出値が設定温度以下になるように、前記光源の点灯時間、点灯パルス幅、前記光源に印可する電圧、および前記光源に印可する電流値のうちの少なくとも1つを決定する、請求項1に記載の流体殺菌装置。
【請求項3】
紫外線を発する光源を、当該紫外線による殺菌の対象である流体によって冷却する流体殺菌装置を含む流体殺菌システムであって、前記流体を、前記流体殺菌装置の下流側から前記流体殺菌装置の上流側に戻す循環経路を有する、流体殺菌システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体殺菌装置および流体殺菌システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
光源が発する光の殺菌力を用いて流体を殺菌する技術が知られている。特許文献1には、流路を流れる流体に紫外線を照射して流体を殺菌する流体殺菌装置について、光源の背面に対して垂直に流体が流入する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6458779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光源は、光を発するときに発熱する。特に、光源として紫外線を発するUV-LEDを用いる場合には、UV-LEDは発熱量が多く、自身が発した熱によってUV-LEDの急激な劣化や出力の低下が生じる。そのため、UV-LEDを光源として用いる流体殺菌装置では、光源を冷却する必要がある。光源の冷却を殺菌の対象である流体で行う技術がある。ただし、この技術では、流体殺菌装置において流体が流通していないときに、光源を冷却する能力が低下する。そのため、光源を消灯する必要がある。その結果、流路内に滞留する流体に菌が繁殖しやすくなる。そして、流体の流通を再開したときに、繁殖した菌を含む流体が流体殺菌装置から流出する。
【0005】
UV-LEDを光源として用いる従来の流体殺菌装置には、流体の流通を再開したときに、繁殖した菌を含む流体が流出しやすいとの課題がある。そこで本発明は、光源の冷却を殺菌の対象である流体で行う流体殺菌装置において、流体の流通の再開時に、繁殖した菌を含む流体が流体殺菌装置から流出することを抑制することができる流体殺菌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の流体殺菌装置は、紫外線を発する光源を、当該紫外線による殺菌の対象である流体によって冷却する流体殺菌装置において、光源と、光源の点灯を制御する点灯制御部と、備え、点灯制御部は、流体が流通していないときに、光源が複数配置されているときには、前記流体が流通していない時間のうちの一部分の時間だけ、前記光源の全部または前記光源の少なくとも一部を点灯させる制御、および、光源の発光量が、流体が流通しているときの光源の発光量未満の発光量になるように、光源に印可する電圧値および光源に印可する電流値のうちの少なくとも一方を変更して点灯させる制御、のうちの少なくとも一方の制御をおこなう。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光源の冷却を殺菌の対象である流体で行う流体殺菌装置において、流体の流通の再開時に、菌が繁殖した水が流体殺菌装置から流出することを抑制することができる流体殺菌装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
流体殺菌装置の内部構造を示す断面図である。
光源の制御に関する部分の構成の概略を示すブロック図である。
流体殺菌システムの構成の概略を示す図である。
流体殺菌システムの他の例の構成の概略を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
発明を実施するための形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態の流体殺菌装置1の内部構造を示す断面図である。
【0010】
各図にXYZ座標系を記載する。X方向は、後に説明する照射流路部10の延びる方向である。Z方向は、後に説明する第2の流路P2の延びる方向である。なお、XYZ座標系は、X方向、Y方向およびZ方向が厳密に直交することを示すために記載するものではない。XYZ座標系は、X方向、Y方向およびZ方向が、おおよそ直交するように交わる関係であることを示すために記載するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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