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公開番号2024158837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074397
出願日2023-04-28
発明の名称紫外線殺菌装置
出願人三浦工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A61L 2/10 20060101AFI20241031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】消費電力を抑制できる紫外線殺菌装置を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る紫外線殺菌装置10は、流体に紫外線を照射して殺菌を行う紫外線殺菌装置10であって、紫外線を出射する紫外線発光ダイオード11を備え、前記流体の状態量に応じて前記紫外線発光ダイオード11への入力を調整する駆動回路14と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
流体に紫外線を照射して殺菌を行う紫外線殺菌装置であって、
紫外線を出射する紫外線発光ダイオードを備え、
前記流体の状態量に応じて前記紫外線発光ダイオードへの入力を調整する駆動回路と、
を備える、紫外線殺菌装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
複数の前記紫外線発光ダイオードを備え、
前記駆動回路は、前記紫外線発光ダイオードの向きに応じて前記紫外線発光ダイオードへの入力を異ならせる、請求項1に記載の紫外線殺菌装置。
【請求項3】
前記状態量は、前記流体の紫外線透過率、滞留時間、濁度および色度、並びに前記紫外線発光ダイオードの向きに応じて想定される前記紫外線の出射方向に存在する前記流体の厚みの少なくとも一つである、請求項1または2に記載の紫外線殺菌装置。
【請求項4】
前記紫外線発光ダイオードを支持し、回転可能に配設される支持体または回転可能に配設される反射体さらに備える、請求項1または2に記載の紫外線殺菌装置。
【請求項5】
前記状態量は、前記支持体または前記反射体の回転位置に基づいて特定される、請求項4に記載の紫外線殺菌装置。
【請求項6】
前記支持体に配設される放熱部材をさらに備える、請求項4に記載の紫外線殺菌装置。
【請求項7】
前記支持体を複数備え、
前記支持体は、少なくとも一つの他の前記支持体に配設される前記放熱部材に前記紫外線を照射するよう回転する、請求項6に記載の紫外線殺菌装置。
【請求項8】
前記状態量は、センサの検出値を考慮して特定される、請求項1または2に記載の紫外線殺菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外線殺菌装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
タンク、流路等において、水に紫外線を照射して殺菌を行う紫外線殺菌装置が知られている。近年、紫外線を発する紫外線発光ダイオード(UV-LED)を光源とする紫外線殺菌装置の利用が検討されている。紫外線発光ダイオードは、水銀ランプとは異なり、出力の応答性に優れ、比較的自由に出射する紫外線の光量を調整できる。そこで、タンク等に用いられる樹脂の紫外線による劣化を抑制するために、殺菌効果が損なわれない範囲で紫外線の光量を抑制するよう、紫外線を間欠的に照射することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-202292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
紫外線による樹脂の劣化抑制だけでなく、消費電力の抑制のためにも、より高度な光量の調節が望まれる。また、高度な光量の調節を行うことができれば、紫外線発光ダイオードの熱による劣化を抑制することも期待できる。そこで、本発明は、消費電力を抑制できる紫外線殺菌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る紫外線殺菌装置は、流体に紫外線を照射して殺菌を行う紫外線殺菌装置であって、紫外線を出射する紫外線発光ダイオードを備え、前記流体の状態量に応じて前記紫外線発光ダイオードへの入力を調整する駆動回路と、を備える。
【0006】
上述の紫外線殺菌装置は、複数の前記紫外線発光ダイオードを備え、前記駆動回路は、前記紫外線発光ダイオードの向きに応じて前記紫外線発光ダイオードへの入力を異ならせてもよい。
【0007】
上述の紫外線殺菌装置において、前記状態量は、前記流体の紫外線透過率、滞留時間、濁度および色度、並びに前記紫外線発光ダイオードの向きに応じて想定される前記紫外線の出射方向に存在する前記流体の厚みの少なくとも一つであってもよい。
【0008】
上述の紫外線殺菌装置は、前記紫外線発光ダイオードを支持し、回転可能に配設される支持体または回転可能に配設される反射体さらに備えてもよい。
【0009】
上述の紫外線殺菌装置において、前記状態量は、前記支持体または前記反射体の回転位置に基づいて特定されてもよい。
【0010】
上述の紫外線殺菌装置は、前記支持体に配設される放熱部材をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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