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公開番号
2024139491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023050446
出願日
2023-03-27
発明の名称
車両用前照灯
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
F21S
41/43 20180101AFI20241002BHJP(照明)
要約
【課題】 出射する光をロービームとハイビームとで切り替え可能であり、ロービームの配光パターンへの熱の影響を抑制し得る車両用前照灯を提供する。
【解決手段】 車両用前照灯1は、ロービームの配光パターンを形成する第1の光L1を第1部位から出射する第1発光光学系LE1と、第1部位より下方に位置する第2部位から第1の光L1とによってハイビームの配光パターンPHを形成する第2の光L2を出射する第2発光光学系LE2と、投影レンズ35と、第1部位及び第2部位と投影レンズ35との間に配置され、上面50S1に第1の光L1の一部が照射される板状のシェード50と、を備え、シェード50は、ロービームの配光パターンPLのカットオフラインCLを形成する中央前端部51と、中央前端部51の左右方向の両端にそれぞれ接続する一対の外側前端部52とを含み、一対の外側前端部52のそれぞれにスリット53が形成される。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ロービームの配光パターンを形成する第1の光を第1部位から前方に向けて出射する第1発光光学系と、
前記第1部位より下方に位置する第2部位から前記第1の光とによってハイビームの配光パターンを形成する第2の光を前方に向けて出射する第2発光光学系と、
前記第1部位及び前記第2部位より前方に配置され、前記第1の光及び前記第2の光が透過する投影レンズと、
前記第1部位及び前記第2部位と前記投影レンズとの間に配置され、上面に前記第1の光の一部が照射される板状のシェードと、
を備え、
前記シェードは、前記ロービームの配光パターンのカットオフラインを形成する中央前端部と、当該中央前端部の左右方向の両端にそれぞれ接続する一対の外側前端部とを含み、
一対の前記外側前端部の少なくとも一方にスリットが形成される
ことを特徴とする車両用前照灯。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記スリットは、一対の前記外側前端部の両方に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項3】
前記スリットは、V字状である
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項4】
前記スリットの幅方向の中心線は、後方に向かって前記中央前端部側と反対側に傾斜する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項5】
前記中央前端部は、後方に凹状となる弧状に湾曲し、
前記スリットの後端の前後方向の位置は、前記中央前端部における最も後方に位置する部位より前方である
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項6】
前記中央前端部は、後方に凹状となる弧状に湾曲し、
前記スリットの後端の前後方向の位置は、前記中央前端部における最も後方に位置する部位と同じまたは当該部位より後方である
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項7】
前記スリットと重なるように前記シェードに重ね合わされる閉塞部材を更に備える
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用前照灯に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
出射する光をロービームとハイビームとで切り替え可能な車両用前照灯が知られており、下記特許文献1にはこのような車両用前照灯が開示されている。
【0003】
下記特許文献1に開示される車両用前照灯は、第1発光光学系と、第1発光光学系より下方に配置される第2発光光学系と、第1発光光学系及び第2発光光学系より前方に配置される投影レンズと、第1発光光学系及び第2発光光学系と投影レンズとの間に配置される板状のシェードと、を備える。第1発光光学系から出射する第1の光及び第2発光光学系から出射する第2の光は投影レンズを透過する。シェードの上面に第1の光の一部が照射され、第1の光によって形成される配光パターンにカットオフラインが形成され、当該配光パターンがロービームの配光パターンとなる。また、第1の光と第2の光との重ね合わせによってハイビームの配光パターンが形成される。このため、第2発光光学系の第2の光の出射と非出射とを切り替えることで、出射する光をロービームとハイビームとで切り替え可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
欧州特許出願公開第2982902号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、ロービームの配光パターンにおけるカットオフラインの近傍は明るい。このため、シェードの前端部に照射される第1の光の強度が強くなる傾向にある。このため、第1の光によってシェードの前端部が加熱され、ロービームの配光パターンに影響が生じる場合がある。このため、ロービームの配光パターンへの熱の影響を抑制したいとの要請がある。
【0006】
そこで本発明は、出射する光をロービームとハイビームとで切り替え可能であり、ロービームの配光パターンへの熱の影響を抑制し得る車両用前照灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的の達成のため、本発明の車両用前照灯は、ロービームの配光パターンを形成する第1の光を第1部位から前方に向けて出射する第1発光光学系と、前記第1部位より下方に位置する第2部位から前記第1の光とによってハイビームの配光パターンを形成する第2の光を前方に向けて出射する第2発光光学系と、前記第1部位及び前記第2部位より前方に配置され、前記第1の光及び前記第2の光が透過する投影レンズと、前記第1部位及び前記第2部位と前記投影レンズとの間に配置され、上面に前記第1の光の一部が照射される板状のシェードと、を備え、前記シェードは、前記ロービームの配光パターンのカットオフラインを形成する中央前端部と、当該中央前端部の左右方向の両端にそれぞれ接続する一対の外側前端部とを含み、一対の前記外側前端部の少なくとも一方にスリットが形成されることを特徴とするものである。
【0008】
この車両用前照灯によれば、第2発光光学系の第2の光の出射と非出射とを切り替えることで、出射する光をロービームとハイビームとで切り替え可能である。また、この車両用前照灯では、シェードの中央前端部によってロービームの配光パターンのカットオフラインが形成されるため、当該カットオフラインは中央前端部に対応する形状となる。また、この車両用前照灯では、上記のように、中央前端部の左右方向の両端にそれぞれ接続する一対の外側前端部の少なくとも一方にスリットが形成される。このため、この車両用前照灯によれば、第1の光によってシェードの中央前端部が加熱されて膨張する場合であっても、この膨張をスリットが変形することによって吸収し得、中央前端部が上下方向に湾曲することを抑制し得る。従って、この車両用前照灯によれば、熱に起因するロービームの配光パターンの変形を抑制し得、ロービームの配光パターンへの熱の影響を抑制し得る。
【0009】
前記スリットは、一対の前記外側前端部の両方に形成されてもよい。
【0010】
このような構成にすることで、シェードにおける中央前端部の熱による膨張をより吸収し得、ロービームの配光パターンへの熱の影響をより抑制し得る。
(【0011】以降は省略されています)
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