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公開番号2024137539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023049094
出願日2023-03-24
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240927BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】リンクの移動範囲を大きくせず、シャッタが開いたときにユーザのカートリッジ操作がシャッタの開閉状態に影響しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、加熱ユニット61と加圧ローラ62とを有する定着器6と、閉位置と開位置とに移動可能なシャッタ64と、プロセスカートリッジ50と当接可能でありシャッタ64を開位置および閉位置に移動させ、プロセスカートリッジ50が装着される前の状態において第1位置に位置し、プロセスカートリッジ50が装着された後の状態において第2位置に位置するリンク8とを備え、装置本体2に装着されるプロセスカートリッジ50とリンク8とが当接すると、シャッタ64が閉位置から開位置に向けて移動し、開位置にシャッタ64が移動する前にリンク8とプロセスカートリッジ50とは離間し、プロセスカートリッジ50と離間したリンク8がシャッタ64が開位置になる向きに向けて移動する。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
カートリッジが装着される画像形成装置であって、
加熱回転体と前記加熱回転体とニップを形成する加圧回転体とを有する定着器と、
前記ニップを覆う閉位置と、前記ニップを露出させる開位置と、に移動可能なシャッタと、
前記カートリッジと当接可能であり前記シャッタを開位置および閉位置に移動させるリンクであって、前記カートリッジが装着される前の状態において第1位置に位置し、前記カートリッジが装着された後の状態において第2位置に位置するよう移動可能なリンクと、
を備え、
前記画像形成装置に装着される前記カートリッジと前記リンクとが当接すると、前記シャッタが前記閉位置から前記開位置に向けて移動し、
さらに前記開位置に前記シャッタが移動する前に、前記リンクと前記カートリッジとは離間し、
前記カートリッジと離間した前記リンクが、さらに前記シャッタが前記開位置になる向きに向けて移動することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記カートリッジを前記画像形成装置に装着するときにおいて、前記カートリッジと前記リンクとが当接した後に前記リンクと前記カートリッジとが離間すると、前記リンクを前記第2位置に向けて押圧する押圧部を更に有する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記押圧部は、バネと、前記バネによって押圧される押圧アームと、をさらに備え、
前記リンクは、前記押圧アームによって押圧される被押圧面を有し、
前記被押圧面は、前記押圧アームによる押圧力が、前記リンクが前記第2位置に向かう向きに働かない第1被押圧面と、前記リンクが前記第2位置に向かう向きに働く第2被押圧面と、を有する請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成装置に装着される前記カートリッジと前記リンクとが当接すると、前記押圧アームと第1被押圧面とが当接し、
さらに前記リンクと前記カートリッジとが離間する前に前記第2被押圧面と前記押圧アームとが当接するように、前記リンクが前記第2位置に向かって移動する請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記リンクは、前記第1被押圧面を挟んで前記第2被押圧面と反対側に位置する第3被押圧面であって、前記押圧アームによる押圧力が、前記リンクが前記第1位置に向かう向きに働く第3被押圧面を有し、
前記カートリッジが前記画像形成装置に装着される前に、前記押圧アームと前記第3被押圧面とが当接しており、
前記カートリッジを前記画像形成装置に装着するときに、前記押圧アームは、前記第3被押圧面と当接した後に前記第1被押圧面と当接する請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記押圧アームは上方から前記リンクを押圧し、
前記リンクは、上面に前記被押圧面を有し、前記第1位置から前記第2位置に向けて第1向きに移動するものであり、
前記第1被押圧面は水平方向に延び、
前記第2被押圧面は前記第1向きに沿って下方から上方に向かって傾斜し、
前記第3被押圧面は前記第1向きに沿って上方から下方に向かって傾斜している請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記カートリッジはドラム軸を中心として回転する感光ドラムを有し、
前記リンクは、前記ドラム軸と当接する当接片と、前記被押圧面を有する第1リンクと、前記第1リンクと回動可能に連結し、かつ前記当接片と回動可能に連結する第2リンクと、を有する請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ドラム軸をガイドする第1ガイド溝と、前記当接片をガイドする第2ガイド溝と、を有するフレームをさらに備え、
前記ドラム軸の軸方向において、前記第2ガイド溝は前記第1ガイド溝よりも外側に位置する請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記定着器は、前記加熱回転体を上方から覆う定着フレームをさらに有し、
前記定着フレームは、開位置にある前記シャッタと当接して、前記シャッタの位置を規制する規制面を有する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成装置に装着された前記カートリッジが前記画像形成装置から離脱されるときには、前記リンクは前記カートリッジと当接することで、開位置にあるシャッタが閉位置へ移動する向きに移動する請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、着脱可能なカートリッジを備えた画像形成装置においては、加熱部材を有する定着器にユーザの手が接触することを防止するために、定着器の前にシャッタを設けることが行われている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示される画像形成装置においては、シャッタに連結されカートリッジに当接可能なリンク部材を備えており、カートリッジが装着されるとリンク部材がカートリッジと当接して移動し、リンク部材の移動に沿ってシャッタが開くように構成されている。この場合、リンク部材は、シャッタが完全に開くまでカートリッジに押圧される構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6961471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように、シャッタが完全に開くまでリンク部材がカートリッジに押圧される構成の場合、ユーザのカートリッジ操作がシャッタの開閉状態に影響を与えないように、シャッタが開いた後にカートリッジがさらに装着方向へ押し込まれたときに、リンクのみが移動するように構成していた。従って、リンクの移動範囲を大きく設定する必要があった。
【0006】
そこで、本発明においては、リンクの移動範囲を大きくすることなく、シャッタが開いたときにおいてユーザのカートリッジ操作がシャッタの開閉状態に影響することがない画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
【0008】
即ち、画像形成装置は、カートリッジが装着される画像形成装置であって、加熱回転体と前記加熱回転体とニップを形成する加圧回転体とを有する定着器と、前記ニップを覆う閉位置と、前記ニップを露出させる開位置と、に移動可能なシャッタと、前記カートリッジと当接可能であり前記シャッタを開位置および閉位置に移動させるリンクであって、前記カートリッジが装着される前の状態において第1位置に位置し、前記カートリッジが装着された後の状態において第2位置に位置するよう移動可能なリンクと、を備え、前記画像形成装置に装着される前記カートリッジと前記リンクとが当接すると、前記シャッタが前記閉位置から前記開位置に向けて移動し、さらに前記開位置に前記シャッタが移動する前に、前記リンクと前記カートリッジとは離間し、前記カートリッジと離間した前記リンクが、さらに前記シャッタが前記開位置になる向きに向けて移動する。
【0009】
これにより、シャッタが開位置に移動したときには、リンクとカートリッジとは離間しているため、ユーザのカートリッジに対する操作がシャッタの開閉状態に影響することがない。また、シャッタが開位置に移動した後に、リンクをさらに移動させる必要がなく、リンクの移動範囲を小さく抑えることができる。
【0010】
また、前記カートリッジを前記画像形成装置に装着するときにおいて、前記カートリッジと前記リンクとが当接した後に前記リンクと前記カートリッジとが離間すると、前記リンクを前記第2位置に向けて押圧する押圧部を更に有する。
(【0011】以降は省略されています)

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