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公開番号
2024136690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047879
出願日
2023-03-24
発明の名称
脂質蓄積抑制用経口組成物、肥満抑制用経口組成物及び抗炎症用経口組成物、並びに機能性食品、サプリメント及び医薬組成物
出願人
公益財団法人 佐賀県産業振興機構
,
国立大学法人 宮崎大学
,
長崎県公立大学法人
代理人
個人
,
個人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20240927BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】優れた脂質蓄積抑制作用を有する経口組成物を提供する。
【解決手段】アオモジ葉抽出物及び/又は乾燥物を含有する脂質蓄積抑制用経口組成物。当該経口組成物は、優れた脂質蓄積抑制作用を有し、機能性食品、サプリメント、医薬組成物等へ好適に使用できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アオモジ葉抽出物及び/又は乾燥物を含有することを特徴とする脂質蓄積抑制用経口組成物。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記アオモジ葉抽出物が、アオモジ葉の溶媒抽出物である請求項1に記載の経口組成物。
【請求項3】
前記アオモジ葉の溶媒抽出物が、アオモジ葉の水及びエタノールの混合溶媒の抽出溶媒による溶媒抽出物である請求項2に記載の経口組成物。
【請求項4】
前記アオモジ葉の溶媒抽出物が、アオモジ葉の熱水抽出物である請求項2に記載の経口組成物。
【請求項5】
アオモジ葉抽出物及び/又は乾燥物を含有することを特徴とする肥満抑制用経口組成物。
【請求項6】
アオモジ葉抽出物及び/又は乾燥物を含有することを特徴とする抗炎症用経口組成物。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載の経口組成物を含有することを特徴とする機能性食品。
【請求項8】
請求項1から6のいずれかに記載の経口組成物を含有することを特徴とするサプリメント。
【請求項9】
請求項1から6のいずれかに記載の経口組成物を含有することを特徴とする医薬組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脂質蓄積抑制用経口組成物、肥満抑制用経口組成物及び抗炎症用経口組成物、並びにその応用品に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
肥満は、一般的に、正常な状態に比べて体重が多いだけでなく、脂肪組織に過剰な脂質が蓄積された状態である。脂質の蓄積は、食事等から得られる摂取エネルギーと基礎代謝や身体活動等によって消費される消費エネルギーのバランスが維持されなくなることによって起こる。すなわち、基礎代謝等が低下することにより、体全体として摂取エネルギーが余剰となり、その分が脂肪(皮下脂肪や内臓脂肪)となり蓄積されることによって起こる。
肥満は、過食及び運動不足等の生活習慣が原因であり、摂取エネルギーが消費エネルギーより多いために余分なエネルギーが体脂肪として蓄積されることにある。肥満は、メタボリックシンドロームや生活習慣病の原因となり、糖尿病、動脈硬化、癌等のような慢性炎症疾患とも関連している。このような疾患を予防するためには、肥満を解消することが必要である。
【0003】
これまでに肥満を抑制するための様々な経口組成物が報告されている。例えば、防己黄耆湯エキスを含有する、脂肪の蓄積による肥満に対して用いられる肥満改善剤(特許文献1)、マメ科植物カワラケツメイから得られる抽出物と、クワ科植物クワから得られる抽出物を混合してなる肥満改善用の飲食組成物(特許文献2)、ツバキ科ツバキ属に属するツバキ(Camellia japonica)の実及び/又は種子の脱脂粕の水性成分を有効成分として含有してなる肥満予防改善剤(特許文献3)等が報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-119126号公報
特開平11-187843号公報
特開2008-163002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、経口組成物の摂取による肥満抑制には、経口組成物が含有する成分によって脂肪組織に既に蓄積された脂質を分解する作用(脂質分解作用)に基づくものや、新たに脂質が脂肪組織に蓄積することを抑制する作用(脂肪蓄積抑制作用)に基づくものがある。ここで、脂肪蓄積抑制作用は体内へ脂質が蓄積されることを抑制するため、肥満の予防に寄与する。そのため、肥満の予防の観点からは脂質分解作用よりも、脂質蓄積抑制作用が特に重要である。そのため、優れた脂肪蓄積抑制作用を有する成分の探索されている。
【0006】
かかる状況下、本発明の目的は、脂質蓄積抑制に有用な経口組成物及びその応用品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アオモジ葉抽出物及び乾燥物が脂質蓄積抑制作用を有することを見出し、本発明に至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の発明に係るものである。
<1> アオモジ葉抽出物及び/又は乾燥物を含有する脂質蓄積抑制用経口組成物。
<2> 前記アオモジ葉抽出物が、アオモジ葉の溶媒抽出物である<1>に記載の経口組成物。
<3> 前記アオモジ葉の溶媒抽出物が、アオモジ葉の水及びエタノールの混合溶媒の抽出溶媒による溶媒抽出物である<2>に記載の経口組成物。
<4> 前記アオモジ葉の溶媒抽出物が、アオモジ葉の熱水抽出物である<2>に記載の経口組成物。
<5> アオモジ葉抽出物及び/又は乾燥物を含有する肥満抑制用経口組成物。
<6> アオモジ葉抽出物及び/又は乾燥物を含有する抗炎症用経口組成物。
<7> <1>から<6>のいずれかに記載の経口組成物を含有する機能性食品。
<8> <1>から<6>のいずれかに記載の経口組成物を含有するサプリメント。
<9> <1>から<6>のいずれかに記載の経口組成物を含有する医薬組成物。
【0009】
<1a> アオモジ葉と、水及びエタノールの混合溶媒の抽出溶媒とを接触させることにより、アオモジ葉抽出物を得る抽出工程を有する脂質蓄積抑制用経口組成物の製造方法。
<2a> アオモジ葉と、熱水とを接触させることにより、アオモジ葉抽出物を得る抽出工程を有する脂質蓄積抑制用経口組成物の製造方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、脂質蓄積抑制に有用な経口組成物及びその応用品が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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