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公開番号2024136165
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047173
出願日2023-03-23
発明の名称車両用灯具
出願人市光工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F21S 43/245 20180101AFI20240927BHJP(照明)
要約【課題】輝度ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具は、光源と、車両搭載状態における左右方向に延び、光源からの光を導光して側面から出射する導光体と、導光体の側面に沿って配置され、導光体から出射される光を導光して正面側に出射するインナーレンズと、導光体及びインナーレンズを支持するインナーハウジングと、インナーレンズの正面側に配置され、車両搭載状態における正面部が正面側に突出するように上面部及び下面部が延び出した形状を有するアウターレンズとを備え、アウターレンズの内側には、正面側の斜め上方の所定の視認角方向から見て上面部の前後方向の全体に重なる範囲に、アウターレンズ側に光を出射又は反射する光学部分が配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
車両搭載状態における左右方向に延び、前記光源からの光を導光して側面から出射する導光体と、
前記導光体の前記側面に沿って配置され、前記導光体から出射される前記光を導光して正面側に出射するインナーレンズと、
前記導光体及び前記インナーレンズを支持するインナーハウジングと、
前記インナーレンズの正面側に配置され、車両搭載状態における正面部が正面側に突出するように上面部及び下面部が延び出した形状を有するアウターレンズと
を備え、
前記アウターレンズの内側には、正面側の斜め上方の所定の視認角方向から見て前記上面部の前後方向の全体に重なる範囲に、前記アウターレンズ側に前記光を出射又は反射する光学部分が配置される
車両用灯具。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記光学部分は、前記インナーレンズの少なくとも一部を含む
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記インナーハウジングは、前記インナーレンズの下方から正面側に突出する突出部を有し、前記突出部の上面に前記光を反射する光反射部が設けられ、
前記光学部分は、前記光反射部を含む
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記光反射部は、縦断面視において前記上面部の正面側端部を通り前記視認角方向に平行な仮想直線よりも正面側に突出するように設けられる
請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記アウターレンズは、少なくとも上面部の内側に光を拡散する拡散部を有する
請求項1に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
光源からの光を板状のインナーレンズに入射させてインナーレンズから車両正面に出射し、アウターレンズを透過させて外部に出射する構成の車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6194040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような車両用灯具では、例えば斜め上方から車両用灯具を見た場合に、アウターレンズにおいて輝度ムラが生じる場合がある。上記の車両用灯具では、このような輝度ムラの発生を抑制することが求められる。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、輝度ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両用灯具は、光源と、車両搭載状態における左右方向に延び、前記光源からの光を導光して側面から出射する導光体と、前記導光体の前記側面に沿って配置され、前記導光体から出射される前記光を導光して正面側に出射するインナーレンズと、前記導光体及び前記インナーレンズを支持するインナーハウジングと、前記インナーレンズの正面側に配置され、車両搭載状態における正面部が正面側に突出するように上面部及び下面部が延び出した形状を有するアウターレンズとを備え、前記アウターレンズの内側には、正面側の斜め上方の所定の視認角方向から見て前記上面部の前後方向の全体に重なる範囲に、前記アウターレンズ側に前記光を出射又は反射する光学部分が配置される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、輝度ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る車両の後部の一例を示す図である。
図2は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を示す分解斜視図である。
図3は、車両用灯具の一例を示す断面図である。
図4は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を模式的に示す図である。
図5は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を模式的に示す図である。
図6は、本実施形態に係るインナーレンズの一例を示す図である。
図7は、図6の一部を拡大して示す図である。
図8は、車両用灯具の点灯状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る車両用灯具の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
本実施形態において、正面側及び背面側の各方向は、例えば車両に搭載された状態(車両搭載状態)における方向であるとする。例えば、車両の前部(フロント)に搭載された状態では、前方が正面方向(正面側)であり、後方が背面方向(背面側)である。また、車両の後部(リア)に搭載された状態では、後方が正面方向(正面側)であり、前方が背面方向(背面側)である。また、車両の側部(サイド)に搭載された状態では、車両外側が正面方向(正面側)であり、車両内側が背面方向(背面側)である。
(【0011】以降は省略されています)

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