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公開番号2024135884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046780
出願日2023-03-23
発明の名称放射線像の読取装置
出願人株式会社モリタ製作所
代理人個人,個人
主分類G03B 42/02 20210101AFI20240927BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】セット時にイメージングプレートの放射線像形成面が外光に曝され難くすることを目的とする。
【解決手段】放射線像の読取装置は、イメージングプレート10の表面10aから放射線像を読取る放射線像の読取装置であって、イメージングプレートを裏面10b側から支持するステージ60と、イメージングプレートを斜め下方に案内するプレートガイド面216を含むセット用ガイド200と、を備え、セット用ガイド及びステージの少なくとも一方が反対傾斜面64Fを含み、反対傾斜面は、プレートガイド面に対して反対側に下向き傾斜すると共にプレートガイド面によって案内されたイメージングプレートを受けて斜め下方に案内する面であり、さらに、ステージ及びセット用ガイドの少なくとも一方が、イメージングプレートの表面側から接触してイメージングプレートを反対傾斜面と同じ傾斜姿勢に反転させる上下反転接触部218を含む。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
イメージングプレートの表面から放射線像を読取る放射線像の読取装置であって、
前記イメージングプレートを裏面側から支持するステージと、
前記ステージに支持された前記イメージングプレートに励起光を照射する励起光源と、
前記励起光による前記イメージングプレートからの発光光を検出する光検出器と、
下向き傾斜し、前記イメージングプレートを斜め下方に案内するプレートガイド面を含み、前記イメージングプレートを前記ステージに向けて案内するセット用ガイドと、
を備え、
前記セット用ガイド及び前記ステージの少なくとも一方が反対傾斜面を含み、
前記反対傾斜面は、前記プレートガイド面に対して反対側に下向き傾斜すると共に前記プレートガイド面によって案内された前記イメージングプレートを受けて前記イメージングプレートを斜め下方に案内する面であり、
さらに、前記ステージ及び前記セット用ガイドの少なくとも一方が、前記反対傾斜面によって案内される前記イメージングプレートに対して前記イメージングプレートの表面側から接触して前記イメージングプレートを前記反対傾斜面と同じ傾斜姿勢に反転させる上下反転接触部を含む、放射線像の読取装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の放射線像の読取装置であって、
前記ステージが、前記反対傾斜面として、水平方向に対して傾斜し、前記イメージングプレートを裏面側から支持する支持面を含み、
前記ステージが、前記支持面によって支持される前記イメージングプレートを前記支持面の傾斜方向下側から受ける受面をさらに含み、
前記プレートガイド面が、前記支持面に向って徐々に下方に向い、前記イメージングプレートを前記支持面に向けて案内し、
前記セット用ガイドが、前記上下反転接触部を含み、
前記上下反転接触部は、前記受面が前記イメージングプレートを受ける位置の真上延長上よりも前記支持面近くに位置する部分である、放射線像の読取装置。
【請求項3】
請求項1に記載の放射線像の読取装置であって、
前記セット用ガイドが、前記反対傾斜面と前記上下反転接触部とを含む、放射線像の読取装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の放射線像の読取装置であって、
前記ステージと、前記励起光源と、前記光検出器と、前記セット用ガイドのうち少なくとも前記プレートガイド面及び前記上下反転接触部と、前記反対傾斜面とを覆う筐体をさらに備える、放射線像の読取装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の放射線像の読取装置であって、
前記プレートガイド面は、外向きに凸な湾曲面である部分を含む、放射線像の読取装置。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の放射線像の読取装置であって、
前記プレートガイド面は、前記イメージングプレートの案内方向に直交する水平方向に沿って見て1つの直線又は複数の直線の組合せ形状を呈する、放射線像の読取装置。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の放射線像の読取装置であって、
前記上下反転接触部は、前記プレートガイド面に対して前記イメージングプレートの案内方向下流側に連続している、放射線像の読取装置。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の放射線像の読取装置であって、
前記セット用ガイドは、前記反対傾斜面の傾斜方向において、下方に向うにつれて徐々に前記反対傾斜面に近づく反対傾斜面用ガイド面を含む、放射線像の読取装置。
【請求項9】
請求項8に記載の放射線像の読取装置であって、
前記反対傾斜面用ガイド面は、前記上下反転接触部に対して下側に連続している、放射線像の読取装置。
【請求項10】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の放射線像の読取装置であって、
前記セット用ガイドは、前記プレートガイド面のうち上側の端部に対して前記イメージングプレートの厚みに応じた距離離れて位置する上挿入ガイドを含む、放射線像の読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、放射線像の読取装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、イメージングプレートを搬送する搬送機構を備える放射線像の読取装置を開示している。搬送機構として、イメージングプレートを保持するベルトと、ベルトを周回させるベルト駆動機構とを備える例が開示されている。イメージングプレートは、ベルトの一部である保持面上に載置された状態で、搬送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-53459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術では、イメージングプレートは、放射線像形成面を上向きにした状態で、筐体に形成された入口に挿入され、ベルトの保持面上に載置される。
【0005】
このため、イメージングプレートが入口に挿入される際に、上向きの放射線像形成面が読取装置外の光に曝される可能性がある。放射線像形成面が外光に曝されると、放射線像形成面が発光し、当該放射線像形成面に蓄えられたエネルギーが放出・散逸され画像データの一部が損失してしまう可能性がある。
【0006】
そこで、本開示は、イメージングプレートを放射線像の読取装置にセットする際に、イメージングプレートの放射線像形成面が外光に曝され難くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、放射線像の読取装置は、イメージングプレートの表面から放射線像を読取る放射線像の読取装置であって、前記イメージングプレートを裏面側から支持するステージと、前記ステージに支持された前記イメージングプレートに励起光を照射する励起光源と、前記励起光による前記イメージングプレートからの発光光を検出する光検出器と、下向き傾斜し、前記イメージングプレートを斜め下方に案内するプレートガイド面を含み、前記イメージングプレートを前記ステージに向けて案内するセット用ガイドと、を備え、前記セット用ガイド及び前記ステージの少なくとも一方が反対傾斜面を含み、前記反対傾斜面は、前記プレートガイド面に対して反対側に下向き傾斜すると共に前記プレートガイド面によって案内された前記イメージングプレートを受けて前記イメージングプレートを斜め下方に案内する面であり、さらに、前記ステージ及び前記セット用ガイドの少なくとも一方が、前記反対傾斜面によって案内される前記イメージングプレートに対して前記イメージングプレートの表面側から接触して前記イメージングプレートを前記反対傾斜面と同じ傾斜姿勢に反転させる上下反転接触部を含む。
【発明の効果】
【0008】
この放射線像の読取装置によると、イメージングプレートを放射線像の読取装置にセットする際に、イメージングプレートの放射線像形成面が外光に曝され難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は第1実施形態に係る読取装置を示す概略斜視図である。
図2は同上の読取装置を示す一部分解斜視図である。
図3は同上の読取装置を示す一部分解斜視図である。
図4は同上の読取装置の内部構造を示す正面図である。
図5は図4のV-V線断面図である。
図6はステージを示す斜視図である。
図7は読取位置におけるステージを示す正面図である。
図8は図4のVIII-VIII線における部分断面図である。
図9はセット用ガイドが支持部材から取外された状態を示す斜視図である。
図10はセット用ガイドの分解斜視図である。
図11はシャッタの動作を示す説明図である。
図12はイメージングプレートのガイド動作を示す説明図である。
図13は第1変形例に係るプレートガイド面を示す断面図である。
図14は第2変形例に係るプレートガイド面を示す断面図である。
図15は第3変形例に係るセット用ガイドを示す断面図である。
図16は第4変形例に係るセット用ガイドを示す断面図である。
図17は第5変形例に係るセット用ガイドを示す断面図である。
図18は第6変形例に係るセット用ガイドを示す説明図である。
図19は第7変形例に係るセット用ガイドを示す説明図である。
図20は第2実施形態に係る読取装置を示す部分斜視図である。
図21は同上の読取装置を示す部分側面図である。
図22は本実施形態に係るセット用ガイドを示す分解斜視図である。
図23はガイド本体をプレートガイド面側から見た斜視図である。
図24はガイド支持部から蓋部及びトレイが取外された状態を示す斜視図である。
図25は液体流込抑制凹部の変形例を示す図である。
図26は液体流込抑制凹部の他の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
{第1実施形態}
<全体構成>
以下、第1実施形態に係る放射線像の読取装置について説明する。図1は読取装置20を示す概略斜視図である。図1において、筐体30が2点鎖線で示されている。図2及び図3は読取装置20を示す一部分解斜視図である。図1から図3ではステージ60がセット位置P1に位置する。図2及び図3ではセット用ガイド200と読取ユニット90とが分解されている。図2においてセット位置P1よりも内側のステージ60の読取位置P2及び奥側位置P4が2点鎖線で示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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