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公開番号2024134667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023044981
出願日2023-03-22
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240927BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 各デバイスに供給する電源が同一でない場合でも、精度良く定着温度の2重監視制御を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本開示は、第1電源を供給する第1電源供給部と、第2電源を供給する第2電源供給部と、第1電源及び第2電源のいずれか選択された第3電源を供給する第3電源供給部と、第1電源で駆動され、ヒータを計測するセンサと、第1電源で駆動される第1のADコンバータを備え、第1のADコンバータで変換されたセンサの出力値を基に、ヒータの監視を行う第1の制御部と、第3電源で駆動される第2のADコンバータを備え、第2のADコンバータで変換されたセンサの出力値を基に、ヒータの監視を行う第2の制御部とを有し、第1の制御部は、センサによる計測要否に応じて、第2のADコンバータに供給される第3電源として、第1電源又は第2電源の選択を行う。
【選択図】 図4


特許請求の範囲【請求項1】
第1の電源を供給する第1の電源供給部と、
第2の電源を供給する第2の電源供給部と、
前記第1の電源及び前記第2の電源のいずれか選択された第3の電源を供給する第3の電源供給部と、
ヒータを計測するセンサと、
前記第1の電源で駆動される第1のADコンバータを備え、前記第1のADコンバータで変換された前記センサの出力値を基に、前記ヒータの監視を行う第1の制御部と、
前記第3の電源で駆動される第2のADコンバータを備え、前記第2のADコンバータで変換された前記センサの出力値を基に、前記ヒータの監視を行う第2の制御部と
を有し、
前記センサと前記第1のADコンバータと前記第2のADコンバータとによる計測要否に応じて、前記第2のADコンバータに供給される前記第3の電源として、前記第1の電源又は前記第2の電源の選択を行う
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記第1の制御部は、前記センサによる精度を向上させた計測が必要なときには前記第1の電源をオンし、前記センサによる精度を向上させた計測が不要なときには前記第1の電源をオフし、
前記第1の制御部は、前記第1の電源がオンのときには前記第3の電源が前記第1の電源となるように選択し、前記第1の電源がオフのときには前記第3の電源が前記第2の電源となるように選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記センサは、精度を向上させた計測が必要なとき前記第1の電源で駆動され、ヒータ温度を検出するサーミスタであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1の制御部が、前記第1の電源をオンするタイミングは、画像形成を開始するタイミングであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1の制御部が、前記第1の電源をオフするタイミングは、画像形成が終了したタイミングであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1の制御部が、前記第1の電源をオンするタイミングは、装置の起動が完了するタイミングであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1の制御部が、前記第1の電源をオフするタイミングは、装置が省電力状態になるタイミングであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関し、例えば、定着器を備えた電子写真方式のプリンタ等の画像形成装置に適用し得る。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定着器を備えた画像形成装置は、用紙等の媒体に現像剤で形成されたトナー像を転写した後、媒体に転写されたトナー像を定着器により溶融して媒体に定着させている。
【0003】
このような画像形成装置においては、プリンタの制御全般を行うCPUと電源制御を行うCPUの2つのCPU(Central Processing Unit)のそれぞれに内蔵されるADコンバータ(ADコンバータでデジタル信号に変換された温度等のセンシングデータ)を用いて定着温度の2重監視を行うことで定着ヒータの過熱による災害を未然に防ぐような回路を形成している。
【0004】
上述の回路では、ADコンバータで精度良く変換するために、従来から種々様々な工夫がなされている。例えば、ADコンバータに入力されるセンサ信号を出力するセンサの電源とADコンバータの基準電圧であるリファレンス電圧の電源には同じものを入力し、アナログ電圧をデジタル値に変換する際に電源電圧の誤差が入らないようにすることで精度良く変換していた。また、特許文献1では、上述の精度向上を応用して複数の電源のアナログ出力に対し、それぞれの電源を切り替えてリファレンスに入力して精度向上を図る例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-20021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の回路構成において、例えばCPUを駆動する電源と該CPUに内蔵されるADコンバータを駆動する電源とが同一の電源であるCPUを用いる様な場合、複数のCPU間で異なるタイミングで電源の切替が発生すると各CPUのADコンバータの基準となる電源を同一とすることが困難で、測定誤差が発生する場合があった。
【0007】
そのため、各デバイスに供給する電源を同一電源とすることができない場合でも、精度良く定着温度の2重監視制御を行うことができる画像形成装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の画像形成装置は、(1)第1の電源を供給する第1の電源供給部と、(2)第2の電源を供給する第2の電源供給部と、(3)前記第1の電源及び前記第2の電源のいずれか選択された第3の電源を供給する第3の電源供給部と、(4)前記第1の電源で駆動され、ヒータを計測するセンサと、(5)前記第1の電源で駆動される第1のADコンバータを備え、前記第1のADコンバータで変換された前記センサの出力値を基に、前記ヒータの監視を行う第1の制御部と、(6)前記第3の電源で駆動される第2のADコンバータを備え、前記第2のADコンバータで変換された前記センサの出力値を基に、前記ヒータの監視を行う第2の制御部とを有し、(7)前記第1の制御部は、前記センサによる計測要否に応じて、前記第2のADコンバータに供給される前記第3の電源として、前記第1の電源又は前記第2の電源の選択を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、各デバイスに供給する電源を同一電源とすることができない場合でも、精度良く定着温度の2重監視制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る画像形成装置の概略断面図である。
実施形態に係る画像形成装置の制御部(プリンタ制御CPU、電源制御CPU)を含む電源回路を概略的に示すブロック図である。
実施形態に係る制御部(プリンタ制御CPU、電源制御CPU)を含む電源回路の電源系統の概要を示すブロック図である。
実施形態に係るプリンタの特徴動作(電源シーケンス)を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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