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公開番号
2024135181
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045743
出願日
2023-03-22
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
13/00 20060101AFI20240927BHJP(車両一般)
要約
【課題】外観性能を向上させたタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤであって、タイヤの視認可能な外表面の少なくとも一部に装飾部5を有する。装飾部5は、基準面8と、基準面8から突出し、かつ、第1方向A1に並んだ複数の微小突起10の列9とを含む。複数の微小突起10のそれぞれは、突起軸方向12と、前記基準面8から最も離れた頂部14とを有する。複数の微小突起10は、第1方向A1で隣接する微小突起10の頂部14間の距離が列9内で変化するように、それぞれの突起軸方向12が互いに異なる向きに延びるものを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤであって、
前記タイヤの視認可能な外表面の少なくとも一部に装飾部を有し、
前記装飾部は、基準面と、前記基準面から突出し、かつ、第1方向に並んだ複数の微小突起の列とを含み、
前記複数の微小突起のそれぞれは、突起軸方向と、前記基準面から最も離れた頂部とを有し、
前記複数の微小突起は、前記第1方向で隣接する微小突起の前記頂部間の距離が前記列内で変化するように、それぞれの前記突起軸方向が互いに異なる向きに延びるものを含む、
タイヤ。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記装飾部の平面視において、前記第1方向は直線状に延びている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記装飾部の平面視において、前記第1方向は曲線状に延びている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記装飾部は、前記複数の微小突起の列を複数含み、
前記複数の列は、前記第1方向と直交する第2方向に並んでいる、請求項2又は3に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記複数の微小突起は、前記第1方向で隣接する微小突起の前記頂部間の距離が前記列内で連続的に変化する、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記基準面は、前記第1方向に沿った断面において波状のプロファイルを有する、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記波状のプロファイルの振幅量は、0.05~0.43mmである、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記波状のプロファイルは、前記第1方向に並んだ複数の底と、互いに隣接する2つの前記底の間の前記第1方向の距離である波長とを含み、
前記波長は、0.5~4.0mmである、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記複数の微小突起のそれぞれは、前記基準面の前記プロファイルの法線方向に突出している、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記複数の微小突起のそれぞれは、同じ高さを有している、請求項1又は2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、タイヤのサイドウォール部には、タイヤの内部構造材であるカーカスの継ぎ目や残留空気等により、バルジやデントと呼ばれる局部的な凹凸が現れやすい。これらの凹凸は、タイヤの性能には影響を及ぼさないものの、タイヤに、望ましくない外観を与える。
【0003】
上述の凹凸を目立たなくさせるために、タイヤの外表面の装飾部に複数の微小突起が配されたタイヤが種々提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-048108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年では、上述の凹凸をより目立ち難くし、タイヤの外観性能をさらに向上させることが望まれている。
【0006】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、外観性能を向上させたタイヤを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、タイヤであって、前記タイヤの視認可能な外表面の少なくとも一部に装飾部を有し、前記装飾部は、基準面と、前記基準面から突出し、かつ、第1方向に並んだ複数の微小突起の列とを含み、前記複数の微小突起のそれぞれは、突起軸方向と、前記基準面から最も離れた頂部とを有し、前記複数の微小突起は、前記第1方向で隣接する微小突起の前記頂部間の距離が前記列内で変化するように、それぞれの前記突起軸方向が互いに異なる向きに延びるものを含む、タイヤである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のタイヤは、上記の構成を採用することで、優れた外観性能を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態のタイヤのサイドウォール部の拡大図である。
図1の装飾部の拡大斜視図である。
図2の複数の微小突起が並んだ列の拡大側面図である。
図2の1つの微小突起の拡大斜視図である。
図2の1つの微小突起の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図1は、本実施形態のタイヤ1の正規状態におけるサイドウォール部3の拡大図である。正規状態とは、タイヤの使用目的に応じた標準的な使用状態であって車両に未装着かつ無負荷の状態を意味する。本明細書において、特に断りのない限り、各種の寸法は、正規状態のタイヤ1において測定されたものである。本実施形態のタイヤ1は、乗用車用の空気入りタイヤである。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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