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公開番号2024135013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045500
出願日2023-03-22
発明の名称コネクタユニット
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることを目的とする。
【解決手段】コネクタユニット8は、第1ハウジング20を有する第1コネクタ10と、第2ハウジング120と嵌合用レバー140とを含む第2コネクタ110とを備える。第1ハウジングは、内側嵌合周壁部24と、内側嵌合周壁部の外面に突設された突部26とを有し、第2ハウジング120は、内側嵌合周壁部に外嵌めされる外側嵌合周壁部124を有し、前側嵌合周壁部は、接続時に、突部の通過移動を許容するスリット125を有し、嵌合用レバーは第2ハウジングに対して回転移動可能に支持され、嵌合用レバーは、作動面144fを有し、作動面は、嵌合用レバーの回転移動により、突部を第2ハウジングに向けて移動させる面であり、第1ハウジングは、接続状態で、スリット125の少なくとも一部を外側から覆う覆い部27を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1端子と、前記第1端子を収容する第1ハウジングとを含む第1コネクタと、
第2端子と、前記第2端子を収容する第2ハウジングと、嵌合用レバーとを含む第2コネクタと、
を備え、
前記第1ハウジングは、内側嵌合周壁部と、前記内側嵌合周壁部の外面に突設された突部とを有し、
前記第2ハウジングは、前記内側嵌合周壁部に外嵌めされる外側嵌合周壁部を有し、
前記外側嵌合周壁部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記突部の通過移動を許容するスリットを有し、
前記嵌合用レバーは、前記第2ハウジングに対して待機位置と締込み位置との間で回転移動可能に支持され、
前記嵌合用レバーは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記スリットから突出する前記突部に接する作動面を有し、
前記作動面は、前記嵌合用レバーの前記待機位置から前記締込み位置への回転移動により、前記突部を前記第2ハウジングに向けて移動させる面であり、
前記第1ハウジングは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続状態で、前記スリットの少なくとも一部を外側から覆う覆い部を有する、コネクタユニット。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタユニットであって、
前記覆い部は、前記突部よりも前記第1ハウジングの基端側に位置しており、
前記第1ハウジングが前記第2ハウジングに挿入された状態で、前記突部が前記スリットの奥側に位置すると共に、前記嵌合用レバーが、前記スリットのうち奥側の部分を外側から覆い、さらに、前記覆い部が、前記スリットのうち前記嵌合用レバーよりも前記スリットの開口側の部分を覆う、コネクタユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタユニットであって、
前記嵌合用レバーと前記覆い部とが、前記スリットの外側で重なり合っている、コネクタユニット。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタユニットであって、
前記第1ハウジングは、前記スリットの延在方向に沿って延びる長尺突部を有し、
前記内側嵌合周壁部が前記外側嵌合周壁部内に挿入された状態で、前記長尺突部が前記スリット内に入り込む、コネクタユニット。
【請求項5】
請求項4に記載のコネクタユニットであって、
前記覆い部は、前記長尺突部から前記スリット外に突出しかつ前記外側嵌合周壁部の外面に沿って広がるように形成されている、コネクタユニット。
【請求項6】
請求項5に記載のコネクタユニットであって、
前記長尺突部の先端に前記突部が位置し、前記長尺突部の基端に前記覆い部が位置している、コネクタユニット。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタユニットであって、
前記第1コネクタは、前記内側嵌合周壁部の基端部から外側に突出する板部を有し、
前記覆い部は、前記板部から突出している、コネクタユニット。
【請求項8】
請求項7に記載のコネクタユニットであって、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続状態で、前記第2ハウジングの先端が、前記板部に対向する、コネクタユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、第1コネクタと第2コネクタとを備える防水コネクタ嵌合構造を開示している。特許文献1において、第1コネクタは、第2コネクタとのコネクタ嵌合のために負荷する力に梃を利用可能にした嵌合補助レバー部を有しており、第2コネクタは、嵌合補助レバー部の嵌合ガイド溝に嵌め込まれる嵌合ガイド突起を有している。嵌合ガイド突起が嵌合補助レバー部の嵌合ガイド溝に嵌ることによって、嵌合補助レバー部のレバー操作によって発生されたコネクタ嵌合のために必要な力が伝達される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術によると、嵌合ガイド突起は、第1コネクタに形成された嵌合ガイドスリットを通じて外側に突出する。ここにおいて、コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタユニットは、第1端子と、前記第1端子を収容する第1ハウジングとを含む第1コネクタと、第2端子と、前記第2端子を収容する第2ハウジングと、嵌合用レバーとを含む第2コネクタと、を備え、前記第1ハウジングは、内側嵌合周壁部と、前記内側嵌合周壁部の外面に突設された突部とを有し、前記第2ハウジングは、前記内側嵌合周壁部に外嵌めされる外側嵌合周壁部を有し、前記外側嵌合周壁部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記突部の通過移動を許容するスリットを有し、前記嵌合用レバーは、前記第2ハウジングに対して待機位置と締込み位置との間で回転移動可能に支持され、前記嵌合用レバーは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記スリットから突出する前記突部に接する作動面を有し、前記作動面は、前記嵌合用レバーの前記待機位置から前記締込み位置への回転移動により、前記突部を前記第2ハウジングに向けて移動させる面であり、前記第1ハウジングは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続状態で、前記スリットの少なくとも一部を外側から覆う覆い部を有する、コネクタユニットである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係るコネクタユニットを示す斜視図である。
図2はコネクタユニットを示す分解斜視図である。
図3は接続前のコネクタユニットを示す側面図である。
図4は接続完了状態のコネクタユニットを示す側面図である。
図5は覆い部及び嵌合用レバーとの対向部分を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタユニットは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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