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公開番号
2024134298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044527
出願日
2023-03-20
発明の名称
厨房排気システム
出願人
株式会社NTTファシリティーズ
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F24F
7/06 20060101AFI20240926BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】 フードの外部への蒸気の漏洩を抑制することを可能とする厨房排気システムを提供する。
【解決手段】 火源を含む厨房機器900の上方に配置されたフード部101と、フード部101から排気を吸込み外部へ送り出す送風部103と、厨房機器900の使用時に発生する蒸気であってフード部101に吸い込まれずにフード部101の外部に漏れる蒸気を検出する蒸気検出部104と、送風部103における送風量を制御する制御部105であって、蒸気検出部104により前記蒸気が検出されない送風量に制御する制御部105と、が設けられたことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
厨房機器の使用時における排気を制御する厨房排気システムであって、
火源を含む前記厨房機器の上方に配置されたフード部と、
前記フード部から排気を吸込み外部へ送り出す送風部と、
前記厨房機器の使用時に発生する蒸気であって前記フード部に吸い込まれずに前記フード部の外部に漏れる前記蒸気を検出する蒸気検出部と、
前記送風部における送風量を制御する制御部であって、前記蒸気検出部により前記蒸気が検出されない前記送風量に制御する前記制御部と、が設けられた厨房排気システム。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記フード部における排気が吸い込まれる開口には、開口率を変更可能とする開口変更部が更に設けられ、
前記制御部は、更に、前記送風量の制御に基づいて前記開口変更部を制御して前記開口率を変更することを特徴とする請求項1記載の厨房排気システム。
【請求項3】
前記厨房機器で使用されるエネルギ量を測定するエネルギ測定部が更に設けられ、
前記制御部は、更に、エネルギ測定部により測定されたエネルギ量に基づいて、前記送風量の下限値を算出し、前記送風量が前記下限値以上となるように前記送風部を制御することを特徴とする請求項1記載の厨房排気システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記送風部があらかじめ定められた第1送風量で送風している場合であって、前記蒸気検出部が前記蒸気を検出しないときには、前記送風部による送風量を時間の経過に伴い前記第1送風量から減少させる制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の厨房排気システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記送風部による送風量を時間の経過に伴い前記第1送風量から減少させる制御を行っている間に前記蒸気検出部が前記蒸気を検出した場合、前記送風部による送風量を、前記蒸気を検出する所定時間前の送風量に制御することを特徴とする請求項4記載の厨房排気システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、厨房排気システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
厨房やキッチンには、ガスコンロ、電磁調理器、および、フライヤー等の厨房機器により加熱調理された際に生じる蒸気を屋外に排気する厨房排気システムが設けられている。厨房排気システムには、蒸気を収集するフードが設けられている。
【0003】
加熱調理により発生した蒸気が厨房やキッチンに溜まることを抑制する厨房排気システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載された厨房排気システムには、フードの内部に温度検知器が設けられている。温度検知器に検出された温度に基づいて排気量を調整することにより、蒸気が厨房やキッチンに溜まることが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-074576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のように、フードの内部に温度検出器を設けた場合には、フードの外部に蒸気が漏洩した場合の対策ができず、臭気漏れや湿度上昇が発生するといった問題点があった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、フードの外部への蒸気の漏洩を抑制することを可能とする厨房排気システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の一態様に係る厨房排気システムは、厨房機器の使用時における排気を制御する厨房排気システムであって、火源を含む前記厨房機器の上方に配置されたフード部と、前記フード部から排気を吸込み外部へ送り出す送風部と、前記厨房機器の使用時に発生する蒸気であって前記フード部に吸い込まれずに前記フード部の外部に漏れる前記蒸気を検出する蒸気検出部と、前記送風部における送風量を制御する制御部であって、前記蒸気検出部により前記蒸気が検出されない前記送風量に制御する前記制御部と、が設けられたことを特徴とする。
【0008】
本発明の一態様に係る厨房換気によれば、フード部の外部に漏れた蒸気は蒸気検出部に検出される。蒸気の漏洩が検出された場合には、送風部の送風量が制御されてフード部の外部への蒸気の漏洩が抑制される。例えば、蒸気が検出されない量まで、送風部の送風量を増やす制御が行われ、フード部の外部への蒸気の漏洩を防止しやすくなる。
【0009】
上記発明の一態様においては、前記フード部における排気が吸い込まれる開口には、開口率を変更可能とする開口変更部が更に設けられ、前記制御部は、更に、前記送風量の制御に基づいて前記開口変更部を制御して前記開口率を変更することが好ましい。
【0010】
このように、開口変更部はフード部の開口率を変更することができる。開口率を変更することによって、フード部の開口周囲の風速を所定の値に保つことができ、蒸気の捕集率の低下を抑制することができる。例えば、送風部の送風量が減少した場合、開口率を小さくすることにより、フード部の開口周辺の風速の低下を抑制することができ、蒸気の捕集率の低下を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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