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公開番号2024134217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044414
出願日2023-03-20
発明の名称ボトルキャップ、採水ボトル及び採水方法
出願人栗田工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 41/28 20060101AFI20240926BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】超純水採水時の不純物汚染リスクを低減する。
【解決手段】本発明の実施形態に係るボトルキャップ10は、円形の平板部11及び平板部11の外周縁から垂下する周壁部12を有し、ボトル本体20の口部21に装着されるものである。このボトルキャップ10の周壁部12の内側には、ボトルキャップ10を口部21に装着した際に口部21の内側に挿入する挿入体30が取り付けられている。挿入体30は円柱状であり、高さ方向の一端部にフランジ部31が設けられており、挿入体30のフランジ部31側の端面が平板部11に接触する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
円形の平板部及び該平板部の外周縁から垂下する周壁部を有し、ボトル本体の口部に装着されるボトルキャップであって、
前記周壁部の内側に、前記ボトルキャップを前記口部に装着した際に該口部の内側に挿入される挿入体が取り付けられていることを特徴とするボトルキャップ。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記挿入体は円柱状であり、高さ方向の一端部にフランジ部が設けられており、
前記挿入体の前記フランジ部側の端面が前記平板部に接触する、請求項1に記載のボトルキャップ。
【請求項3】
前記挿入体の高さは、前記周壁部の高さより低い、請求項1又は2に記載のボトルキャップ。
【請求項4】
ボトル本体と、
前記ボトル本体の口部に装着される請求項1に記載のボトルキャップと、
を備える採水ボトル。
【請求項5】
請求項4に記載の採水ボトルを用いる採水方法であって、
超純水製造装置に接続されたサンプリングラインから採水した超純水を使用して、前記ボトル本体及び前記ボトルキャップを洗浄する工程と、
前記ボトルキャップを水切りし、前記超純水をオーバーフローさせた前記ボトル本体の口部の内側に前記挿入体を挿入しながら、該口部に該ボトルキャップを装着する工程と、
を備える採水方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、不純物オフライン分析用に採水した超純水の汚染を防止するボトルキャップ、採水ボトル及び採水方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、半導体洗浄用水として用いられている超純水の不純物オフライン分析では、工場内の超純水製造装置の末端ラインより、不純物を排除した非常に清浄な環境を持つクリーンサンプリングブース(CSB)へサンプリングラインを引き、ボトルへ採水し、CSB内で完全密閉した後、輸送・保管し、分析用クリーンルームへ運ばれていた。
【0003】
超純水は、サンプリングチューブを採水ボトルに差し、30~60分程度、オーバーフローさせた後、採水する。また、オーバーフローさせた超純水を裏返したボトルキャップに流し、採水ボトルと同様にオーバーフローさせる。十分にオーバーフローさせた後、ボトルキャップの水をよく切り、サンプリングチューブをボトルから引き抜き、素早くキャップを装着し、超純水(分析試料)を密閉する。しかし、キャップに残るわずかな空気がボトル内に混入し、汚染の要因となることがあった。
【0004】
上述した採水の一連の操作は、清浄な環境内で行われるが、人の手で操作されるため、人、手袋、その他要因が重なり、採水工程における汚染リスクが最も高いと考えられている。汚染リスクは採水経験の少ない作業者ほど高くなり、特に海外では、採水操作の精度が低下し、汚染リスクが高まるおそれがあった。
【0005】
また、海外では、採水後のボトルの輸送、保管期間が長く、採水汚染の出戻り分析による水質判断の遅れは、工場の安定稼働を妨げ、大きなコスト損失をもたらす。
【0006】
従って、採水時にキャップをボトル口に装着させる操作は、作業者の採水技術に依らず、汚染リスクを低減できるものであることが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平4-301633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記従来の実状を鑑みてなされたものであり、超純水採水時の不純物汚染リスクを低減するボトルキャップ、採水ボトル及び採水方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
[1] 円形の平板部及び該平板部の外周縁から垂下する周壁部を有し、ボトル本体の口部に装着されるボトルキャップであって、
前記周壁部の内側に、前記ボトルキャップを前記口部に装着した際に該口部の内側に挿入される挿入体が取り付けられていることを特徴とするボトルキャップ。
【0010】
[2] 前記挿入体は円柱状であり、高さ方向の一端部にフランジ部が設けられており、
前記挿入体の前記フランジ部側の端面が前記平板部に接触する、[1]に記載のボトルキャップ。
(【0011】以降は省略されています)

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