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公開番号
2024133852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043847
出願日
2023-03-20
発明の名称
X線検査装置
出願人
株式会社イシダ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
23/18 20180101AFI20240926BHJP(測定;試験)
要約
【課題】1つのセンサ部のみで一対の搬送ユニットの装着を判定できるX線検査装置を提供する。
【解決手段】X線検査装置1は、搬送部5と、X線照射部6と、X線検出部7と、X線検出部7を収容する筐体9の下部9cと、X線検出部7の検出結果に基づき物品Gの検査を行う制御部10と、搬送部5の装着を判定する判定ユニット15と、を備える。搬送部5は、X線照射部6からX線検出部7に至るX線を通過させる通過領域Xを挟んで並設された第1及び第2の搬送ユニット20,30を有する。判定ユニット15は、第1の搬送ユニット20に取り付けられた支持台62と、第2の搬送ユニット30に揺動可能に取り付けられた揺動部材74と、支持台62に揺動部材74が接触した状態で揺動部材74が所定位置に存在するか否かを検知する磁気近接スイッチ80と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送される前記物品に電磁波を照射する照射部と、
前記照射部から照射され前記物品を透過した前記電磁波を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づき前記物品の検査を行う検査部と、
前記搬送部の装着を判定する判定ユニットと、を備え、
前記搬送部は、前記照射部から前記検出部に至る前記電磁波を通過させる通過領域を挟んで並設された第1及び第2の搬送ユニットを有し、
前記判定ユニットは、
前記第1の搬送ユニットに取り付けられた支持部と、
前記第2の搬送ユニットに揺動可能に取り付けられ、前記第1及び第2の搬送ユニットが装着されたときに前記支持部に少なくとも一部が接触する揺動部材と、
前記支持部に前記揺動部材が接触した状態で前記揺動部材が所定位置に存在するか否かを検知するセンサ部と、を有する、X線検査装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記揺動部材はマグネットを含み、
前記センサ部は前記マグネットが所定位置に存在するか否かを検知する磁気近接スイッチである、請求項1に記載のX線検査装置。
【請求項3】
前記支持部及び前記揺動部材は、前記第1及び第2の搬送ユニットの搬送面と、当該搬送面の側方において上下方向に延在する筐体の側壁との間に配置され、
前記センサ部は前記側壁の内面側に配置される、請求項1又は2に記載のX線検査装置。
【請求項4】
前記第2の搬送ユニットには、前記揺動部材の揺動範囲を規制する規制機構が設けられている、請求項1又は2に記載のX線検査装置。
【請求項5】
前記検査部は、前記判定部が前記第1及び第2の搬送ユニットの装着を判定しない場合、前記電磁波の照射を停止する、請求項1又は2に記載のX線検査装置。
【請求項6】
前記検査部は、前記判定部が前記第1及び第2の搬送ユニットの装着を判定しない場合、異常である旨を報知する、請求項1又は2に記載のX線検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、X線検査装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載されるように、X線通過領域を挟んで並設された一対の搬送ユニットを有するX線検査装置が知られている。この装置では、X線照射部が一対の搬送ユニットの一方(上方)に設けられ、X線検出部が一対の搬送ユニットの他方(下方)に設けられている。X線照射部から照射されたX線が、物品を透過し、X線通過領域を通過してX線検出部に入射する。X線は、光に変換され、さらに電気信号に変換されて、制御部においてX線透過画像が生成される。両方の搬送ユニットには、X線通過領域の端部においてX線を遮蔽するX線遮蔽部材が設けられている。この構成により、X線透過画像に基づいて、一対の搬送ユニットのそれぞれが装着されているか否かを判定可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-155561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来の装置では、一対の搬送ユニットのそれぞれが装着されているか否かを判定できる。この構成とは異なり、インターロックスイッチを設けるといった別の構成も考えられる。ところが一対の搬送ユニットのそれぞれについて装着されているか否かを判定するためには、2つのインターロックスイッチが必要になる。これはコスト面でもコンパクト性(省スペース)の面でも不利である。
【0005】
本発明は、1つのセンサ部のみで一対の搬送ユニットの装着を判定できるX線検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様に係るX線検査装置は、物品を搬送する搬送部と、搬送部により搬送される物品に電磁波を照射する照射部と、照射部から照射され物品を透過した電磁波を検出する検出部と、検出部の検出結果に基づき物品の検査を行う検査部と、搬送部の装着を判定する判定ユニットと、を備える。搬送部は、照射部から検出部に至る電磁波を通過させる通過領域を挟んで並設された第1及び第2の搬送ユニットを有する。判定ユニットは、第1の搬送ユニットに取り付けられた支持部と、第2の搬送ユニットに揺動可能に取り付けられ、第1及び第2の搬送ユニットが装着されたときに支持部に少なくとも一部が接触する揺動部材と、支持部に揺動部材が接触した状態で揺動部材が所定位置に存在するか否かを検知するセンサ部と、を有する。
【0007】
このX線検査装置によれば、第1の搬送ユニットが装着され、さらに第2の搬送ユニットが装着されたときに、支持部に揺動部材の少なくとも一部が接触する。そしてこの状態(条件)が成立したときにのみ、センサ部が、揺動部材が所定位置に存在することを検知する。よって、1つのセンサ部のみで一対の搬送ユニットの装着を判定できる。
【0008】
(2)上記(1)に係るX線検査装置では、揺動部材はマグネットを含み、センサ部はマグネットが所定位置に存在するか否かを検知する磁気近接スイッチであってもよい。この場合、非接触で揺動部材の位置を検出できるため、センサ部の構成が簡易になり、またレイアウト上の自由度も高い。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)に係るX線検査装置では、支持部及び揺動部材は、第1及び第2の搬送ユニットの搬送面と、当該搬送面の側方において上下方向に延在する筐体の側壁との間に配置され、センサ部は側壁の内面側に配置されてもよい。この場合、センサ部が筐体の内部に配置されるので、搬送面のエリアを広く確保することができる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか1つに係るX線検査装置では、第2の搬送ユニットには、揺動部材の揺動範囲を規制する規制機構が設けられていてもよい。この場合、第2の搬送ユニットを装着する際に、揺動部材を適切かつ確実に支持部に接触させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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